D&M本社の試聴室に、 B&W800シリーズの視聴に伺わせていただきました。 視聴させていただいたのは805D3(前モデル)、805D4、 804D4、802D4、801D4(試聴させていただいた順番 です)の5モデル。素晴らしかったです。 贅沢な時間を過ごさせていただきました。 試聴室に入ると、初めに聴かせていただいた805D3 がすでにセッティングされていました。淡い鶯色の 調音パネルが配された空間で、改めて当店の担当の 「ウチの試聴室の音は最高ですよ」 の言葉が思い出されました。 プロダクツの説明はシニアサウンドマスターの 澤田龍一さんが内部の構造の変更や材質について 、カタログでは知り得ない部分についてもお話し くださいました。801D4からエンクロージャー上 に配されたアルミの単体トップカバーも滅多に お目にかかれないし、特にスピーカー内部に格納 されたネットワークボードのコンデンサーの グラマラスな姿には萌えでした（笑）。 ちなみに 澤田さんの肩書は最近シニア…マネージャーから …マスターに変わられたそうです。 視聴CDは井筒香奈江の“Another Answer” 。 UHQCDの超高音質盤。 バッキングのギターのコードワークで指に弦の 擦れる音が生々しく鳥肌が立ちました。この辺りが オーディオマニアにありがちな浅ましいというか なんというか、音楽自体を聴けよ！という感じです ね 汗。 さて、上に書かせていただいた通り805D3、から フラッグシップの801D4へと比較試聴をさせていた だいたのですが、前モデルである805D3ですでに 「もう、コレでいいじゃーん！」 というサウンドを聴かせてくれましたが、ニュー モデルの805D4に変わるとヴォーカル、ギターに 被さって出てくるドラムのリムショットが空間的に 高さが出て来て…804、802、801D4とまさに 「上には上があるんだな…」 と感心するばかり。 新しい800シリーズのサウンドはどのグレードも 「ザ・モニター」という感じで楽器の音色、質感 からヴォーカルのリップの感じやサ行の録音の 感じまで、まさにこれからスタジオで活躍して 行くスピーカーシステムと見ました。 すでにロンドンのアビーロード・スタジオの第1 スタジオには801D4、第2、第3スタジオには 802D4が近々入るそうです。 「世界のリファレンス」 の冠は揺るがず！ですね。 ちなみにここのところフラッグシップは800D… だったのが、今回は801Dになりました。 「B&W801」というナンバーには1979年当時 「80年台でNo1のスピーカーを！」 という思いが込められていて欠番にするにはあまり にも…というストーリーがあるそうです。 返信転送