試聴会に先駆けて、Accuphaseの担当者の方々がセッティングを行って下さいました。
スピーカーは正式取扱を開始した、
TADのトールボーイ型スピーカー『TAD Evolution ONE(TAD-E1)』を使用します。
『TAD-E1』は、ツィーターに35mm径ベリリウム振動板を採用した、
14cm同軸ユニット『CST(Coherent Source Transducer)ドライバー』に、
18cmウーハー2基を組み合わせた存在感のあるスピーカーです。
『TAD-E1』は、普段試聴会で使用する、
Bowers&Wilkins『803D3』の広大な空間表現とは一味違う、
密度感と、存在感ある明確に定位する音像が魅力です。
共にスタジオで使用されるモニタースピーカーから派生した製品ですが、
それぞれの生まれの違いが、現代でもその表現に大きな影響を持っている点が興味深いです。
セッティングが完了した後、さっそく『A-250』を聴かせて頂きました。
※Accuphase A-250 純A級モノラル・パワーアンプ NEW
SACDプレーヤーには『DP-950』&『DC-950』のセパレート型をご用意。
プリアンプには『C-3850』をご用意しました。
『A-250』と合わせ、40周年記念モデルを進化させた、
最新のAccuphaseサウンドを具現化した製品群です。
近年のAccuphaseが持つナチュラルさに、低域の伸びの重量感が加わっています。
採用したコンデンサー類も、低域の伸びや量感を意識して選んだそうです。
そして、もう一つの魅力。これも近年Accuphaseの製品を聴いていて感じる魅力です。
それは、音楽が始まる瞬間の、音にならない音を感じられる点です。
それを感じさせたのが、
長岡京室内アンサンブルの『Debut』(NF60101)に収録されている、
『モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジーク』。
演奏の始まる瞬間、アンサンブルの肝になる場所で重要な、
ブレスの瞬間の、演奏者間で飛び交う視線や緊張感が、音として感じられます。
『エクストン・ラボラトリー・ゴールドライン』のワンポイント録音ヴァージョンの、
インバル指揮・東京都交響楽団『マーラー:交響曲第1番「巨人」』(OVXL-00077)では、
第1楽章のはじめ、空間にポン、ポンと浮かび上がる楽器の音が、
単調にならず、緊張感とふくよかさを感じさせる点も、魅力。
店頭でAccuphaseをご紹介する中で、『正確な音のブランド』というイメージ以上に、
『音楽性が豊かになった』という評価を、この頃よくお客様から頂きます。
そういった新しい魅力が、今まで以上に感じやすくなってきたと思います。
試聴会はご予約でいっぱいです(立ち見であればお聴き頂けそうです)が、
明日22日(土)にお聴き頂く事も可能です。
ぜひ、ご来店ください。
Accuphase A-250発売記念試聴会
<使用機器>
Accuphase
・A-250 : 純A級モノラル・パワーアンプ NEW
・C-3850 : プリアンプ
・DP-950&DC-950 : セパレートSACDプレーヤー
TAD
・TAD Evolution ONE(TAD-E1) : トールボーイ型スピーカー
開催日 : 4月23日(日)
開催時間 : 14:00~16:00 (約2時間を予定しております)
開催場所 : オーディオスクェア藤沢店 試聴室
Accuphase A-250 純A級モノラル・パワーアンプ NEW
定価1,250,000円(1台/税別) 4月25日前後出荷開始
入力 : RCA*1系統、XLR*1系統
分岐出力 : RCA*1系統、XLR*1系統
定格出力 : 100w(8Ω)、200w(4Ω)、400w(2Ω)、800w(1Ω) ※1Ωは音楽信号に限る
ゲイン : 28.0dB
ゲイン切替スイッチ : MAX、-3dB、-6dB、-12dB
ダンピング・ファクター : 1,000
S/N比 : 127dB(GAINスイッチMAX)、133dB(GAINスイッチ-12dB)/定格出力時
サイズ : W465mm*H238mm*D514mm
重量 : 46kg
『A-250』を片ch2台使用する事で、ブリッジ接続を行う事が出来ます。
その際のパワーは、400w(8Ω)となります。
Accuphase『C-3850』のご紹介はこちら↓
http://nojima-audiosquare.blogspot.jp/2015/04/accuphasec-3850.html
『DP-950』&『DC-950』のご紹介はこちら↓
http://nojima-audiosquare.blogspot.jp/2016/08/accuphasesacddp-950.html
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