でも、実際につなごうとすると、この数年でいっきに難しくなっているのです。
まずは、TVにアナログ音声の出力が無くなってきていますし、
レコーダーにも同様にアナログ出力は無くなってきています。
RCA端子が付いていると思ったら、それらは音声出力ではなく、
VTRやケーブルTVのチューナーからのダビング用の入力端子である事がほとんどです。
低価格のDVD、Blu-rayプレーヤーに至っては、光や同軸のデジタル出力も無く、
HDMI端子しか付いていないというケースも多くなってきました。
結果、TV等の音質向上を考えた場合、HDMIでの接続と言う事で、
AVアンプもしくは、バータイプのスピーカーを選ばざるをえない・・・と言う事になります。
でも、複数のスピーカーを使用してのサラウンド・システムを構築するのは、
サラウンドスピーカーの配線等を考えると難しいしという方も多く、
かと言って、バータイプの疑似サラウンドを目的としたスピーカーは、
音楽を聞くという面では、今一つクオリティの面で納得出来ない、となってしまいます。
そんな方におすすめしたいのが、昨年末の11月にPioneerから発売された『SX-S30』です。
※Pioneer SX-S30 ネットワーク機能搭載プリメインアンプ NEW
現代の複合型アンプですから、もちろんネットワークプレーヤー機能が搭載されています。
Wi-Fi接続は、2.4GHzと5GHzのデュアルバンドに対応。
インターネットラジオや、NASの中の音楽ファイルも再生可能です。
iTunesを利用している方であれば、AirPlayにも対応します。
さらにBluetooth接続にも対応しています。
そして『SX-S30』最大の特徴が、AVアンプ並みのHDMI端子の装備です。
※Pioneer SX-S30 背面
HDMI端子は4系統。
さらにTVとの接続に便利な、ARC対応のHDMI端子も装備されています。
HDMIのリンク機能『HDMI CEC機能』を使用し、
TVのリモコンで電源のON/OFF、音声切替、音量調整など、基本操作を行える点も魅力です。
『SX-S30』にお気に入りのスピーカーを組み合わせれば、
音楽も、TVやBlu-ray等の音声も、シンプルな操作で楽しめるでしょう。
搭載されるアンプは、PioneerらしいクラスDアンプ。
デジタル信号処理部に関しては、6層基板を採用するなどノイズ低減にも力を入れています。
さらに、同社のAVアンプで評価の高い音場補正技術『MCACC』も搭載されています。
2チャンネル用に最適化した『MCACC』では、付属のマイクを接続する事で、
スピーカーのサイズ、音量差、距離補正、接続したスピーカーの低域再現能力を自動測定。
サブウーハーを使用していれば、クロスオーバー周波数の設定も行います。
また、『フェイズコントロール技術』により、サブウーハーの低音遅れも解消し、
メインスピーカーとのスムーズなつながりと、より高い躍動感を実現します。
Pioneer SX-S30 ネットワーク機能搭載プリメインアンプ NEW
定価65,000円(税別)
搭載アンプチャンネル数 : 2
定格出力 : 85w(4Ω/1ch駆動時)
アナログ入力
・RCA端子*2系統
・フォノ入力(RCA端子)*1系統 / MM対応
アナログ出力 : サブウーハー用モノラルプリアウト(RCA端子)*1系統
デジタル入力 : 光、同軸*各1系統
HDMI端子
・HDMI入力(HDCP2.2対応)*4系統
・HDMI出力(ARC対応)*1系統
ネットワークプレーヤー部
・LAN(1000BASE-TX)*1系統 : PCM/44.1~192kHz・最大24bit、DSD/最大5.6MHz
※有線によるLAN接続時での対応。
またDSDしい号はPCMに変換されて再生されます。
・USB-A端子*1系統 : PCM/最大192kHz・最大24bit、DSD/最大5.6MHzまたDSDしい号はPCMに変換されて再生されます。
・対応フォーマット : FLAC、ALAC、WAV、AIFF、DSF、DIFF、MP3、AAC、WMA
・バージョン4.1+LE
・対応コーデック : SBC、AAC
FMチューナー : 76.0MHz~95.0MHz / プリセットチャンネル数 40
サイズ : W435mm*H78mm*D330mm
重量 : 4kg
その他 : radiko.jp、TuneIn、Google Cast、AirPlay対応
幅はフルサイズ(435mm)ですが、
高さは約8cm、奥行きも33cmと設置性が高いのも魅力です。
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