オーディオスクエアは、ノジマの高級オーディオショップです。 神奈川県に3店、千葉県に1店の計4店舗を展開中。 各店には、首都圏最大級の試聴ルームを完備しています。

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2017年4月24日月曜日

4月26日(水)は、『ヨルのスクェア』第12弾・『プライベートスペースで実現する、コンパクト・高品位システム・Part2』2回目の開催日です。今回は、NuPrimeのアンプを使用します。

26日(水)は、平日・夜の試聴会『ヨルのスクェア』の開催日です。

第12弾となる今回は、先日(19日)に引き続き、
『プライベートスペースで実現する、コンパクト・高品位システム・Part2』の2回目となります。

前回はLUXMANの、プリ出力付きのUSB-DAC『DA-250』と、
同サイズのステレオパワーアンプ『M-200』を2台ご用意して、
プリメインアンプの『L-505uX』との聴き比べや、『M-200』を1台使用した場合と、
BTL接続でモノラル・パワーアンプとして使用した場合との聴き比べを行わせて頂きました。


前回開催した『LUXMAN編』の、内容のご紹介はこちら↓
http://nojima-audiosquare.blogspot.jp/2017/04/41912part21luxman.html



2回目となる今回は、コンパクトな製品で人気の高い、アメリカのNuPrimeの製品を使用します。


※NuPrime DAC-9(上) & STA-9(下)

NuPrimeの製品の幅は、わずか235mm。

USB-DACの『DAC-9』(定価110,000円/税別)は、上位モデルにも採用されている、
99ステップの電子切替式の高精度ラダー抵抗ボリュームが搭載されています。

デジタル入力は、USB-B端子、同軸、光、AES/EBUが各1系統。
USB-B端子に関しては、PCとの接続時には、
PCM系最大384kHz/32bit、DSD系は最大11.2MHzにも対応する高性能機です。
※MAC OSはDoP入力により、DSD系は最大5.6MHzまでの対応となります。
価格は抑えめですが、DACチップには旭化成の『AK4490EQ』を採用するなど、
充実した内容を持つ、コストパフォーマンスの高い製品と言えます。
アナログ入力も1系統(RCA端子)装備しており、簡易的なプリアンプとしても使用可能です。


パワーアンプの『STA-9』(定価95,000円/税別/1台)は、
120w+120w(4Ω)の出力を誇るDクラス・スイッチング・アンプです。
こちらも価格は抑えめですが、内部を見ると、思わず販売価格を再確認したくなります。

 
※NuPrime STA-9 内部

背面のスイッチでBTL接続に対応。
290w/ch(4Ω)のハイパワーモノラルアンプとなります。


今回の『NuPrime編』では、前回と同様に、
C.E.CのCDプレーヤー『CD5』をトランスポートとして使用します。


※C.E.C. CD5 CDプレーヤー

『CD5』の同軸デジタル出力を『DAC-9』に接続。
D/A変換は『DAC-9』で行わせて頂きます。

スピーカーも前回同様、Bowers&Wilkinsの『CM6S2』を使用します。


※Bowers&Wilkins CM6S2 ブックシェルフ型スピーカー

まずは、『STA-9』を普通にステレオパワーアンプとして使用します。

次に、もう1台『STA-9』をご用意します。
プリアンプとして使用する『DAC-9』のアナログ出力を2分配し、
左右1台づつ『STA-9』を使用するバイアンプ接続で、『CM6S2』をドライブします。

そして、その後『STA-9』をBTL接続しモノラル化、
290w/chのモノラルパワーで『CM6S2』をドライブします。


2台のパワーアンプを、違う接続方法で使用する事で、
どの様な差があるかを実演させて頂くのと同時に、
自身の好みに合わせて、システムアップ出来る、
セパレートアンプの魅力も楽しんで頂きたいと思います。



