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アキュフェーズE-800の展示機導入!

アキュフェーズ50周年記念モデル、 超弩級の純A級動作プリメインアンプE-800の 展示機をついに導入しました! アキュフェーズ主催の試聴会も大盛況で、 皆さま熱心に聴いて頂くことができましたが、 今後は試聴室にて、 じっくりとご試聴いただくことができます。 お客...

2017年8月21日月曜日

『マランツの歴史』第2弾、アンプ編を9月16日(土)に開催します。最新プリメインアンプ『PM-10』による、コンプリート・バイアンプにもチャレンジします。

今年の4月に開催させて頂いた、『マランツの歴史~CD/SACDプレーヤー編~』は、
オーディオスクェアの独自企画に留まらず、
その後、全国各地で同内容のイベントが開催されるなど、大きな反響を頂きました。

『マランツの歴史~CD/SACDプレーヤー編~』の内容はこちら↓
https://nojima-audiosquare.blogspot.jp/2017/04/422marantzsa-10cdsacdcdsacd.html


この様なイベントを企画できるのも、marantzというブランドが、
価格等に関係なく、一貫した方向性で製品の開発を続けてきた事の表れかと思います。


そこで今回は、最新モデル『PM-10』に続く系列を、
『マランツの歴史~アンプ編~』として新旧4モデルの聴き比べによりたどりたいと思います。



※イベントに参加する、新旧マランツ製品

今回ご用意する旧型モデルは、セパレートアンプも含め3モデルです。

まず1台目は、1991年登場のプリメインアンプ『PM-90』(定価160,000円/税別)。
パワーアンプ部の動作方法を、純A級動作(25w/ch/8Ω)、
AB級動作(130w/ch/8Ω)にボタン一つで切り替えられる機能が搭載されていました。


※PM-90 プリメインアンプ 1991年発売

『ステレオイメージの再現』『聴感上のS/Nの改善』という、
現代marantzの基本を具現化したアンプです。
特に、実際の再生環境で(ボリュームが絞られた、小音量時)でのS/N劣化を防ぐ為、
入力信号にあわせプリ部のゲインを変動させる事で残留ノイズを抑える、
『4連アクティブ・ボリューム』を初めて搭載したモデルでもあります。

当時のプリメインアンプは、トップエンドモデルを除き、
多くのモデルが、ゲイン40dB以上のパワーアンプにボリュームを付けた、
ボリューム付きパワーアンプ的なものがほとんどでした。
この為、ボリュームを絞ってもパワーアンプ部の残留ノイズがそのまま出力される為、
店頭での(一般家庭での再生に比べ)大き目な音量では問題なくても、
家での小音量再生時には店頭の様な再生音が望めないという問題がありました。
※スペック上のS/N比は、最大出力時の値であるため、
小出力時にはパワーアンプ部の残留ノイズがそのまま出力され、S/Nが大きく劣化していたのです

『PM-90』では、ゲイン17.8dBのプリアンプに、ゲイン27.8dBのパワーアンプを組み合わせた、
本格的な2アンプ構成という事もあり、パワーアンプの残留ノイズが抑えられ、
さらに『4連アクティブ・ボリューム』との組み合わせで、実使用時のS/Nを確保していました。
※再生音量に関係なく、高いS/Nを誇っていたのが『PM-90』最大の特徴です。

『音量によって再生音のキャラクターが変化しづらい』、『ディテールが損なわれない』、
といったmarantzアンプの魅力は、この『PM-90』からスタートしたと言えます。


新世代marantzアンプは、その後『PM-90』をベースに発展していきます。
まずは1992年発売の『PM-99SE』(定価330,000円/税別)。
このモデルでは、初めて独自の高速電圧増幅モジュール『HDAM』が搭載されました。
『4連アクティブ・ボリューム』にも『HDAM』が搭載され、
プリ部のゲイン可変範囲を拡大するとともに、
ボリューム素子を見直す事で、さらに実使用時のS/Nを向上させました。
※『PM-99SE』と、その別バージョン『PM-99SE NM』が、
純A級パワーアンプとAB級パワーアンプの切替機能が付いた最後のモデルとなりました

