オーディオスクエアは、ノジマの高級オーディオショップです。 神奈川県に3店、千葉県に1店の計4店舗を展開中。 各店には、首都圏最大級の試聴ルームを完備しています。

2015年8月20日木曜日

【展示機導入】 JBLと言ったらこれですね。『4312E』が久々に登場です。

1971年に発売された『4310』から続く、JBLの伝統的シリーズの最新モデルが『4312E』です。


※JBL 4312E 30cmウーハー搭載3ウェイスピーカー

特徴的な真っ白な30cmウーハーは、多くの方が持っているJBLのイメージ其の物でしょう。

コーン紙そのものに大きな変更はありませんが、
背面の磁気回路は時代とともに変遷してきました。
現在は、ネオジウム磁石を採用しています。


※4312E用30cmウーハー 2213Nd-2

剛性アップと、背圧のコントロールを考えた、
アルミダイキャスト製のバケット型フレームがその背後に隠れています。
このフレームは、ネオジウムマグネットの弱点でもある『熱』に対する対策にも一役買ています。
コーン紙の前後運動を利用し、効率的な排熱を行うことで熱ダレを防ぎ、
『4312シリーズ』伝統の、歯切れの良い低域を実現しています。

また、このウーハーがフルレンジで鳴らされていることも『4312シリーズ』の特徴です。

スコーカーは5インチ(125mm)。こちらも伝統的なコーン型。

『4310シリーズ』で一番時代を表すのがツィーター。
コーン型や、チタン製のドーム型など時代とともに変遷してきました。
『4312E』には、アルミ・マグネシウム合金製の25mmドーム型『054Al-Mg』を搭載。
マグネシウム合金は、近年JBLが最上位モデルでも使用する素材です。

これらのユニットを活かす為、『4312シリーズ』としては初めて、全面に高比重MDFを採用。
箱の剛性が上がる事で、今まで以上のキレと、
余計な箱鳴りを感じさせない歪感の無いサウンドとなっています。


1970年代から80年代、JBLの顔であった、
『4310』、『4311』、『4312』のデザインとサウンドを、現在に引き継ぐモデルが『4312E』です。
音楽好きオーナーが居た、あの喫茶店や、あのレコードショップで聞いた、
『あの音』を、もう一度手に入れたい音楽ファンにおすすめしたいスピーカーです。


昔は、組み合わせるアンプの定番はサンスイでしたが、
今の定番は、DENON(デノン)の『PMA-1500RE』や『PMA-2000RE』といった所でしょうか。

個人的には、TRIODE(トライオード)の出力管に『KT88』を使用した、
『TRV-88SER』との組み合わせに魅力を感じます。


JBL 4312E 30cmウーハー搭載3ウェイブックシェルフ型スピーカー
定価220,000円(ペア/税別)

形式 : 3ウェイ・バスレフ型
搭載ユニット
 ・ウーハー : 300mm径アクアプラス・コーティング・カーブドコーン(2213Nd-2)
 ・ミッドレンジ : 125mm径ポリマー・バックコーティング・ペーパーコーン(105H-1)
 ・ツィーター : 25mm径アルミ・マグネシウム合金ドーム型(054Al-Mg)
周波数特性 : 40~40kHz(-6dB)
クロスオーバー周波数 : 2kHz、5kHz
能率 : 93dB(2.83V/1m)
インピーダンス : 6Ω
サイズ : W362mm*H597mm*D298mm(グリル含まず) / D301mm(グリル含む)
重量 : 18.1kg(グリル含む)




▽△

0 件のコメント:

コメントを投稿

Accuphase・オーディオスクエア全店取扱いしています

Accuphase・オーディオスクエア全店取扱いしています
ノジマ・オーディオスクエアは、Accuphase製品、神奈川県No.1の正規取扱い法人です。メンテナンスも含めご相談お待ちしています。