オーディオスクエアは、ノジマの高級オーディオショップです。 神奈川県に3店、千葉県に1店の計4店舗を展開中。 各店には、首都圏最大級の試聴ルームを完備しています。

2017年10月19日木曜日

marantzから11月に、定番『8000 Series』から新製品2モデル、ネットワークCDプレーヤー『ND8006』とプリメインアンプ『PM8006』が登場します。

marantzから11月下旬に、新しい『8000 Series』2モデルが登場します。

まずはmarantzとしては初めてのジャンルとなる、
CDドライブを搭載したネットワークプレーヤー『ND8006』。


※marantz ND8006 ネットワークCDプレーヤー NEW

『ND8006』は、
CD、ネットワークオーディオ/USB-A(DSD系・5.6MHz、PCM系192kHz/24bit)、
USB-DAC(DSD系・11.2MHz、PCM系・384kHz/32bit)、
インターネットラジオ、AirPlay、Bluetoothに加え、
Amazon Prime Music、AWA、Spotify、Sound Cloud等の、
ストリーミングサービスにも対応しています。
※Amazon Prime Music、AWA、Spotifyに関しては有料プランのアカウントが必要になります。

DENONとmarantzが展開する『HEOSテクノロジー』も搭載されており、
同一ネットワーク内に接続された他のHEOS対応デバイスに、
『ND8006』で再生中の音楽を配信する事も可能です。
将来的には『ND8006』で再生しているCDの音声を、HEOSデバイスに配信する機能も、
ファームウェアのアップデートで対応される予定です。

Wi-Fi接続に関しては、2.4GHz、5GHzのデュアルバンドに対応するとともに、
複数のアンテナを使用してデータ送信を行う、
MIMO(マイモ/multiple-input and mulitple-output)にも対応しました。
これにより、今まで以上にハイレゾ音源も安定して再生できるようになりました。


PCやネットワーク機器から流入する高周波ノイズや、
『ND8006』のデジタル回路から発生する高周波ノイズの影響を排除する為、
磁気データ転送素子による高速デジタルアイソレーターを12素子、18回路使用した、
独自の『デジタル・アイソレーション・システム』を搭載しています。


※marantz ND8006 背面

搭載されるD/Aコンバーターは、今回からESS社製『ES9016KM2』に変更になりました。
『ES9016KM2』は電流出力を取り出せるため、I/V変換回路とポストフィルターに、
マランツ独自の『HDAM』と『HDAM-SA2』を使用したディスクリート回路を採用しました。
D/Aコンバーターの前段にあたるデジタルフィルターには、
マランツ独自のアルゴリズムによる『Marantz Musical Digital Filtering(MMDF)』を採用。
最上位モデル『SA-10』のディスクリートDAC『MMM-Stream』にも採用されている、
2種類のフィルターを好みに合わせて選択できます。
また、D/Aコンバーターのロックレンジを、
ワイド、ミディアム、ナローの3段階で切替る機能も搭載しました。
ロックレンジの設定を狭める事で、より明瞭な音質にする事ができます。
※設定を狭めすぎると、入力信号によっては音切れ等が起こる事がありますのでご注意ください。

D/Aコンバーター以降のアナログ回路は、
もちろん『HDAM』『HDAM-SA2』を採用したフルディスクリート回路を搭載。
左右チャンネル間のクロストークやレベル差を抑える為、
これらの回路は左右シンメトリーに、等長、平行配置が徹底されています。

今回は通常のアナログ出力端子(FIXED)に加え、
音量調整可能な出力端子(VARIABLE)も搭載されています。

もちろんmarantzのネットワークプレーヤーの魅力でもある、
視認性の高い3行表示の有機ELディスプレイと、
本体のクロスキーによる基本操作も継承されています。

ESS社のD/Aコンバーターを採用した『HD-AMP1』の、
よりクリアーなサウンドが期待できるとなると、かなり魅力的な製品ではないでしょうか。



同時に発表されたのが、プリメインアンプの『PM8006』。

 
※marantz PM8006 プリメインアンプ NEW

最大のトピックスは、ボリューム回路の変更。
機械式のボリュームから、新開発のデジタル制御ボリューム回路となりました。
機械式ボリュームでは構造上避けられないチャンネル間のクロストークや、
音量差(ギャングエラー)が発生しないとともに、可変抵抗を使用していないので、
ボリュームパーツの経年変化に伴う音質の変化を抑える事ができ、
長期にわたり安定した再生が望めます。
また『PM8006』では、アナログボリュームと同様の感触で使用する事ができます。

