驚異的な高解像度サウンドを実現した『SHIELDIO UA1』の上位モデルが登場します。
長距離伝送に関して多くの技術を有するAIM電子は、
USBケーブルでも構造面やシールド素材等に、大変進んだ技術を採用しています。
では、AIM電子のUSBケーブルの歴史を見ていきましょう。
まずは、ベーシックモデルである『SHIELDIO UAC』で、
同社のHDMIケーブルでも採用されている、フラットケーブルを他社に先駆けて採用。
USBケーブルは、信号ラインと、電源ラインという、
2つのケーブルが一緒になっているという特徴があります。
その様な複雑な構造の為、通常の円形のケーブルは各ケーブルの位置が、
曲がったりする事で一定にならないという問題があります。
そこで、信号ラインと電源ラインが平行に配置されたフラットケーブルを採用する事で、
屈折状況にかかわらず、内部のケーブルの位置関係を変わりづらくしたのです。
理想的な構造をまずは採用する事で、伝送特性の変化が少ないケーブルを提案しました。
そして、その発展型として、
更なるシールド特性の向上を果たした『SHIELDIO UA1』が登場しました。
『UA1』で採用されたシールド材の『パルシャットMU』は、厚さが0.05mmと薄く、
凹凸面への貼り付けにも対応した柔軟性を持っています。
そして極めて広帯域(MHz~GHz帯域まで)の電磁波遮断性能も持っています。
『SHIELDIO UA1』の紹介はこちら↓
http://nojima-audiosquare.blogspot.jp/2013/11/aimusb-ua1.html
『パルシャットMU』のノイズ除去能力が、こちらから確認できます。
旭化成せんい株式会社内のページ↓
http://www.asahi-kasei.co.jp/fibers/pulshut/pulshutmu.html
日本音響研究所での測定結果等が紹介されています。
『パルシャットMU』を採用することで、バックグラウンドのノイズを大幅に抑えることに成功。
クラスを超え、他社の高価格帯USBケーブルを震え上がらせる高解像度ケーブルとなりました。
AIM電子は、この2つのモデルで構造面での理想形ともいえる製品を実現しました。
そして今回、残された課題である導体をグレードアップ。
『UAC』『UA1』では、銀コートOFCを採用していましたが、
今回の『UA3』では純銀導体を採用しました。
しかも『単線』です。
発売は年明け、2015年1月からですが、
発売に先がけ『UA3』を試聴させて頂く機会を頂きました。
※AIM電子 SHIELDIO UA3 USBケーブル
『UA1』の高解像度サウンドをベースに、残響感が大幅にアップ。
空間の広がりとディテールの美しさが魅力です。
今出た音と、前の音の残響の分離もよく、1つ1つの音のディテールを浮かび上がらせます。
さらに、低域の力強さ、量感もアップ。圧倒的な情報量を感じます。
空間の広がりと、ディテールは純銀導体の魅力で、
力強さは『単線』を使用した事から生まれている様です。
『UA1』を聴かせて頂いたとき、『もしも、この上を目指すなら・・・』と、
担当者の方と話をさせて頂いたイメージを超える製品となっています。
AIM電子 SHIELDIO UA3シリーズ USBA→Bケーブル
ケーブルサイズ : 8.0mm*4.5mm(フラット形状)
導体数 : ツイステッドペア*2(4本)
導体サイズ : 信号ライン/AWG25、電源ライン/AWG20
導体素材 : 信号ライン/純銀単線、電源ライン/無酸素銅
ケーブルシース : 各対パルシャットMUシース
ケーブルシールド : 各対高性能アルミシールド+高密度同編組シールド構造
コネクターシールド : 全方向カッパーシェル & 銅箔シールド構造
コネクタ端子 : 金メッキ
価格
UA3-R005/0.5m : 36,000円(税別)
UA3-R010/1m : 44,000円(税別)
UA3-R015/1.5m : 52,000円(税別)
UA3-R020/2m : 60,000円(税別)
UA3-R030/3m : 76,000円(税別)
2015年1月発売予定
1mの定価が44,000円(税別)と、確かに高価なケーブルですが、
その中身を考えると、コストパフォーマンスはかなり良いケーブルと言えます。
高性能USBケーブルの決定版といえるケーブルです。
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