ESOTERIC(エソテリック)の『名盤復刻シリーズ』の新譜が、3月10日(火)に発売になります。
今回も2枚発売となります。
1枚は、ピエール・ブーレーズ指揮の『春の祭典』&『火の鳥』(ESSG-90118)。
ジャケットは、1992年録音のシカゴ交響楽団との録音の『火の鳥』のデザインを採用しています。
『春の祭典』は1991年に、クリーヴランド管弦楽団との録音です。
『春の祭典』のジャケットはこちら。
ESOTERICのHPのピエール・ブーレーズの写真は、このジャケットからの物です。
1977年にフランス音響音楽研究所(IRCAM)の設立と、その所長就任の為、
通常の指揮活動から遠ざかっていたブーレーズが、
1991年に所長退任後ドイツ・グラモフォンと専属契約を結び、まず録音した2曲のカップリングです。
『春の祭典』に関しては、ブーレーズはIRCAM設立以前にも、
1969年にクリーヴランド管弦楽団と録音しており、こちらも有名な盤です。
このジャケット有名ですよね。
この録音で、『春の祭典』の名手と呼ばれることになったピエール・ブーレーズの、
復帰後初の録音が、同じクリーヴランド管弦楽団で22年ぶりの再録というのも興味深いです。
ストラヴィンスキー:バレエ『春の祭典』&『火の鳥』(ESSG-90118)
ピエール・ブーレーズ指揮。
『春の祭典』、1991年3月録音。クリーヴランド管弦楽団、メイソニック・オーディトリアム。
『火の鳥』、1992年12月録音。シカゴ交響楽団、シカゴ・オーケストラ・ホール。
もう1枚は、エルネスト・アンセルメ指揮の『シェエラサード』。
ESOTERICの『名盤復刻シリーズ』の中でも高い評価を得た、
2008年発売の『三角帽子』と並ぶ、アンセルメを代表する演奏、録音です。
ジャケットは1960年録音の『シェエラザード』のもの。
カップリングは1964年録音の歌劇『ホヴァンシチナ』と『ルスランとリュドミラ』の序曲。
『Rossian Delights』というロシア音楽の小品集からのセレクトです。
アンセルメは1900年代初頭から中期に活躍した指揮者の中でも、
特に録音技術に対しての関心度が高い指揮者と言われています。
録音エンジニアに対しても協力的だったと言われ、
1954年5月に英DECCAが初めて行ったステレオ録音のセッションにも参加しています。
DECCAの初期ステレオ録音の名盤に、
アンセルメ&スイス・ロマンド管弦楽団の物が多いのは自然な成り行きと言えるでしょう。
リムスキー=コルサコフ:交響組曲『シェエラザード』他(ESSD-90119)
エルネスト・アンセルメ指揮、スイス・ロマンド管弦楽団。
『シェエラザード』、歌劇『イゴーリ公』からダッタン人の踊り、1960年11月録音。
歌劇『ホヴァンシチナ』からペルシャの女奴隷たちの踊り、
歌劇『ルスランとリュドミラ』序曲、1964年4月録音。
定価はそれぞれ、3,143円(税別)。
SACDハイブリッド仕様です。
今回も、数量限定となっております。
本日より、ご予約承ります。
オーディオスクェア藤沢店 TEL 0466-31-0603
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