今回は、前回お聴き頂いたトールボーイ型の『MB-2.5』に加え、
ブックシェルフ型の『MB-1』もご用意する事が出来ました。
※SCANSONIC MB-1 ブックシェルフ型スピーカー (左)
MB-2.5 トールボーイ型スピーカー (右)
SCANSONICは、デンマークを代表する高性能ユニットメーカー、
SCANSPEAK(スキャンスピーク)をルーツに持つメーカーです。
SCANSONICの所属するグループには、
小型、高密度、高性能スピーカーとして高い評価をえている、
Raidho Acoustics(ライドー・アコースティックス)も所属しています。
※Raidho Acousticsの輸入は2014年以降途絶えていましたが、
この度SCANSONICの輸入元であるキナーラにより再開される事になりました。
今回はご用意できませんでしたが、近いうちにお聞かせできる予定となっています。
そして『MB-1』、『MB-2.5』を含む『MB Series』は、
Raidho Acousticsのチーフデザイナー、Michael Borresen氏により設計されました。
『Raidhoのサウンドを、より多くの音楽愛好家に満喫してほしい』
というコンセプトにより開発されたのが『MB Series』です。
実際に発売の1年程前にプロトタイプが発表された時、
このモデルの背後のフラッグには、Raidho Acousticsの文字が書かれていました。
最終的に『MB Series』は、
SCANSONICの高級機ライン・HD Seriesの最新モデル群として、
比較的お求めやすい価格で発売される事になりました。
当初はブックシェルフ型1モデルと、トールボーイ型2モデルの3モデルからスタート。
現在では2.5ウェイ・7ユニットのトップモデル『MB-6』を含む2モデルが追加され、
合計5モデルのラインナップとなっています。
シリーズの名前の由来になっているのが『MBリボンツィーター』。
高い絶縁特性を持つカプトン素材と、アルミニウムで構成された、
厚さ20ミクロン、重量0.03グラムと言う、大変軽い振動板が採用されています。
※MBツィーターと115mmカーボンコーンMid・Bassユニット
ウーハーはカーボンファイバーを使用。
軽量のツィーターに合わせる為に、軽量で剛性の高いカーボンを採用する事で、
低歪みのロングストローク・ウーハーを実現しています。
このウーハーはかなり強力で、115mm径とは思えないパワフルな低域を実現しています。
エンクロージャーは、後方に向かってカーブを描いています。
※MB-1のエンクロージャーを上面より
エンクロージャーの剛性を上げる為に、カーボン材をトップパネルや、
トールボーイ型のフロントバッフル下部に貼り合わせています。
共にサイズ以上のエネルギー感があり、線の太い実在感があるサウンドです。
『MB-2.5』は低域の量感も多いので、一般家庭であれば付属するスポンジを使用して、
底面にあるバスレフポートを塞いだ方が、より良いバランスになりそうです。
9月2日(日)までの期間限定でお聴き頂けます。
SCANSONIC
MB-1 ブックシェルフ型スピーカー
定価300,000円(ペア/税別)
形式 : 2ウェイ・バスレフ型
搭載ユニット
・ツィーター : カプトン/アルミニウム・サンドイッチ・リボンツィーター*1基
・ウーハー : 115mm径カーボン・コーン*1基
周波数特性 : 50Hz~40kHz
クロスオーバー周波数 : 3.5kHz
インピーダンス : 6Ω
サイズ : W178mm*H312mm*D286mm
重量 : 6.1kg
MB-2.5 トールボーイ型スピーカー
定価500,000円(ペア/税別)
形式 : 2.5ウェイ・バスレフ型
搭載ユニット
・ツィーター : カプトン/アルミニウム・サンドイッチ・リボンツィーター*1基
・ウーハー : 115mm径カーボン・コーン*2基
周波数特性 : 40Hz~40kHz
クロスオーバー周波数 : 250Hz、3.5kHz
インピーダンス : 4Ω
サイズ : W178mm*H998mm*D286mm
重量 : 15.6kg
オプション
MB-1用スタンド
Black : 定価90,000円(ペア/税別)
White : 定価100,000円(ペア/税別) 今回MB-1に取り付けられているスタンドです
Twin Stand : 定価120,000円(ペア/税別)
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