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2017年8月26日土曜日

9月10日(日)に、Sonus faberの『Amati Tradition』の試聴会を開催します。開催日変更になりました。

Sonus faberの新しいスピーカー『Amati Tradition』をメインとした試聴会を、
9月9日(土)に開催する事になりました。

『Amati Tradition』は、1994年に登場した『Guarneri Homage』からスタートした、
『Homage Series』を現代によみがえらせた、『Homage Tradition Series』のトップモデルです。

Sonus faberの魅力としてあげられるのが、
高いレベルの木工技術により生まれる美しいエンクロージャーと、
そこから引き出される、あたたかみを持つ美しい音色です。
そこに『Extrema』で到達した、優秀な音響変換機として、
理論に裏打ちされた高解像度、高密度サウンドが加わる事で生まれたのが、
『Guarneri Homage』、『Amati Homage』、そして『Stradivari Homage』でした。

実際に2005年にSTEREO SOUND誌が、『Stradivari Homage』と、
『Homage Series』のコンセプトを引き継いだ弟モデル『Cremona』を、
FOSTEXの無響室で測定を行い、その結果を発表していますが、
その周波数特性の優秀さと、指向特性の良さ、歪みの少なさは、
他社の高性能をうたい文句にしているスピーカー達を、震え上がらせるような内容でした。
※特集:試聴&測定で探る・現代スピーカーの魅力Ⅰ、Ⅱ
Cremona測定結果 : STEREO SOUND 155号(2005・SUMMER)P.204
Stradivari Homage測定結果 : STERO SOUND 156号(2005・AUTUMN)P.150
 
『Homage Tradition Series』は、
その名前の由来となった弦楽器製作の名工達への賛辞(Homage)と、
Sonus faberのエンクロージャー製作を支える職人の伝統的(Tradition)な技法、
これらに新しい技術を融合させ、伝統に回帰しようというプロジェクトです。
 


※Sonus faber Amati Tradition フロアースタンディング型スピーカー NEW

基本的なエンクロージャーデザインは、Sonus faber伝統のリュート型シェイプを採用。
ただし、最上位モデルの1つ『Lilium』の開発で培った技術を加え、
内部共振の制御、振動排除の為に、若干曲線のボリュウムが豊かになっています。
さらに、バスレフポートのダクトに適度なダンプをかけるポートチューニングを施す事で、
低域をコントロールし、低域の再生レンジの拡大を行う『Stealth Ultraflex』を採用しています。

床面からの振動対策の、新しい手法を取り入れています。
『Amati Tradition』では、スパイクの取付け部にエラストマー樹脂を挟み込み、
サスペンションとして機能させる『エラストマー・サスペンション構造』を採用しました。
弟モデルの『Guarneri Tradition』と『Serafino Tradition』には、
金属ネジ、エラストマー、金属スパイクの3重構造の『Sirent Spike』が付属します。

ユニットも新規設計。
ツィーターは、ドーム型とリング・ラジエーターの特性を融合した、
独自の『アロー・ポイントDAD(Damped Apex Dome)』を採用。
ミッドレンジ(『Guarneri Tradition』ではウーハー)は、
新設計のネオジウムマグネットを採用した150mm口径を、新たに設計しました。
ウーハーには複合素材の『シンタクティック・フォーム』を採用しています。
この素材は、潜水艦の浮力を確保する為に搭載されている変形しづらい素材です。
内部に中空の微粒子があり、数千メートルの深海の圧力でも、
この中空部が潰れる事なく浮力を維持する強度を持っています。
他社では、Bowers&Wilkinsの『800SD Series』に採用された事でも有名です。
この『シンタクティック・フォーム』を、
自然素材のセルロース・パルプでサンドイッチしています。
※サンドイッチする素材は違いますが、やっている事は、Bowers&Wilkinsの『800SD Series』、
Focalの『UTOPIA Series』『SOPRA Series』の高性能ウーハーと同じと言えます。
Sonus faberとBowers&Wilkinsが採用した『シンタクティック・フォーム』は強度だけでなく、
空気を含むため、エンクロージャー内の音を遮音すると言う性能も加わります。

クロスオーバー・ネットワークの素子も、
ムンドルフ社製の『MCap EVO』の最高品、シルバー/ゴールド/オイル・キャパシターを採用。
コイルには、ジャンセン製を採用するなど、万全を期しています。


今回は『Amati Tradition』を、ドイツの高性能アンプメーカー・Burmesterの製品で鳴らします。


※試聴会で使用する、Brumesterのモデル達

CDプレーヤーには『061』。
アンプは、プリアンプの『035』とパワーアンプの『911mk3』を組み合わせます。
レコード再生も行いたいと、フォノイコライザーの『100』もご用意。

