ブログでも速報をお伝えしていた、
YAMAHAの125周年記念モデル『A-S3000&CD-S3000』の、
日本国内の発売が、正式に発表されました。
予約は、8月1日より。
出荷は9月中旬からとなっています。
プリメインアンプ A-S3000 定価493,500円(税込)
SACDプレーヤー CD-S3000 定価451,500円(税込)
どちらも日本国内の販売は、シルバー色のみとなります。
発表前に試聴させていただいたのですが、
音はもちろんの事、その仕上の美しさには、思わずため息が・・・。
A-S3000の、厚みのあるメーター部のガラスは、上面がカットされており、
ガラス特有の緑がかった断面に高級感が漂います。
メーターの色や、オフにするときのランプ消え方に至るまで、
すみずみまで、手が入っている、素晴らしい完成度でした。
その結果、ランプのオン・オフでの音の違いが、
今までの製品に比べよりしっかりと現れます。
ランプがついた状態でも、音質的には十二分に満足ですから、
個人的には、点けたままで使用したいです。
(そのぐらい、ランプが点いた佇まいがきれいなので・・・)
音は良い意味であっさり目。
B&W 802クラスのウーハーを、力づくではなく、しっかりとドライブ。
あくまでも自然体な音で好感がもてます。
CD-S3000は事前情報どおり、
USB入力での、DSD5.8MHzネイティブ再生への対応を果たしました。
(foober2000にて動作確認済み)
そんな中で、面白い機能が1つ。
内部クロックを使用して、ドライブからのデータ及び、外部入力のデジタル信号を、
PLL回路でジッターリダクションを行なっているのですが、
このPLL回路でのリダクションレベルをコントロールする機能がついているのです。
本来は、外部入力のデジタル信号の精度が悪い場合に、
リダクションを行なって、正確なD/A変換に使用する物なのですが、
これを切り替えると、音質がかなり変わります。
リダクションレベルが少ないと(LOWEST)、
透明感にあふれ、空間の見通しが格段に良くなります。
レベルを上げていくと、ふくよかさが加わり、ゆったりと音楽に浸れます。
基本的には、MIDIUMレベルまでが、オーディオレベル。
それ以上は、万が一の緊急避難用と思っておいた方がいいと思います。
詳しいスペック(欧州仕様ですが)は、こちらのブログを。
http://nojima-audiosquare.blogspot.jp/2013/06/yamaha125s3000a-s3000.html
ミドルクラスに風穴を開けるか?
YAMAHA渾身の力作登場まで、2ヶ月です。
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