フルバランス構成のフォノイコライザー『E-02』が、7月下旬発売開始となります。
※ESOTERIC E-02 MM/MC対応フォノイコライザー NEW
入力はMC専用のXLR端子が1系統のほか、
MM/MC両方の入力に対応したRCA端子が2系統の、計3系統。
フロントのロータリースイッチで切替可能で、
各種設定を入力系統ごとに記憶させる事が可能です。
※ESOTERIC E-02 背面
L、R各チャンネルは独立基板。フルバランス構成となっています。
MC入力に関しては、ヘッドアンプで増幅後、MM用フォノイコライザーに送り込まれます。
※ESOTERIC E-02 内部
電源部も左右独立のデュアルモノ構成となっています。
出力バッファーはESOTERICの最上位プリアンプ『Grandioso C1』等にも採用された、
『ESOTERIC-HCLD(High Current Line Driver)』を搭載。
※ESOTERIC E-02 Block Diagram / ch
この高スルーレート・バッファー回路を片chあたり2回路搭載。
XLR出力時はディファレンシャル(差動)で動作させ、
RCA出力時はパラレル(並列)で動作させる、
ESOTERICの特徴とも言える動作方法をとっています。
また、先行で発売されているプリメインアンプ『Grandioso F1』と、
SACDプレーヤー『Grandioso K1』との組み合わせで初採用された、
電流伝送方式の『ES-LINK Analog』にも対応しています。
機能面も充実している点も魅力です。
MC用の負荷インピーダンスは8段階の切替に対応。
サブソニックフィルターのON/OFF、モノラル再生用のMONOスイッチの他、
MCカートリッジや昇圧トランスの磁化された鉄心を消磁する、
簡易消磁機能・『DEMAG』機能も搭載されています。
※『DEMAG』機能は、レコードを約30秒再生する事で効果を発揮します。
フォノイコライザーは大変微小な信号を扱う為、シャーシの振動も大きな影響を与える、
と言う事で、シャーシに関してもESOTERICらしいこだわりにあふれています。
各基板の配置を吟味するだけで無く、
各基板を固定するシャーシにスリットを入れる事で、振動をコントロールするとともに、
特許取得の独自のピンポイントフットを採用する事で、外部からの振動の影響も抑えています。
発売は、7月20日(木)からとなっています。
ESOTERIC E-02 MM/MC対応フォノイコライザー NEW
定価650,000円(税別) 7月20日発売開始予定
入力 : RCA*2系統、MC専用XLR*1系統
出力 : RCA*1系統、XLR*1系統(切替えスイッチでES-LINK Analogに変更可能)
入力感度
・MC : 1mV(1kHz、定格出力時)
・MM : 20mV(1kHz、定格出力時)
入力インピーダンス
・MC : 10Ω、50Ω、100Ω、200Ω、300Ω、1kΩ、10kΩ
・MM : 47kΩ
利得
・MC : RCA端子出力時・66dB、XLR端子出力時・72dB
・MM : RCA端子出力時・40dB、XLR端子出力時・46dB
RIAA偏差 : ±0.2dB
サブソニックフィルター : 17Hz、-6dB/octave
サイズ : W445mm*H131mm*D377mm(突起部含む)
重量 : 12.5kg
本日より、ご予約受付を開始しました。
オーディオスクェア藤沢店 TEL 0466-31-0603
このクラスは、国内メーカーだけでも、
Accuphaseの『C-37』、LUXMANの『EQ-500』、Phasemationの『EA-500』など、
魅力的な製品が数多く出てきました。
アナログレコードをお聴きになる事が多い方にとっては、
うれしい状況が生まれつつあると言えるでしょう。
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