Accuphaseの新型CDプレーヤー『DP-430』のお届けです。
T様は、TRIODEの製作講習会などでも、お手伝い下さる常連さんです。
今回は、15年ぶりのCDプレーヤー入れ替えのご相談を受けました。
この頃のAccuphase製品の進化に注目なさっていたT様が選んだのが、
D/Aコンバーター部などを一新した、新型のCD専用プレーヤー『DP-430』でした。
※T様宅のシステム
ご使用中のスピーカーは、PLATINUMの『SOLO』。
PLATINUMは、自身がベーシストだったフィル・ジョーンズ氏が、
AE、Boston Acousticsを経て、自ら興したスピーカーブランドでした。
搭載されるウーハーは9cmのアルミ製・メタルコーン。
25mmの同じくアルミ製ツィーターと組合わせられています。
『ベースの正確な音程とリズムを引き出すには、大口径ではダメだ』という、
彼の信念が結晶化した、小型スピーカーの白眉ともいえるモデルの1つです。
※現在フィル・ジョーンズ氏は、自らの名前を冠したPJB(Phil Jones Bass)という、
ベースアンプ・ブランドを主催しています。
そして今も、小口径ウーハーにこだわった製品を製造しています。
金属製の小口径ユニットに、剛性の高いエンクロージャーを組み合わせたとなると、
いかにもメリハリのある、高解像度スピーカーをイメージさせますが、
T様のシステムは、キツさなどとは無縁な、細やかでありながら、
豊かさやエネルギー感が損なわれる事無く、音がスムーズに立ち上がる、
ナチュラルな、真の意味でのハイスピードを感じさせました。
またT様のセッティングは、一見シンプルですが、ケーブルを床から浮かす等、
細かい調整と共に、要所要所に効果的にアクセサリーが使用されていました。
特に電源からのノイズ対策に、CSEのクリーン電源をはじめ、
話題のNSアモルメットコアなどが使用されています。
特にアモルメットコアを使用した際の、S/N感のアップはかなりのものだったそうです。
CDプレーヤーを『DP-430』に変更。チェックを兼ねて音出し開始。
おろしたてですが、既にその細やかな高域と、解像度感高い低域は、
T様のご希望に十分に答えてくれる事を想像させるサウンドでした。
Accuphase『DP-430』のご紹介はこちら↓
http://nojima-audiosquare.blogspot.jp/2017/02/accuphase3cddp-430.html
メインシステムの他、長年大切にしてきたアンプなども、
しっかりとメンテナンスされており、こういった点も見習いたいと思う配送でした。
※Accuphase T-107 FMチューナー
写真のAccuphase製FMチューナー『T-107』は、1985年発売開始と30年以上前の製品。
その時間を感じさせない、ぴかぴかの状態で、今も現役で活躍しています。
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