そして、1993年に登場した大型プリメインアンプ『PM-15』(定価450,000円/税別)と、
それをベースとしたセパレートアンプ、プリアンプの『SC-5』(定価680,000円/税別)と、
パワーアンプ『SM-5』(定価520,000円/税別)と、
そのグレードアップ版『Ver.2』(1997年発売)の登場で、
『PM-90』を原点とするアンプシリーズは完成の域に達します。


そして、それらを超える為に新たに登場したのが、2002年に登場した、
marantzにとって特別なモデル・ナンバー『7』と『9』が付けられたセパレートアンプ、
プリアンプの『SC-7S1』(定価700,000円/税別)と、
モノラル・パワーアンプ『MA-9S1』(定価650,000円/1台/税別)でした。

1999年に登場したSACDをはじめとする、
次世代高品位ソフトの能力をフルに発揮できるアンプとして、
また、Bowers&Wilkinsの『Nautilus800シリーズ』を鳴らしきるアンプとして開発されました。
各チャンネル間のギャングエラー対策の為に、新たに開発された、
フルバランス構成の『8連リニアコントロール・ボリューム』を搭載し、
CD時代までは問題視されなかった、20kHz以上の帯域のチャンネルセパレーションを、
高い次元で(100dB以上)実現したプリアンプの能力を受け止め、
更なる駆動力を目指しモノラル化されたパワーアンプの組合せでした。

また、電子制御によるボリュームコントロールを採用した事で、
最大6台の『SC-7S1』のボリュームをシンクロ制御する事が可能になりました(F.C.B.S.)。


この『SC-7S1』と『MA-9S1』の開発技術をプリメインアンプの形にしたのが、
今回ご用意する、2台目のプリメインアンプ『PM-11S1』(定価350,000円/税別)です。


※PM-11S1 プリメインアンプ 2004年発売

『SC-7S1』で採用された『リニアコントロール・ボリューム』は、
音量調整用のアッテネーターにあたる素子が、基板上に配置されており、
従来の様にフロントパネル付近にあるボリューム素子まで配線を戻す必要が無くなりました。
その為、筐体内での各基板の配置の自由度が上がる事になりました。
この利点を生かし、『PM-11S1』では、
『左右チャンネルの音声信号を流れに沿って並行伝送し、最短距離で増幅する』、
をコンセプトに、大幅な見直しがされました。


※PM-11S1と同様の基板配置を採用した、後継機PM-11S2の内部

これにより、左右の差がより少なくなり、理想的なステレオ再生環境を提供しました。
また、伝統的に高性能なフォノイコライザーを搭載するmarantzのプリメインアンプの中でも、
『PM-11S1』に搭載されたフォノイコライザーの評価は高く、
『TT-15S1』というレコードプレーヤーが発売される、一つの原動力となりました。

現在でも、ブラッシュアップされ最新モデル『PM-10』にも搭載されています。


そして3台目が、2006年に登場したmarantz史上最高位に位置するセパレートアンプ、
プリアンプの『SC-7S2』(定価700,000円/税別)と、
モノラル・パワーアンプ『MA-9S2』(定価700,000円/1台/税別)です。
同じタイミングで『マランツの歴史~CD/SACDプレーヤー編~』にも登場した、
3代目リファレンス・プレーヤー『SA-7S1』も登場しました。


※SC-7S2 プリアンプ(上) MA-9S2 モノラル・パワーアンプ(下) 2006年発売

Bowers&Wilkinsのダイヤモンド・ツィーターを搭載したフラグシップモデル、
『800D』を鳴らしきる事を目標に開発された、高性能なセパレートアンプです。
特に『MA-9S2』の、前段の電圧増幅部のゲインが23dB、
その後の電力増幅部のゲインが6dBという増幅の配分は、
当時としては(現在でも)大変珍しい配分となっています。
※多くの製品では、電圧増幅部より電力増幅部のゲインが高い配分となっている事がほとんどです。