『ヨルのスクェア』第12弾
プライベートスペースで実現する、コンパクト・高品位システム・Part2

第2回 NuPrime 『DAC-9』&『STA-9』 編

開催日 : 4月26日(水)
開催時間 : 18:00~20:00 ※約2時間を予定しております。
開催場所 : オーディオスクェア藤沢店 試聴室

<使用機器>
NuPrime : DAC-9 USB-DAC機能搭載プリアンプ
NuPrime : STA-9 ステレオパワーアンプ
Bowers&Wilkins : CM6S2 ブックシェルフ型スピーカー
C.E.C : CD5 CDプレーヤー

4月26日(水)・第2回のご予約はこちら↓
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdRsV1CZHwPthMPvmUYvlO263iQaxx4Q6lXC-LyUNCBextf3Q/viewform


お電話でも、お席のご予約を承ります。
オーディオスクェア藤沢店 TEL 0466-31-0603


平日・ヨルのスクェア『ヨルのスクェア』の特設ページはこちら↓
http://nojima-audiosquare.blogspot.jp/p/blog-page_26.html




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2017年4月19日水曜日

明日4月19日(水)は『ヨルのスクェア』第12弾、『プライベートスペースで実現する、コンパクト・高品位システム・Part2』の開催日です。第1回は『LUXMAN編』です。

明日19日(水)は、平日・夜の試聴会『ヨルのスクェア』開催日です。


第12弾となる今回は、2回に分けて開催し、明日は第1回です。


※Bowers&Wilkins CM6S2 ブックシェルフ型スピーカー

今回のコンセプトは、スピーカーにBowers&Wilkinsの『CM6S2』を使用しての、
『プライベートスペースで実現する、コンパクト・高品位システム』です。


私事ですが、本格的なオーディオシステムを使用して、
音楽を聞く事を趣味にしてしばらく経った頃の事です。
当時はすでに一人暮らしをしており、郊外の1DKの賃貸で、
現在の20万円台にあたる、国産フルサイズのプリメインアンプとCDプレーヤー、
それとBBC系のブックシェルフ型スピーカーを使用していました。

結構スピーカーに惚れ込んでおり、贅沢にもセパレートアンプの使用を考え始めていました。

が、実際に調べてみると、そのサイズに二の足を踏んでいました。
都内の有名専門店で音を聞くと、確かに素晴らしいく、やはりセパレートをとは思うのです。
ただ、その後のグレードアップを考えていくと、
どんどん大型機器が部屋に並び、生活空間を脅かしていく事に耐えられそうにありません。

そんな時に見つけたのが、あるメーカーの小型のセパレートアンプでした。
あまり使わないアクセサリー回路を省いた、
シンプル且つコンパクトな構成と、デザインに惹かれるのと同時に、
『BTL接続』に対応しており、50w/chの出力が、
180w/chと大幅にアップできる事にも惹かれました。

『買い替えるのではなく買い足す事で、システムを進化させる事が出来る』
このコンセプトに、大きな魅力と可能性を感じたのです。

もちろん、このセパレートアンプのシステムを自宅に迎え入れる事になりました。

まずは、シンプルにプリアンプとパワーアンプを。
その後、パワーアンプを買い足し、念願の『BTL接続』や、バイアンプを楽しみました。
その際の、パワーアンプの使用方法、電源の取り方、
プリとパワー間の接続方法(パワーをスピーカーのそばに置くか、置かないか)等々、
様々な事を試すなかで、システムの使いこなし方法を知る事が出来た事も収穫でした。

その後、日本のマーケットからは、一部の高級機(主に海外ブランド)を除き、
コンパクトなセパレートアンプは姿を消していく事になったのは残念な事でした。


しかし近年、コンパクトなセパレートアンプが徐々に増えてきています。


今回の『ヨルのスクェア』は、そんな製品の中でも、

①USB-DAC機能を搭載した、プリアンプとして使用できるモデル
②パワーアンプを買い足す事で、さらにシステムアップが出来る事

これら2つを満たしつつ、価格面でもバリューの高い製品をご紹介させて頂きます。


明日は、そういった製品の日本代表と言える『LUXMAN』をご紹介します。


※LUXMAN DA-250(上) & M-200(下)

