今回は、
FOSTEXのエントリーライン『GXシリーズ』の大型モデルで、
StereoSound2012グランプリ受賞のGX250MGと、
来月、5月末発売開始の、FOSTEXブランド40周年記念モデルGX100Limitedを、
人気のUSB-DAC、HP-A8を使用して鳴らします。
※FOSTEX GX250MG
GX250MGは、ツィーターのみならず、
ミッドレンジの13cmユニットにも純マグネシウム振動板を採用。
更なる進化を遂げ、フロアー型モデルの中でも、高評価を得ています。
そして、GX100Limitedはついに、ウーハーに純マグネシウム振動板を採用。
上位Gシリーズに組み入れて、『G1000』と呼びたい内容となっています。
※FOSTEX GX100Limited
Limitedのエンクロージャーが、GX100の発展型になった理由とか、
実は、G1300MGのウーハーよりも手間暇がかかる10cm振動板の大変さ、等々、
製品開発秘話など、普段なかなか聞けないお話も盛り沢山です。
GX100Limitedは、ブログでも書かせていただきましたが、
先月末にデモ機を聴くチャンスがありました。
当初はプリメインアンプで聞かせていただいていたのですが、
『まだまだ余裕~♪』という雰囲気がスピーカーから感じられたので、
試聴室に持ち込み、Accuphaseの40周年記念モデル、
C3800&A200という、価格、クラスを無視した組み合わせで試聴してみました。
その音は、まさに『サイズとクラスを超えた本格派』。
ボーカルの細かなニュアンスや、息遣いが本当にリアル。
ホールの響きは、スピーカーのはるかに外側まで広がっていきます。
小型スピーカーの世界では、時々そのプライスタグを無視して、
どこまでいけるか試してみたくなる製品があります。
『いじめたくなる』なんて表現をする方もいますが、
まさにGX100Limitedは、まさに『いじめたくなるスピーカー』です。
ニアフィールド再生にこだわり、その限界を超えたいとお考えであれば、
是非一度聞いていただきたいスピーカーです。
もちろん、サイズからは想像できないパワーハンドリングも魅力ですから、
広めの空間で、壁から離したフリースタンディング設置で、
小型スピーカーの利点である点音源を生かし、
広大な空間表現を楽しんでも良いでしょう。
現在、世界最高峰のユニットを制作する技術を持ち、
世界のスピーカー産業を支える実力派メーカーの放つ、
歴史に残るであろう小型スピーカーを、ぜひ発売前のこの機会にお聞きください。
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