『C-02X』と『S-02』の弟モデルが、9月10日から出荷開始となります。
モデル名は、プリアンプが『C-03Xs』、ステレオ・パワーアンプが『S-03』となります。
また発売に合わせ、プリとパワーをつなぐ、
バランスケーブルを購入者にプレゼントするキャンペーンもスタートします。
このキャンペーンは、先行で発売されている『C-02X』、『S-02』も対象になります。
購入者には、オランダ・van den Hul(ヴァン・デン・ハル)社・『3T The Valley(VH-VALLEY)』の、
1mバランス仕様(定価58,000円/税別)が、購入機器1台に付、それぞれプレゼントされます。
※van den Hul VH-VALLEY-10XW
van den Hulの『3Tシリーズ』は、
高音質録音でも有名な『Channel Classics』の、録音スタジオで採用された事でも有名です。
今回発売される、プリアンプ『C-03Xs』は、『C-02X』のエッセンスを詰め込んだ高性能モデルです。
※ESOTERIC C-03Xs プリアンプ 新製品
『C-02X』と『C-03Xs』は、
ちょうど一体型SACDプレーヤー『K-01X』と『K-03X』の様な関係です。
『C-03Xs』は『C-02X』と同様に、
裏の入力端子から、見事に左右独立の完全デュアルモノ構成。
フルバランス構成に、それを実現した『ESOTERIC-QVCS』と名付けられたボリューム・システム。
チャンネル辺り0.1Fと、大容量なキャパシターによる安定化電源を搭載したバッファー回路。
もちろんバッファー回路は2,000V/μsという、驚異的なスルーレートを誇る、
『ESOTERIC-HCLD出力バッファー』が採用されています。
この様に『C-03Xs』の基本的な部分は、上位モデルの『C-02X』をほぼ引き継いでいます。
内部写真を見て、大きく違う事が確認できるのは電源構成。
※C-03Xs 内部構造
『C-02X』の左右独立の4基の電源トランスが、左右独立の2基になった事です。
それ以外の多くは『C-02X』直系と言える、充実した内容です。
『C-02X』の定価が1,400,000円(税別)のところ、
『C-03Xs』の定価は800,000円(税別)と、お値段の面でもうれしい内容です。
そして、それ以上に充実しているのが、ステレオパワーアンプの『S-02』。
※ESOTERIC S-02 ステレオ・パワーアンプ
この製品、現在発表されている資料では、
一体どこが『S-03』と違うのか、正直言ってわからない製品です。
※S-03 内部構造
ホームページの写真は『S-03』がフロント側から、
『S-02』がリア側からと、違う方向から撮られていますが、
この2つの違いが判る方はいるでしょうか。
※S-02 内部構造
搭載される電源トランスは、共に940VAの大型EI型トランス。
もちろんドライブ段用の、専用トロイダルトランスも搭載されています。
パワー段用のコンデンサーは、チャンネル辺り4,700μF*3パラレルのトータル12基搭載。
パワートランジスターも瞬間動作34アンペアの、大型バイポーラLAPTを採用。
5パラレル・プッシュプル構成と、こちらも同様です。
結果・・・なんと、どちらも定格出力145w+145w(8Ω)。
2Ω負荷時の実用最大出力も580w+580wと同一のスペックとなっています。
ダンピングファクターの値も、どちらも1,000。
更に、重量も共に48kgと、一体どこが違うのか・・・という程良く似た製品です。
スペック表で唯一違うのが奥行き。
『S-03』が476mmなのに対し、『S-02』が489.6mmと、ほとんど間違い探しの様な内容です。
定価は『S-02』の1,400,000円(税別)に対し、『S-03』は900,000円(税別)となっています。
ESOTERIC
C-03Xs プリアンプ
定価800,000円(税別) 9月10日発売
入力 : RCA*1系統、XLR*2系統
出力 : CA*2系統、XLR*2系統
サイズ : 445mm*H162mm*D457mm(突起部含む)
重量 : 28kg
オプション : M/MC対応フォノアンプ・ボード / 定価100,000円(税別)
S-03 ステレオ・パワーアンプ
定価900,000円(税別) 9月10日発売
定格出力 : 145w+145w(8Ω)、290w+290w(4Ω)
実用最大出力 : 580w+580w(2Ω)
入力 : RCA*1系統、XLR*1系統
ゲイン : 29dB
ダンピングファクター : 1,000
サイズ : W445mm*H221.5mm*D476mm(突起部含む)
重量 : 48kg
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