※M's System MS1001-M スピーカー
通常のスピーカーと違い、ユニットはリスナーに対し対面で配置されず、
エンクロージャーの両脇に配置されています。
この為、普段私どもが販売しているスピーカーの様な鳴り方はしません。
いわゆる『Hi-Fiサウンド』という概念からは、少々外れた音がするスピーカーです。
つまり従来の様な、2つのスピーカーのセンターに音が定位し、
そこから左右、奥に向かって音楽を構成する世界が広がっていく・・・。
という空間表現は、基本的には無いと思っていただいて良いかと思います。
では、M's Systemのスピーカーの魅力とは何でしょうか。
それは、両脇にスピーカーユニットが取り付けられたエンクロージャーの中心点から、
まるで水面に投げ込まれた石によって出来る波紋の様に、
無指向性スピーカー的に音が広がっていくという点です。
M's Systemのスピーカー・エンクロージャーは基本、紙と木で作成されています。
そのエンクロージャーが鳴く事により、もう一つの振動板として働いているようです。
普通のスピーカーであれば、右のスピーカーの前に立てば、
(左のスピーカーから音が出ていても)右のスピーカーの音が張り付いたように感じますが、
M's Systemのスピーカーでは演奏している人達の周りを移動しながら、
俯瞰した様な位置から聞いている様に、どちらか片方に音が集中している、
もしくは片方からの音が大きく出ている感じが弱いのです。
先に書いたように無指向性的な広がりがありますので、
部屋の隅に置いていても、部屋全体に音が広がり、
聞いている位置による、楽器の定位、空間の表現にあまり差がありません。
ですから、スピーカーの正面、中央にきっちり座って集中して聞くという、
いままで当たり前だった、Hi-Fiオーディオの基本とはちょっと違って、
座る場所を移動しながらのBGM的な聴き方に向いています。
実際に店舗でのBGMシステムとしての導入で高い評価を得ています。
設置例はこちら↓ M's SystemのHP内です。
http://mssystem.co.jp/professional.html
また、私の知人が事務所のBGM用に使用していますが、
事務用家具等で音が遮蔽されない少々高い位置に設置する事で、
事務所のどこにいても、さほど大きな音で無いにもかかわらず音が広がっていました。
店舗での使用をお考えの方は、オプションで吊り下げ用フック加工に対応しています。
機器との接続は通常のスピーカー同様に、スピーカーケーブルで行います。
※M's System MS1001 スピーカー端子
通常2筐体のスピーカーが1筐体になっていますが、それ以外は一緒です。
端子の左右だけお気を付け下さい。
M's System MS1001-M スピーカー
定価129,000円(税別)
再生周波数帯域 : fo~22kHz
最低共振周波数 : 80Hz
インピーダンス : 8Ω
許容入力 : 15w
サイズ : Φ210mm*W400mm
重量 : 4.2kg
付属品 : 木製台座、SPケーブル(1.5m*2)
仕上げ : メープル
その他仕上げ
・ウォルナット : MS1001-W / 定価129,000円(税別)
・ピアノホワイト : MS1001-PIANO WHITE / 定価180,000円(税別) 受注生産
・ピアノブラック : MS1001-PIANO BLACK / 定価180,000円(税別) 受注生産
・漆塗り : MS1001-JAPAN / 定価240,000円(税別) 受注生産
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