エンクロージャーを含め、初のフルモデル・チェンジが行われ、
『CONTROL X』として生まれ変わりました。
※JBL CONTOROL X 壁掛け対応小型スピーカー
『CONTROLシリーズ』は、JBLを代表する、
10cm~13cmウーハーに、ツィーターを加えた2ウェイの小型スピーカー。
樹脂製のエンクロージャーを使用し、壁取付け等にも対応した、
フレキシブルに使えるスピーカーとして、
BOSEの今は無き『101シリーズ』と並ぶ人気モデルです。
また、ロックをコンセプトにしたアメリカンレストラン『Hard Rock Cafe』の、
BGM用スピーカーとして採用されていたりと、音楽好きにとっての定番スピーカーです。
初代モデル以後『CONTROLシリーズ』は、
主にツィーターの変更をするマイナーチェンジを行い、約30年にわたり生産されてきました。
そして今回、エンクロージャーも含めた、シリーズ初のフルモデル・チェンジが行われました。
※CONTROL X
側面から見ると、大きくエンクロージャーの設計が変わったことがわかります。
※CONTROL ONE
『CONTROL 1』の最終形となった旧製品の『CONTROL ONE』は、
側面から見るとフロントバッフルと背面が平行なBOX型ですが、
新しい『CONTROL X』は扇形に変更されました。
また、ツィーターにはホーンが組み合わされました。
エンクロージャーが扇形になった事もあり、低めの棚などに置いた際にも、
スピーカーが若干上向きに成る様になっており、自然に音が目線に上がるようになっています。
スピーカー端子も、バナナプラグ対応の端子に変更。
配線もしやすくなりましたし、より高品位なケーブルを使用する事も可能です。
さらに、壁取付け用金具が付属しているのも魅力です。
※CONTROL X 付属壁面取付金具
取付金具は、角度調整も可能なタイプです。
搭載されるツィーターは、実は『STUDIO2シリーズ』と共通の、
『セラミック・メタル・マトリックス・ダイヤフラム』を採用しています。
アルミ製振動板の両面を、セラミック化したアルミナ層でサンドイッチする事で、
歪を抑え、伸びやかで透明感ある高域を実現しています。
この素材は、JBLのグループ企業Infinity(インフィニティ)が開発した物で、
クラシックファンから評価の高かった、同社の高域を支えていた振動板技術です。
JBL『STUDIO2シリーズ』のご紹介はこちら↓
http://nojima-audiosquare.blogspot.jp/2015/04/jblstudio-230-brn.html
同一の振動板を使用していますから、
フロントに『STUDIO280』の様なトールボーイ型を使用して、
サラウンド側は『CONTROL X』を壁付・・・、といったシステムもいかがでしょうか。
また、防滴構造を採用しているので、直接雨がかからないという事が条件になりますが、
ひさしの下など、屋外での使用も可能です。
ガレージや、オープンデッキ、庭などで音楽を楽しみたい方や、
店舗のBGM用にも最適なスピーカーではないでしょうか。
JBL CONTROL X 壁取付け金具付属小型スピーカー
定価OPEN → メーカー想定販売価格30,000円前後(ペア/税別)
形式 : 2ウェイ・バスレフ型
搭載ユニット
・ツィーター : 25mm径セラミック・メタル・マトリックス・ダイヤフラム・ドーム型
※XウェーブガイドHDIホーン搭載
・ウーハー : 133mmグラスファイバー強化ポリコーン・ウーハー
周波数特性 : 90Hz~20kHz
クロスオーバー周波数 : 2.3kHz
インピーダンス : 8Ω
能率 : 87dB
サイズ : W165mm*H235mm*D159mm
重量 : 2.6kg
付属品 : 壁面取付用ブラケット
展示色のホワイトの他、ブラックもございます。
余談ですが、サランネットの固定方法が変更になり、取り外ししやすくなりました。
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