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2021年10月29日金曜日

 

先日伺ったLUXMAN本社訪問レポートの本当の目的は

昨日発売となった、新型のプリメインアンプL-507Zと

パワーアンプのフラッグシップM-10Xの試聴でした。


どちらのモデルにも共通の大きなトピックとしては「LIFES」
「LIFES」はLuxman Integrated Feedback Engine Systemの
略称だそうですが、今回の新しい心臓部を担う、増幅帰還
エンジン、LUXMANの新しい命(LIFE)と言える部分。

回路図を見せていただきながら、従来のヴァージョンアップ
を繰り返し大型化した回路を、ゼロベースからLIFES開発に
至って、試聴を繰り返す中でシンプルな回路かつ無帰還回路
のような自然な音質にたどり着いた…という丁寧なご説明が
私の想定より長く(すみません)試聴時間が多少押されたので、
ご用意いただいたCDは途中で止めていただき、持ち込んだ
CDに変えていただいた。


持ち込んだのは、もうすでに30年以上も僕のリファレンスに
使っているRachelle Ferrell。試聴の時に超高音質盤みたい
なのを掛ける人も多いかと思いますが個人的にはオーディ
オは自分の心を揺さぶるための道具だと思っているので、
まずは音楽的に高い次元で、音質はまぁまぁ以上くらいの
ものでいいと思っています。

だって演奏が素晴らしいのに、音質がまぁまぁだったから
心が動かなかったなんてオーディオ欲しくないでしょ?

普段聴くソースもほとんどは超高音質ということは滅多にない。


そんなわけでRachelle Ferrellのラストトラック「枯葉」
まずはフラッグシップのD-10Xで。

涙が浮かんだ。

続いて L507Z…こちらは

涙が溢れた。

どちらも素晴らしく、心を揺さぶられた。あくまで個人的な
嗜好の部分のところで、僕にはL507Zがより響いたようだ。

この涙が…の件(くだりと読みます)は大袈裟でも何でも無く、
LUXMANの面々も僕の涙を見ながらみんなで笑った。

そんなわけでLUXMANの新型アンプ
D -10X 1,650,000円
L507Z 693,000円
はしっかりと僕の心を揺さぶりました…というレポートでした。

さらに、L507Zはフォノイコも随分といいらしいですよ!試聴は
させてもらえませんでしたが…コレはアナログ好きとしては
書いとかないわけにはいかないですね

オーディオスクエアはLUXMAN製品の正規取り扱い法人です。
お求めもメンテナンスもぜひ当店にご相談ください。
















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