ステレオパワーアンプの『M-200』は定価128,000円(税別)。
2台ご用意するので、合計金額は256,000円(税別/2台)となります。

そこで、ほぼ同価格238,000円(税別)の『L-505uX』もご用意。


※LUXMAN L-505uX プリメインアンプ

C.E.C.のCDプレーヤー『CD5』をトランスポートとして使用して、


※C.E.C. CD5 CDプレーヤー

LUXMANの『DA-250』をD/Aコンバーターとして使用します。

『M-200』使用時は、『DA-250』の可変出力を使用しプリアンプとして使用、
『L-505uX』使用時は、『DA-250』の固定出力を使用します。

まずは『L-505uX』を使用。
その後『M-200』を1台。
そして、もう1台追加して『BTL接続』を行います。


『DA-250』と『M-200』の組合せは、アナログ入力が1系統しかない等、
万人受けするものでは無いかもしれません。

でも同じ様な予算でも、ちょっと視点を変えれば、こんなシステムを組むことも出来る。
そんなオーディオのシステムアップの楽しみを知って頂きたいと思います。


『ヨルのスクェア』第12弾
プライベートスペースで実現する、コンパクト・高品位システム・Part2

第1回 LUXMAN 『DA-250』&『M-200』 編

開催日 : 4月19日(水)
開催時間 : 18:00~20:00 ※約2時間を予定しております。
開催場所 : オーディオスクェア藤沢店 試聴室

<使用機器>
LUXMAN : DA-250 USB-DAC機能搭載ヘッドフォン&プリアンプ
LUXMAN : M-200 ステレオパワーアンプ
※2台使用して、BTL接続によるモノラルパワーアンプとして使用します。
LUXMAN : L-505uX プリマメインアンプ
Bowers&Wilkins : CM6S2 ブックシェルフ型スピーカー
C.E.C. : CD5 : CDプレーヤー


4月19日(水)・第1回のご予約はこちら↓
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdwLYw5abSnSIDAMmunb1xe8HwOiB_gx1oXFndgG2GJ6ky5uQ/viewform


お電話でも、お席のご予約を承ります。
オーディオスクェア藤沢店 TEL 0466-31-0603

4月26日(水)・第2回の内容はこちらからご確認ください。
『ヨルのスクェア』第12弾、開催のお知らせ↓
http://nojima-audiosquare.blogspot.jp/2017/04/12part2bowers.html


平日・ヨルのスクェア『ヨルのスクェア』の特設ページはこちら↓
http://nojima-audiosquare.blogspot.jp/p/blog-page_26.html


オーディオスクェアは『LUXMAN 正規取扱店』です。

http://www.luxman.co.jp/dealer/




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2017年3月13日月曜日

明日3月14日(火)夕方より、『ヨルのスクェア』第11弾・第2回を開催します。『4312SE』をTRIODEの真空管アンプで鳴らします。

明日の夜6時から、オーディオスクェア藤沢店主催のイベント『ヨルのスクェア』を開催します。

今回のお題は、JBL・70周年記念モデル『4312SE』。
前回のLUXMAN『LX-380』に続き、今回はTRIODEの真空管アンプを使用します。


※JBL 4312SE & TRIODE TRV-5SE、TRV-88SER

TRIODEの真空管アンプは、プリアンプには『TRV-5SE』を使用、
パワーアンプには『TRV-88SER』を使用します。

『4312SE』に搭載された、JBL史上最強の30cmウーハー『FE1200-8』を、
『KT88』でダイナミックに鳴らしてみようと考えています。




『ヨルのスクェア』第11弾・JBLの70周年記念モデル『4312SE』を真空管アンプで鳴らす

第2回・TRIODEの真空管アンプで鳴らす
 
開催日 : 3月14日(火)
開催時間 : 18:00~20:00 ※約2時間を予定しています。
開催場所 : オーディオスクェア藤沢店 試聴室


※TRIODE TRV-5SE & TRV-88SER

<使用機器>
JBL : 4312SE 70周年記念モデル NEW
TRIODE : TRV-5SE 真空管プリアンプ
TRIODE : TRV-88SER 真空管プリメインアンプ ※今回はパワーアンプとして使用します。
C.E.C. : CD5 ベルトドライブ式メカ搭載CDプレーヤー

