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2017年3月7日火曜日

【新製品】C.E.C.から、新しいCDトランスポート『TL3 3.0』が、もう間もなく登場します。

当店でも人気の高い、C.E.C.のベルトドライブ式メカを採用した、
CDプレーヤー『CD5』と、CDトランスポート『TL5』の、
上位シリーズにあたるCDトランスポート『TL3』のニューバージョンが発売されます。

新しいモデルは『TL3 3.0』。


※C.E.C. TL3 3.0 ベルトドライブ式CDトランスポート NEW

『CD5』、『TL5』は、CDをベルトドライブで回転させていますが、
『TL3 3.0』では、ピックアップの移動制御にもベルトドライブを採用しています。


※C.E.C. TL3 3.0に搭載されたベルトドライブ式メカニズム

通常CDプレーヤーでは、セットされたCDの直下にモーターが配される、
ダイレクトドライブ方式を採用しています。
これは、CDのピットの読み取りが、線一定速度である事に起因します。
CDは内周から外周に向かって、信号の読み取りを行うのですが(LPの逆です)、
最内周では459rpm、最外周部では198rpmと、回転数を徐々に遅くしていく必要があります。
※rpm=rotation per minute、毎分回転数の略。1分間に何回転するかの単位。

この約2.3倍のスピード差を制御するのに、ダイレクトドライブの方が有利だからです。

しかし、ベルトドライブ式のレコードプレーヤーを多く開発していたC.E.C.は、
果たしてダイレクトドライブ方式が最適なのか?
モーターの振動や電磁ノイズがCDの読み取りに影響を与えるのでは?
との疑問を持ちます。

C.E.C.が考えたメリットは以下の様なものでした。

①レコードと同じように、ベルトドライブにすれば、振動が極小の小型モーターを使用出来る。
②ベルトが介在する事で、モーターの振動が伝わりづらくなる。
そうなると、モーターの振動によって起こるCDの面ブレが減り、
面ブレに追随させる為の、ピント合わせ用のサーボを抑えられるはず。

③モーターをピックアップから離れた場所に設置する事で、電磁ノイズの影響も抑えられる。
ピックアップは内周からスタートし、制御には電磁石を使用しているので、
より正確にピックアップがコントロールできるはず。

この様に、ベルトドライブ式にする事で得られるメリットは十分にあるはずです。

内周と外周の約2.3倍というスピードの差に関して詳しく調べてみると、
1回転辺りの変化量に関しては、内周では0.0064%、外周では0.0027%と、
瞬間瞬間では、ほぼ同じと言えるようなスピードで回転していて、
ほとんどわからない程度の差で、少しづつ減速していると言う事が分かりました。

そこに目を付けたC.E.C.が考え出したのが、
重量級のスタビライザーをCDに載せる事で重量をアップし、慣性の力で回転を安定させ、
変わったの?という位に、徐々に遅くしていくという方法でした。


※TL3 3.0に採用されたスタビライザー

『TL3 3.0』では、CDと同じ直径12cm、重さ380gのスタビライザーを採用しました。

さらに『TL3 3.0』では、ピックアップを動かすモーターも、同様にノイズ減になると考え、
離れた位置にモーターを設置し、ベルトで間接的に駆動する、
ダブルベルトドライブ方式を採用しています。

ピックアップ駆動用のベルトはメーカーでの交換となりますが、
CD駆動用のベルトは『CD5』、『TL5』と同様にご自身で交換可能となっています。


また上位モデルと言う事もあり、デジタル出力に関しても多くのこだわりがあります。


※C.E.C. TL3 3.0 背面

同軸、光、AES/EBUのデジタル出力からは、
88.2kHz、176.4kHzへアップサンプリングされた信号を、選択して取り出せます。

また、同社のD/Aコンバーターとの接続時に活躍する『SUPER LINK』も採用。
こちらは、いわゆるI²S伝送を行う端子です。
出力されるのは44.1kHzのみですが、ジッターレス伝送が行えるという点が魅力です。
 
※I²S伝送は、CDプレーヤー内でデコーダーからDACへジッターフリーで同期伝送する技術です。
L/Rchを区別する『LRCLK』、音声データ『SDATA』、『SDATA』のタイミングを合わせる『BCLK』と、
メーカー、機種によってはマスタークロック『MCLK』の4つの信号を送る、4系統の信号線で構成されます。
本来は機器内での使用を前提としている為、端子に関しては統一規格がありません。
C.E.C.は4つの信号を、それぞれBNCケーブルで伝送する方法を採用しました。
先日ご紹介したPS Audioは、HDMIケーブルを使用してI²S伝送を行っています。

『SUPER LINK』を使用した際は、
接続された機器同士が同期されますが、同軸出力等では同期されません。
そこで、他社D/Aコンバーターとの同期を考え、
BNC端子による、44.1kHzのワードクロック入力端子も設けられています。



C.E.C. TL3 3.0 ダブルベルトドライブCDトランスポート NEW
定価230,000円(税別) 3月13日(月)出荷開始

再生可能ディスク : CD、ファイナライズ済み音楽用CD-R/RW
スピンドル駆動方式 : ベルトドライブ
ピックアップ駆動方式 : ベルトドライブ
デジタル出力
 ・同軸、光、AES/EBU*各1系統 : 88.2、176.4kHzへのアップコンバート出力対応
 ・SUPER LINK*1系統 : BNC端子*4
ワードクロック入力 : BNC端子*1系統(44.1kHz)、SUPER LINKとの併用不可
アップサンプリング : 88.2kHz、176.4kHz/24bit、SUPER LINKとの併用不可
サイズ : W435mm*H111mm*D335mm(ボタン、端子、脚含む)
重量 : 11kg(スタビライザー含む)
付属品 : CDスタビライザー、電源コード、リモコン(RU-218)
生産国 : 日本


ブラック仕上げも発売されます。


※C.E.C. TL3 3.0 CDトランスポート ブラック仕上げ NEW

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オーディオスクェア藤沢店 TEL 0466-31-0603




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