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2016年8月25日木曜日

『MQA』に関しての追記。

イギリス・MERIDIAN(メリディアン)が開発した、『MQA』をご紹介したところ、
PCオーディオで『MQAファイル』を再生したら、プレーヤーソフトの出力のサンプリングが、
44.1kHz、48kHzという値で、ハイレゾでは無いのでは?という指摘を受けました。


実際に、『MQAファイル』を通常のUSB-DACに出力すると、
44.1kHz、もしくは48kHzの信号が入力されていると表示されます。


※MQA 352.8kHz信号をDA-250に入力した時の表示

実際にMQAファイルを再生し、
MQA非対応のUSB-DAC、LUXMAN『DA-250』と接続してみると、
確かに入力の表示は44.1kHzとなっています。

ファイルの販売元である2Lレーベルは、
サンプリング周波数352.8kHzのMQAファイルだと言っていますが、
この状態では、そのようなハイサンプリングのデータとは思えません。


お店にデモ機のある、MERIDIANのMQA対応USB-DAC『Explorer2』に接続しても、
PCのオーディオプレーヤーの出力サンプリング数は、44.1kHzを示しています。
 
 
※MQA 352.8kHzを foobar2000で再生した時のサンプリング表示
 
サンプリング352.8kHzのMQAファイルをfoobar2000で再生した際の、
サンプリング周波数も、44.1kHzと表示されているのがわかります。
が、赤い丸の左側のデータ容量が、
FLACファイルでありながら1396kbpsと、かなり大きくなっているのがわかります。
 
 
※44.1kHz/16bitのFLACファイルをfoobar2000で再生している際の表示 
 
同じ音源の、44.1kHz/16bitを再生すると、データ容量は702kbpsとなっています。

後で出てきますが、データ量が同じ44.1kHzでありながら、
およそ2倍(MQA/1396kbps:FLAC/702kbps)となっている事を覚えておいてください。


この様に表示されるサンプリング周波数が、44.1kHzや48kHzである事もあり、
既にMQA対応製品を販売している、ONKYO、PIONEERのサポートセンターでも、
MQAファイルを再生した際に、PC等から出力されるデジタル信号には、
ハイレゾ成分(超高域やより大きなダイナミックレンジ)は含まれていない、
と案内されている様です。
 

でも、実はここが『MQA』のポイントと言えます。


『MQAファイル』は、PCのプレーヤー上で展開はされず、
対応したUSB-DACや、今後発売されるネットワークプレーヤー等の、
D/Aコンバーターの直前で、元の信号に展開され、
ハイレゾ信号としてD/A変換されているのです。

ですから、PCのプレーヤーソフトで再生した際は、
基本となるサンプリング周波数の44.1kHz、48kHzの表示となるのです。

対応した機器は、通常のD/Aコンバーター等では検出できない様に、
カプセル化され、守られたハイレゾ成分をカプセルから取り出し、
基本となる信号にプラスしているのです。

このカプセル化された分のデータ量の分が、
約2倍というデータ量の差として表れているのです。

通常のD/Aコンバーターでは、カプセル化されたデータは検出されないので、
存在しないものとしてD/A変換されます。
その際は、MQAの『オーディオ折り紙』を行う、
ベース・サンプリング周波数(44.1、48kHz)のデータとして処理されます。
将来的に、MQAファイルを展開できるPCオーディオ用のプレーヤーソフトが開発されれば、
192kHzや、384kHz等のデータとして出力されるようになるでしょう。


カプセル化されたデータが、展開されている工程がしっかり行われている事を示すため、
MERIDIANのMQA対応USB-DAC・『Explorer2』では、LEDによる表示を行っています。


※MERIDIAN Explore2 MQA再生時のLED表示

3つの表示の内、出力端子に近い側から入力のサンプリング周波数を表します。
手前から176.4/192kHz、真ん中が88.2/96kHz、奥が44.1/48kHzを示します。
一番奥は、入力がMQAかどうかも表示しており、ブルーに光っている場合は、
『MQA Studio』という、製作者サイド(※1)がクオリティを保証した、
高品位データであることを示しています。
※1 アーティスト、プロデューサー、版権元を指します。それ以外のMQAはグリーンの表示になります。

『Explorer2』は176.4/192kHzまで対応していますから、
写真の状態では、176.4kHzのサンプリングまで展開し、
MQAファイルを再生している事を示しています。
※MQAの『オーディオ折り紙』の展開は、入力された機器のレベルに合わせて行われます。
サンプリング周波数352.8kHzの場合は『オーディオの折り紙』を3工程行っていますが、
『Explore2』は176.4/192kHzまでの対応なので折り紙を2回目まで展開しています。


同じ音源の、FLAC・44.1kHzのファイルを再生している際は、以下の様に表示されます。


※Explorer2で44.1kHzファイルを再生している際の、LED表示

PCのプレーヤーソフト上では同じ44.1kHzのファイルとなっていますが、
USB-DAC上でハイサンプリングのハイレゾデータに変換されている事が、
これらの表示で確認できます。


『MQA』の魅力。ハイレゾ信号をコンパクトに↓
http://nojima-audiosquare.blogspot.jp/2016/06/718meridianmqa.html

『MQA』の主要技術・『オーディオの折り紙』のベースとなる考え方↓
http://nojima-audiosquare.blogspot.jp/2016/07/meridian1.html

『オーディオの折り紙』による圧縮工程↓
http://nojima-audiosquare.blogspot.jp/2016/07/meridianmqa2.html




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