3月14日・第2回のご予約はこちら↓
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfR0Zw6FBP39Hbl1ULk9wpwFQ9WRj4X0tSTwBCucdNPIJiuMQ/viewform
 
お電話でもお席のご予約承ります。
オーディオスクェア藤沢店 TEL 0466-31-0603
 
 
『ヨルのスクェア』特設ページはこちら↓


JBL 4312SE ブックシェルフ型スピーカー JBL・70周年記念モデル NEW
定価260,000円(ペア/税別)
型式 : 3ウェイ・ブックシェルフ型
搭載ユニット
 ・高域 : 25mm径アルミ・マグネシウム合金ドーム型 / 054AlMg-1*1基
 ・中域 : 125mm径ポリマー・バックコーティング・ペーパーコーン / 105H-1*1基
 ・低域 : 300mm径アクアプラス・コーティング・ストレートコーン / 1200FE-8W*1基
インピーダンス : 6Ω
能率 : 90dB(2.83V/1m)
周波数特性 : 44Hz~40kHz
クロスオーバー周波数 : 640Hz、5kHz
サイズ : W362mm*H597mm*D298mm(グリル含まず) / D301mm(グリル含む)
重量 : 25.2kg(グリル含む)
 
 
 
 
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2017年3月7日火曜日

【新製品】C.E.C.から、新しいCDトランスポート『TL3 3.0』が、もう間もなく登場します。

当店でも人気の高い、C.E.C.のベルトドライブ式メカを採用した、
CDプレーヤー『CD5』と、CDトランスポート『TL5』の、
上位シリーズにあたるCDトランスポート『TL3』のニューバージョンが発売されます。

新しいモデルは『TL3 3.0』。


※C.E.C. TL3 3.0 ベルトドライブ式CDトランスポート NEW

『CD5』、『TL5』は、CDをベルトドライブで回転させていますが、
『TL3 3.0』では、ピックアップの移動制御にもベルトドライブを採用しています。


※C.E.C. TL3 3.0に搭載されたベルトドライブ式メカニズム

通常CDプレーヤーでは、セットされたCDの直下にモーターが配される、
ダイレクトドライブ方式を採用しています。
これは、CDのピットの読み取りが、線一定速度である事に起因します。
CDは内周から外周に向かって、信号の読み取りを行うのですが(LPの逆です)、
最内周では459rpm、最外周部では198rpmと、回転数を徐々に遅くしていく必要があります。
※rpm=rotation per minute、毎分回転数の略。1分間に何回転するかの単位。

この約2.3倍のスピード差を制御するのに、ダイレクトドライブの方が有利だからです。

しかし、ベルトドライブ式のレコードプレーヤーを多く開発していたC.E.C.は、
果たしてダイレクトドライブ方式が最適なのか?
モーターの振動や電磁ノイズがCDの読み取りに影響を与えるのでは?
との疑問を持ちます。

C.E.C.が考えたメリットは以下の様なものでした。

①レコードと同じように、ベルトドライブにすれば、振動が極小の小型モーターを使用出来る。
②ベルトが介在する事で、モーターの振動が伝わりづらくなる。
そうなると、モーターの振動によって起こるCDの面ブレが減り、
面ブレに追随させる為の、ピント合わせ用のサーボを抑えられるはず。

③モーターをピックアップから離れた場所に設置する事で、電磁ノイズの影響も抑えられる。
ピックアップは内周からスタートし、制御には電磁石を使用しているので、
より正確にピックアップがコントロールできるはず。

