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2016年11月15日火曜日

本日の配送。今日はLUXMANの90周年記念モデル、300Bの限界を極めたパワーアンプ『MQ-300』のお届けです。

今日は、この夏にBowers&Wilkins『803D3』を納品させて頂いた、
藤沢市のS様宅まで、LUXMANの真空管パワーアンプ『MQ-300』のお届けです。


『803D3』の導入後、S様の10数年ぶりの、
大幅なシステム入れ替えのお手伝いをさせて頂いています。

SACDプレーヤー『D-08u』の導入とともに、スピーカー設置場所の変更。
さらに、オーディオラックの更新と、1つ1つシステムアップを行ってきました。
ラックに関しては、縦型の木製オーディオラックをやめ、TAOCの『ASRⅡシリーズ』を導入。
高さを抑える事で安定感を高め、振動に対してもより強い方向へ。
これは、S様も『ラックで、こんなに音が変わるとは‼』と、高い評価を頂きました。

そして、機器に関しては最後の変更、アンプへと進みます。


当初はLUXMANのフラグシップ・セパレートアンプ『C-900u』&『M-900u』が候補でした。

それでも気になるのが、LUXMANの90周年記念モデルの1つ、
真空管パワーアンプの『MQ-300』です。

『MQ-300』はご存知の通り、35年ぶりの国産300B、
高槻電気工業株式会社製の『TA-300B』を採用した、超弩級の真空管パワーアンプです。

と言っても、出力は8w/chと決して大きくはありません。
果たして『803D3』から十分な音量と、クオリティを引き出す事ができるのか?
仮にその問題をクリアできても、プリアンプはどうするのか?

『MQ-300』を導入するにあたって、超えるべきハードルは数多くあります。
LUXMANの協力を得て、店頭にデモ機をご用意。
S様の疑問や不安点を1つ1つ検証。
お店の広めの試聴室でも、十分な音量を確保する事が可能である事、
トランジスターアンプの『M-900u』とは違う、
ボーカル帯域の密度感と、ディテール描写の高さから、お気持ちは『MQ-300』へ。


そして、インターナショナル・オーディオ・ショウ(TIAS2016)での、
ペアとなる真空管プリアンプ『CL-800(仮)』の発表が、S様の背中を押すことになりました。



※LUXMAN MQ-300と、Bowers&Wilkins 803D3

週末の天気予報では雨との事でしたが、雨は1日早く上がり、快晴となりました。
スタッフ2人でラックに設置。一部機器の移動を行い、配線のやり直しを行いました。

音出しのチェックのために何曲か聞いている間にも、どんどん密度感が上がっていきました。
長年ご使用中のアンプの、クリアーなサウンドとは違う、
真空管アンプらしいキメの細やかさと、『MQ-300』独特の力強ディテール表現を、
短時間の試聴でしたが確認する事が出来ました。


LUXMAN『MQ-300』先行試聴のブログはこちら↓
http://nojima-audiosquare.blogspot.jp/2015/10/luxman300b90mq-300.html




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