通常のLANケーブルによる出力の他、この春のファームウェアアップデートで、
『N1A』自身でファイルを開き、USBから出力する機能が追加されました。
この機能を使用すれば、皆さんがお持ちのUSB-DACとダイレクトに接続が可能になります。
使用感はネットワークプレーヤーと同じ。
しかも、コントロール・アプリにLINNのKinskyを使用出来る為、
現在最高の操作性を持つネットワーク・トランスポートとなります。
展示開始のブログはこちら↓
http://nojima-audiosquare.blogspot.jp/2015/05/nasdelaha-n1ah20.html
※バッファロー DELA・HA-N1AH20(N1A) オーディオ用NAS
今週末は、Accuphase(アキュフェーズ)のSACDプレーヤー『DP-720』の、
USB-DAC機能に接続してデモンストレーションを行っています。
※Accuphase DP-720 USB-DAC機能搭載SACDプレーヤー
バッファローのホームページでは、対応機種としてアップされていませんが、
店頭で接続してみたところ、問題なく動作しています。
『N1A』の表示を確認すると、『Accuphase USB Audio』として認識しています。
Accuphase『DP-720』のUSB入力は、DSD系ファイルの再生に対応していませんので、
残念ながらDSD系ファイルのネイティブ再生は出来ませんが、
現在市場のほとんどを占める、FLAC、WAVE等のPCM系は、192kHz/24bitまで対応しています。
DSD系ファイルに関しては、DSDディスクを作製するか、
『N1A』のダウンコンバート機能(DSD→44.1kHz)を使用する事で対応可能です。
因みに、Accuphaseの最新USB-DAC『DC-37』は、DSD系ファイルに対応しています。
ファイル再生を主軸にしながらも、SACD等のディスク再生にもこだわりたい方で、
新たに購入をお考えの方は、『DC-37』を中心に、
HS-LINKを搭載したトランスポート(『DP-900』『DP-800』)や、
SACDプレーヤー(『DP-550』『DP-600』等)を、用意するのも良いでしょう。
現在、日本国内で販売されているネットワークプレーヤーで、
『DP-720』と肩を並べるか、それ以上の能力を持つD/Aコンバーターを搭載している製品は、
LINN(リン)のトップモデル『Klimax DS/K』と、その弟モデル『Akurate DS/K』、
SFORZATO(スフォルツァート)の『DSP-03』、これから発売されるトップモデル『DSP-01』、
それと、Technics(テクニクス)の『SU-R1』といったところでしょうか。
となりますと、この『N1A』と『DP-720』(もしくは『DC-37』等)の組み合わせは、
高品位なファイル再生の方法として、なかなか魅力的に思えます。
PCオーディオのプレーヤー設定等が、わずらわしいとお思いであれば、
ぜひDELAを組み合わせたシステムを、候補にあげてみては如何でしょうか。
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