この様に、ベルトドライブ式にする事で得られるメリットは十分にあるはずです。

内周と外周の約2.3倍というスピードの差に関して詳しく調べてみると、
1回転辺りの変化量に関しては、内周では0.0064%、外周では0.0027%と、
瞬間瞬間では、ほぼ同じと言えるようなスピードで回転していて、
ほとんどわからない程度の差で、少しづつ減速していると言う事が分かりました。

そこに目を付けたC.E.C.が考え出したのが、
重量級のスタビライザーをCDに載せる事で重量をアップし、慣性の力で回転を安定させ、
変わったの?という位に、徐々に遅くしていくという方法でした。


※TL3 3.0に採用されたスタビライザー

『TL3 3.0』では、CDと同じ直径12cm、重さ380gのスタビライザーを採用しました。

さらに『TL3 3.0』では、ピックアップを動かすモーターも、同様にノイズ減になると考え、
離れた位置にモーターを設置し、ベルトで間接的に駆動する、
ダブルベルトドライブ方式を採用しています。

ピックアップ駆動用のベルトはメーカーでの交換となりますが、
CD駆動用のベルトは『CD5』、『TL5』と同様にご自身で交換可能となっています。


また上位モデルと言う事もあり、デジタル出力に関しても多くのこだわりがあります。


※C.E.C. TL3 3.0 背面

同軸、光、AES/EBUのデジタル出力からは、
88.2kHz、176.4kHzへアップサンプリングされた信号を、選択して取り出せます。

また、同社のD/Aコンバーターとの接続時に活躍する『SUPER LINK』も採用。
こちらは、いわゆるI²S伝送を行う端子です。
出力されるのは44.1kHzのみですが、ジッターレス伝送が行えるという点が魅力です。
 
※I²S伝送は、CDプレーヤー内でデコーダーからDACへジッターフリーで同期伝送する技術です。
L/Rchを区別する『LRCLK』、音声データ『SDATA』、『SDATA』のタイミングを合わせる『BCLK』と、
メーカー、機種によってはマスタークロック『MCLK』の4つの信号を送る、4系統の信号線で構成されます。
本来は機器内での使用を前提としている為、端子に関しては統一規格がありません。
C.E.C.は4つの信号を、それぞれBNCケーブルで伝送する方法を採用しました。
先日ご紹介したPS Audioは、HDMIケーブルを使用してI²S伝送を行っています。

『SUPER LINK』を使用した際は、
接続された機器同士が同期されますが、同軸出力等では同期されません。
そこで、他社D/Aコンバーターとの同期を考え、
BNC端子による、44.1kHzのワードクロック入力端子も設けられています。



C.E.C. TL3 3.0 ダブルベルトドライブCDトランスポート NEW
定価230,000円(税別) 3月13日(月)出荷開始

再生可能ディスク : CD、ファイナライズ済み音楽用CD-R/RW
スピンドル駆動方式 : ベルトドライブ
ピックアップ駆動方式 : ベルトドライブ
デジタル出力
 ・同軸、光、AES/EBU*各1系統 : 88.2、176.4kHzへのアップコンバート出力対応
 ・SUPER LINK*1系統 : BNC端子*4
ワードクロック入力 : BNC端子*1系統(44.1kHz)、SUPER LINKとの併用不可
アップサンプリング : 88.2kHz、176.4kHz/24bit、SUPER LINKとの併用不可
サイズ : W435mm*H111mm*D335mm(ボタン、端子、脚含む)
重量 : 11kg(スタビライザー含む)
付属品 : CDスタビライザー、電源コード、リモコン(RU-218)
生産国 : 日本