電源部は『PM8005』を継承。
大型のトロイダル型トランスと18,000μF*2個のパワーアンプ用電源と、強力なダイオード、
大容量タイプのパワートランジスタ(LAPT)の採用等で、
上位グレードに匹敵する45Aを超える瞬時電流供給能力を持ちます。

フォノイコライザーも新規開発。
マランツ独自の、NF-CR型フォノイコライザー『Marantz Musical Phono EQ』を搭載。
上位モデル同様のコンスタント・カレントフィードバック回路を採用し、
2ステージアンプ構成の前段にJ-FET入力を採用し、
カップリングコンデンサーを排除しています。


※marantz PM8006 背面

スピーカー端子はマランツのオリジナル。
前作『PM8005』で採用された『SPKT-1』のメッキを、ニッケル下地+金メッキの2層から、
厚手の1層ニッケルメッキに変更した『SPKT-1+』を採用。
メッキ層の境目で生まれる歪みを低減しています。

『PM8005』の、今までにない力強いサウンドに、
新しいボリュームシステムによる、更なる空間表現が加わるとなると、
こちらも期待したくなる製品です。


ともに発売は、来月11月下旬からとなります。


marantz
ND8006 USB-DAC機能搭載ネットワークCDプレーヤー NEW
定価130,000円(税別) 11月下旬発売開始

再生可能ディスク : CD、CD-R/RW、MP3&WMAデータディスク(CD-R/RW)
デジタル入力
 ・USB-B端子*1系統
  ・PCM系・最大384kHz/32bit
  ・DCD系・最大11.2MHz
 ・同軸(RCA端子)*1系統、光*2系統
  ・PCM系・最大192kHz/24bit
デジタル出力 : 同軸、光*各1系統
ネットワークプレーヤー機能
 ・無線LAN : MIMO対応2.4/5GHzデュアルバンド対応Wi-Fi
 ・対応フォーマット
  ・PCM系 : FLAC、WAV、ALAC等・最大192kHz/24bit
  ・DSD系 : DSF、DFF・最大5.6MHz
  ・USB-A端子 : 対応フォーマット等はネットワークプレーヤー機能に準ずる
その他 : HEOS、Bluetooth、AirPlay対応
アナログ出力
 ・固定出力 : RCA端子*1系統(2.2V RMS)
 ・可変出力 : RCA端子*1系統(4.5V RMS/最大出力)
 ・ヘッドフォン端子 : ステレオ標準ジャック、30mW/32Ω
サイズ
 ・W440mm*H106mm*D339mm
 ・W440mm*D165mm*D369mm(Wi-Fi用ロッドアンテナを立てた場合)
重量 : 7.2kg


PM8006 プリメインアンプ NEW
定価130,000円(税別) 11月下旬発売開始

定格出力 : 70w+70w(8Ω)/100w+100w(4Ω)
入力端子
 ・RCA入力*5系統
 ・PHONO(MM)入力*1系統
 ・パワーアンプダイレクト*1系統 : 入力感度1.6V/入力インピーダンス15kΩ
出力端子
 ・録音用RCA出力*1系統
 ・プリアウト(RCA端子)*系統
トーンコントロール
 ・BASS : 50Hz ±10dB
 ・MID : 900Hz ±6dB
 ・TREBLE : 15kHz ±10dB
サイズ : W440mm*H128mm*D379mm
重量 : 12kg


本日よりご注文受付を開始しました。
オーディオスクェア藤沢店 TEL 0466-31-0603


『ND8006』と『PM8006』の展示を開始しました。
https://nojima-audiosquare.blogspot.jp/2017/11/marantzcdnd8006pm8006.html




▽△

0 件のコメント:

コメントを投稿

Accuphase・オーディオスクエア全店取扱いしています

Accuphase・オーディオスクエア全店取扱いしています
ノジマ・オーディオスクエアは、Accuphase製品、神奈川県No.1の正規取扱い法人です。メンテナンスも含めご相談お待ちしています。