今回のアップデートで、オーバーサンプリングに『プレシジョン』モードが追加されました。
SONYは、オーバーサンプリング処理時に、直接最大8倍の演算を行うのですが、
この精度を高める新しいアルゴリズムを採用したとの事です。
この技術は、SONYの最上位セパレートCDプレーヤー『R10』で採用された技術です。
8倍オーバーサンプリングは通常、元の信号を2倍した後、更に2倍、2倍と処理していたものを、
一気に8倍処理して、変換誤差を極小にする事を目的に開発された技術です。
それ以上に注目の新しい機能が、
USBメモリーに収録されたファイルを直接再生するモード。
背面のUSB端子にメモリーを差し込むと・・・、
こんな画面表示が・・・。『はい』を選んでエンターを押すと、
こんな警告画面が出て、『OK』を選ぶとスキャン開始。
で、スキャンが完了。
本体でも確認できるのですが、
こちらも、同日アップデートが開始された『Remote App』の画面で見ると、
USBメモリーは、外付けHDDとして認識されています。
こちら(下段の『HAP_External』)を選択すると、
この様に、USBメモリーの中が検索できます。
選んで再生。
USBメモリー内のハイレゾファイルも問題なく再生できました。
(再生画面では192kHz/24bitのWAV.ファイルを再生中です)
再生終了後はHOMEメニューの設定の中にある『HDD設定』を選んで、
最下段の『外付けHDDを安全に取り外す』を選んでから、USBメモリーを抜いてください。
高音質ファイルを販売しているレーベルの中には、
USBメモリーで供給している所もありますし、
自分で録音したファイルをちょっと聞いてみたい・・・なんて時には便利な機能ですね。
お店としては、デモ用にもうれしい機能です。
SONY『HAP-Z1ES』の過去のブログはこちら↓
『radiko.jp』対応アップデート。
取り込んだファイルが文字化け!!そんなときの対応方法はこちら。
初めての機能追加アップデート。DSDリマスティングのON/OFF機能搭載。
この様に、『HAP-Z1ES』はどんどん進化しています。
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