ブラック仕上げも発売されます。


※C.E.C. TL3 3.0 CDトランスポート ブラック仕上げ NEW

ご予約受付を開始しました。
オーディオスクェア藤沢店 TEL 0466-31-0603




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2015年7月3日金曜日

【展示機導入】 C.E.C.のベルトドライブ式CDプレーヤー『CD5』の展示を開始しました。

皆さんからご試聴希望の多い、C.E.C.のCDプレーヤー『CD5』の展示を開始します。


※C.E.C. ベルトドライブ式CDプレーヤー・USB-DAC機能搭載

最大の特徴は、CDを直接モーターで直接回転させるのではなく、
ベルトを介して回転させるという、独自技術を搭載している点です。


CDは、天板にあるスライドドアを開けてセットする、トップローディング方式を採用。
直径7cm、重量330gのスタビライザーを取り外すと、
右側からセンターのスピンドルにベルトが架かっているのがわかります。

この『CD5』から、ベルト交換を自身で出来るようになりました。

C.E.C.はレコードプレーヤー時代から、ベルトドライブ式に強いこだわりがあるメーカーです。、
モーターの振動が盤に伝わらないようにするのと、
モーターの磁界がピックアップに悪影響を与えないように、
離れた場所に設置したかったからとの事です。
レコードと違い、線一定速度で回転するCDは、内周部と外周部の回転スピードが違い、
この制御の開発には、大変苦労したそうです。

C.E.C.『CD5』のご紹介はこちら↓
http://nojima-audiosquare.blogspot.jp/2014/10/ceccdusb-daccdcd5.html


D/Aコンバーターのチップには、
ESS社製のES9018Sのステレオバージョン『ES9018K2M』を搭載しました。
もちろん、アナログ出力にはバランス(XLR)出力も搭載しています。
C.E.Cは、PCオーディオの黎明期からUSB-DACを発売していました。
もちろん、『CD5』にもUSB-DAC機能が搭載されています。
USB入力は、DSD5.6MHz、PCM384kHz/32bitに対応しています。
デジタル入力はその他に同軸、光を各1系統。こちらも192kHz入力に対応しています


CD再生時の、密度感のある音が魅力。
ディテール描写は繊細な音ですが、すこし太めの音像が豊かさを感じさせます。


C.E.C. CD5 USB-DAC機能搭載CDプレーヤー
定価170,000円(税別) 

再生可能ディスク : CD、ファイナライズ済み音楽用CD-R/RW
スピンドル駆動方式 : ベルトドライブ
CDスタビライザー : 直系70mm、質量330g(真鍮製)
デジタル入力
 ・USB*1系統 : PCM 32bit/32~384kHz、DSD 2.8、5.6MHz
 ・同軸、光各1系統 : SPDIF 24bit/32~192kHz
デジタル出力 : 同軸、光各1系統
アナログ出力 : RCA、XLR各1系統
ヘッドフォン出力 : Φ6.3mm*1系統
サイズ : W435mm*H109mm*D335mm(トップローディンですので上部に空間が必要です)
重量 : 8.6kg(スタビライザー含む)



また今年の4月に、『CD5』からD/Aコンバーターを除いた、
CD専用トランスポート『TL5』が発売されました。


※C.E.C. TL5 CD4専用トランスポート NEW

サイズは『CD5』と同じです。
定価は120,000円(税別)となっています。


どちらも、日本製です。




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2014年10月3日金曜日

【新製品】 C.E.C.から久々にCDプレーヤーの新製品登場。高性能USB-DAC搭載ベルトドライブ式CDプレーヤー『CD5』発売開始。

CDをベルトドライブで回すという、独自の技術を搭載したCDプレーヤーで有名なC.E.C.から、
手頃な価格でありながら、高機能な新しいCDプレーヤー『CD5』が発売されました。


※C.E.C. CD5 USB-DAC搭載ベルトドライブCDプレーヤー

まずは、最も特徴的なCDメカの話から。


※CD5のベルトドライブメカ

通常のCDプレーヤーは、CDをセットするスピンドルとモーターが直接つながっています。

そこに疑問を感じたのがC.E.C.。

レコードプレーヤーの時代から、モーターの振動がレコード盤に伝わる事を嫌がり、
ベルトドライブプレーヤーを多く開発したC.E.C.としては、CDもベルトで回した方が、
振動やモーターからの電磁ノイズの影響を無くす事が出来るのでは?と考えました。