この配分により、スペック上だけでなく、実使用域においても驚異的なS/Nを確保していました。
これを可能にしたのも、マランツ独自の電圧増幅モジュール『HDAM-SA』の存在です。
 
 
そして、この『SC-7S2』と『MA-9S2』というセパレートアンプの、
『3筐体を、1つのシャーシに収めてしまおう』をコンセプトに、
①大出力と圧倒的なスピーカー駆動力
②フルバランス回路
③独立電源(プリアンプ、パワーアンプのL/R各チャンネル)
を、プリメインアンプの形態で実現する事を目標として開発されたのが『PM-10』です。


※PM-10 プリメインアンプ 2017年発売 NEW

搭載されるプリアンプ回路は、単体のプリアンプと同等かそれ以上と言える内容。
ディスクリート構成で、フルバランス構成のプリアンプが、
この筐体に収まるのも、marantzの電圧増幅モジュール『HDAM』があってこそです。
それでも、筐体の50%をプリアンプが占めるという、
いままでのプリメインアンプの常識からは、大きく外れた構成です。

この残りの50%に、①の大出力を実現するパワーアンプを搭載する為に、
marantzが選んだのが、Hypex社のスイッチングアンプモジュールでした。
Hypex社の源流をたどると、実はPhilipsにたどり着きます。
SACDプレーヤー『SA-10』のディスクリートDACも含め、
marantzの歴史が、このモジュールの採用につながっていく点に驚きます。

Hypex社の『NCoreR NC500』を、片chあたり2基使用しBTL接続とする事で、
200w/8Ω/chというパワーアンプに匹敵するハイパワーを実現しました。
また、入力から、ボリューム、パワーアンプと、全段バランス構成を実現しています。

電源に関する③も、プリアンプ専用の電源(トロイダルトランス)と、
パワーアンプ用の左右独立電源(スイッチング電源)と、
まさに3筐体分の回路が、1つのシャーシに収められています。

『PM-10』展示開始&ご紹介はこちら↓
https://nojima-audiosquare.blogspot.jp/2017/02/matantzpm-10.html


今回の試聴会は2部構成。

第1部は、『PM-90』から現在に至る、marantzアンプの歴史をたどります。
第2部では、『PM-10』がセパレートアンプにどこまで迫れるのかにチャレンジ。
セパレートアンプの最高峰だった『SC-7S2』と『MA-9S2』と、『PM-10』の聴き比べ。
『PM-10』は、『F.C.B.S.』機能を使用しての、コンプリート・バイアンプにもチャレンジします。


コンプリート・バイアンプのご紹介はこちら↓
https://nojima-audiosquare.blogspot.jp/2015/07/marantzpm-14s1.html




マランツの歴史 ~アンプ編~

開催日 : 9月16日(土)
開催時間 : 14:00~16:00 ※約2時間を予定しております。
開催場所 : オーディオスクェア藤沢店試聴室

第1部 : marantzアンプの歴史をたどる
第2部 : 『PM-10』はどこまでセパレートアンプに迫れるか
       『PM-10』コンプリート・バイアンプ vs 『SC-7S2』&『MA-9S2』

<使用機器>
marantz
 ・PM-90 : プリメインアンプ 1991年発売
 ・PM-11S1 : プリメインアンプ 2004年発売
 ・SC-7S2 : プリアンプ 2006年発売
 ・MA-9S2 : モノラル・パワーアンプ 2006年発売
 ・PM-10 : プリメインアンプ 2017年発売NEW
 ・SA-10 SACDプレーヤー NEW
Bowers&Wilkins
 ・803D3 : フロアー型スピーカー


お席のご予約はこちら↓
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdof-JPpnJtIX2PUUGAkruV5teh9G2dCkOTY7kiUzQg4jXGRA/viewform


お電話でもお席のご予約承ります。
オーディオスクェア藤沢店 TEL 0466-31-0603




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