これらの能力をより引き出す為に、
電源供給ユニット『948』パワー・コンディショナーもご用意しました。

アンプ、フォノイコライザーが変更になりました。
変更後のモデル紹介はこちら↓
https://nojima-audiosquare.blogspot.jp/2017/08/910sonus-faberamati-traditionaudio.html


レコードプレーヤーは、『アナログ祭』でも人気の、
Dr.FEICKERT ANALOGUEの『Blackbird 2』をご用意します。


※Dr.Feickert Analogue Blackbird 2
ベルトドライブ式レコードプレーヤー(アームはオプション)

Dr.Feickert Analogue『Blackbird 2』のご紹介はこちら↓
http://nojima-audiosquare.blogspot.jp/2014/12/drfeickert-analogueblackbird2.html


トーンアームは、KLAUDiOの『ARM-MP10』を搭載します。


※KLAUDiO ARM-MP10 トーンアーム NEW

『ARM-MP10』は、ピポット式リニアトラッキング・トーンアーム。
通常のリニアトラッキング・アームは、モーターやエアーポンプ・スライド式など、
複雑な機構を組み合わせて作られており、多くの場合がターンテーブルと一体となった、
専用設計品である場合がほとんどでした。
それに対し『ARM-MP10』は、取付けは通常のトーンアームと同様。
スピンドル中心から、取付位置中心までの距離の問題さえクリアできればOKです。
※取付けの為の距離が確保できない場合、アーム取付用の穴がをあける事が出来ない場合も、
自立型アームベースがオプション設定されているので、取り付けられる可能性は大幅にアップします。

セッティング、調整も、普通のスタティックバランス型のアームと同様に行えます。
もちろん使用するヘッドシェルも従来のもので構いません。

ベース部と、ヘッドシェル取付け部の2ヶ所に組み込まれたベアリングが動作する事で、
ヘッドシェルをレコードの溝に対しリニアな状態を維持し平行移動する、
画期的な構造がKLAUDiOのトーンアームの魅力です。


使用するカートリッジは、acoustical sytemsのMCカートリッジ『ARCHON』。
ボディはチタン合金の削り出し。
液体をダンプ材として使用する事で、固有音を抑え、
適度な内部損失により共振を抑えています。


※acoustical sytems ARCHON MCカートリッジ



Sonus faber 『Amati Tradition』 試聴会



<使用機器> 一部変更となっています。
Sonus faber
 ・Amati Tradition : フロアー型スピーカー NEW

audio research
 ・LS28 : 真空管ハイブリッドプリアンプ NEW
 ・VT80 : 真空管ハイブリッドパワーアンプ NEW
 ・PH9 : 真空管ハイブリッドフォノイコライザー NEW


Brumester
 ・061 : CDプレーヤー
 ・948 : パワーコンディショナー
Dr.Feickert Analogue
 ・Blackbird 2 : レコードプレーヤー
KLAUDiO
 ・ARM-MP10 : トーンアーム
acoustical systems
 ・ARCHON : MCカートリッジ


開催日 : 9月10日(
 開催日が変更になりました。ご注意ください。
開催時間 : 14:00~16:00
開催場所 : オーディオスクェア藤沢店試聴室


お席のご予約はこちら↓
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSccNeQLcjXNZn__o-JSjeD1m7FYlR_rKBlMXiuorR2mMg1GLA/viewform


お電話でもお席のご予約承ります。
オーディオスクェア藤沢店 TEL 0466-31-0603


Sonus faber Amati Tradition フロアースタンディング型スピーカー NEW
定価3,600,000円(ペア/税別)

形式 : 3.5ウェイ4スピーカー、バスレフ・フロアースタンディング型
搭載ユニット
 ・高域 : 28mm径DAD(Damped Apex Dome)シルクドーム(アロー・ポイント付き)
 ・中域 : 150mm径コーン型、ネオジウムマグネット採用
 ・低域 : 220mm径コーン型*2基
        シンタクティック・フォーム/セルローズパルプ、サンドイッチ構造コーン型
周波数特性 : 28Hz~35kHz(Stealth Ultraflex含む)
クロスオーバー周波数 : 80Hz、250Hz、2.5kHz
能率 : 90dB(2.83V/1m)
公称インピーダンス : 4Ω
サイズ : W411mm*H1,170mm*D540mm(突起物含む)
重量 : 61kg
仕上げ : Wenge、Red ともにハイグロス・ラッカー仕上げ




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