ただし、ここで大きな問題が・・・。

レコードは角速度一定(LPの場合、内側も外側も33 1/3rpmと回転数が一定)ですが、
CDは線速度一定。
線速度が一定という事は、1秒間に進む長さが一定という事になりますので、
内側と外側では回転数が違うという事になります。
CDはレコードとは逆に、内側から外側に向かって信号を読み取っていますが、
その際、回転数が内側の459rpmから外側の198rpmに向かって、徐々に遅くなっていきます。

 ※rpm=rotation per minute、回転毎分の略。1分間に何回転するかの単位

つまり、CDは最初と最後では、回転数に約2.3倍もの差があるのです。


しかし、ここでC.E.C.は重要な事に気が付きました。
それは、CDが1回転する際の1回転辺りの変化量。

調べてみると、一回転辺りの変化量は、
内側で0.0064%。外側で0.0027%と極めて小さな差でした。
つまり、CDは瞬間瞬間では、ほぼ同じと言えるようなスピードで回転していて、
ほとんどわからないくらいの差で、ほんの少しづつ減速しているという事になります。

そこに目を付けたC.E.C.が考え出したのが、
重量級のスタビライザーをCDに載せて、慣性の力を利用して回し、
ほんの少しづつ、変わったの?という位、徐々に遅くしていくという方法でした。

実際には、その制御技術を完成させる為に、大変な苦労と時間が必要だったのですが・・・。



新製品の『CD5』では、重さ330gの真鍮製のスタビライザーを載せます。

これだけの重さになると、重量級のターンテーブルを使用したレコードプレーヤーの様に、
CDは外部からの影響を受けずに安定して回り続けます。
モーターも最初に459rpmに到達させて以後は、
徐々に遅くなっていくのを待つだけですので(実際には回転スピードの微調整をしていますが)、
大型のハイトルクモーターではなく、小さなものでも大丈夫です。
(その為、定速に達するまで少々時間がかかりますが・・・。)

モーターはCDのスピンドルから離れた場所にあり、
しかも小型ですので、振動がCDに伝わりづらいメカとなりました。

因みに最上位モデルのCDトランスポート『TL0 3.0』では、
さらにピックアップの制御用モーターの振動も排除する為に、ベルト駆動を採用しています。

今回の『CD5』では、初めてベルトをユーザーが簡単に交換できるように設計されました。



D/Aコンバーターは最近のC.E.C.の流れに沿って、ESS社製を使用。
ES9018Sのステレオバージョン『ES9018K2M』を搭載しました。
C.E.C.らしく、もちろんバランス駆動。
このD/Aコンバーターをより積極的に使用出来るように、USB-DAC機能も搭載しています。

PCオーディオの黎明期から、USB入力を搭載したD/Aコンバーターを出しているC.E.C.らしく、
この辺りは作りなれています。

USB入力は、DSD5.6MHz、PCM384kHz/32bitに対応しています。
デジタル入力はその他に同軸、光を各1系統。こちらも192kHz入力に対応しています。


C.E.C. CD5 USB-DAC機能搭載CDプレーヤー
定価170,000円(税別) 10月2日出荷開始

再生可能ディスク : CD、ファイナライズ済み音楽用CD-R/RW
スピンドル駆動方式 : ベルトドライブ
CDスタビライザー : 直系70mm、質量330g(真鍮製)
デジタル入力
 ・USB*1系統 : PCM 32bit/32~384kHz、DSD 2.8、5.6MHz
 ・同軸、光各1系統 : SPDIF 24bit/32~192kHz
デジタル出力 : 同軸、光各1系統
アナログ出力 : RCA、XLR各1系統
ヘッドフォン出力 : Φ6.3mm*1系統
サイズ : W435mm*H109mm*D335mm(トップローディンですので上部に空間が必要です)
重量 : 8.6kg(スタビライザー含む)

生産国 : 日本
『CD5』は、上位のベルトドライブ式CDプレーヤーと同様に国内生産です。



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2013年7月24日水曜日

『アナログ博物館』 不遇のレコードプレーヤー 『C.E.C. ST930』中古入荷!!

このブログを読んでいただいている皆さんの中で、
C.E.C.のレコードプレーヤー、ST930と聞いて、
『ピン!』と来る方はどの位いらっしゃるでしょうか。

その前に、
C.E.C.がレコードプレーヤーメーカーだったと、ご存知の方も、
もう、少なくなってしまったのかもしれません。

 
※C.E.C. ST930 ベルトドライブ式レコードプレーヤー
 
C.E.C. ST930。

レコードプレーヤーのOEM事業を主として、
日本のプレーヤーを裏から支えた、陰の実力者が、
その技術の集大成として世に問うた、最後のレコードプレーヤーです。

なぜ、このプレーヤーが不遇かと言うと、まず、発売が1989年。
CDの登場が1982年で、1986年には、CDの生産枚数が、LPを逆転していました。
1990年代になると、LPの生産は実質されなくなりましたので、
レコードプレーヤーにとって、まさに不遇の時代が始まる直前に発表されたのです。

さらに、この次期、紙面を賑わしていた国産レコードプレーヤーは、
全てダイレクトドライブの製品ばかり。
しかも、YAMAHAのGT-2000、KENWOODのKP-9010と、
高剛性思想の重量級筐体の製品群の、ピークにも当たりました。

そんな中、
ベルトドライブで、
どちらかと言うと、軽い筐体をフローティングさせた構造は、
何となく弱々しく、回転ムラが多いのでは・・・とイメージされ、
買いたいレコードプレーヤーのランキングからは、
どうしても、外れてしまっていたのでした。
更に、C.E.C.は基本OEMの会社で、表に出てくることが少なく、
ブランドイメージがきっちり出来ていなかったと言う点もマイナスに働いていたのです。

しかし、ここで、声を大にしていいたいのは、
『C.E.C.って、ほんとは凄かったんだよ!!』と言う点です。
内外のメーカーにモーター等を供給しており、
その中でも、SMEのレコードプレーヤーのモーターを、
C.E.C.がそのコントロール系も含め供給していた事もあるというのは有名な話です。
(コントロールユニットが、C.E.C.の箱のままで、C.E.C.の方が驚いたらしい)

話は戻って、ST930。
CD時代の到来を受け、新しい時代を向かえようとしていたレコード再生に向けて、
C.E.C.のプレーヤー技術をフルに使い、正攻法で造られたプレーヤーです。
針先に、余計な振動を伝えないように、
本体をダブル・サスペンションシステムでフローティング。
一段目はシンプルなラバーサスペンションでアンダーボードを支えます。
このアンダーボードにモーターを固定。
その上に、アルミダイキャストボードを、スプリング式サスペンションでフローティング。
このボードにアームと、ターンテーブルが載ります。
ターンテーブルもアルミダイキャスト製で、裏には制振の為、金属が貼られています。



※ST930のサスペンションシステムと、コントロールユニット

更に、電源・コントロールユニットを独立化。
電源にまつわる振動までも、きっちりと遮断しています。
(余談ですが、78回転にも対応しています)



※トーンアーム CSS9012

アームはシンプルなユニバーサル型 CSS9012を搭載。
現在でも、他ブランド名で、
この製品をベースにした物が生産されている、使いやすい製品です。

最終的には、2000年まで生産されたロングラン製品となりました。

C.E.C. ST930 ベルトドライブ式レコードプレーヤー
旧定価135,000円 → 中古販売価格70,000円(税込)
付属品 : ダストカバー、新品換ベルト
               ※ヘッドシェルはございません

商談中

2013年7月 メーカーにてOH済み

今だから、改めてその良さがわかる製品だと思います。
コストパフォーマンスは抜群。
本格的なレコードプレーヤーをお探しの方に、ぜひ使って頂きたいです。




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