SoulNoteのフォノイコライザー『E-1』に、100台限定でブラック仕上げが発売されます。
※SoulNote E-1 MM/MC対応フォノイコライザー 100台限定ブラック仕上げ NEW
『E-1』は、SoulNote設立時にほぼ手作りで限定生産された、
MC専用フォノイコライザー『ph1.0』(定価500,000円/税別)をベースに開発されたモデルです。
基本回路は『ph1.0』と同じく、完全バランス無帰還ディスクリート構成となっています。
『E-1』では、MM入力に対応させるのと同時に、MCのバランス入力にも対応させました。
MC入力の負荷インピーダンスは6段階で切替可能。
MM/MCの入力切替、サブソニックフィルターのON/OFFにも対応と、
機能面の充実も実現しています。
それでいて価格が大幅に値下げされたのは(『E-1』の定価は200,000円/税別)、
『ph1.0』が基本的に試作品の製造と同じように、都度パーツを用意し、
1台1台を技術者が手作りでハンダごて片手に生産したものだったのに対し、
『E-1』は、恒久的に生産する事を前提に、機械化を進めた事が主な理由です。
その他にも、10周年の記念モデルであるのと、10年前と違いレコード再生が特別な物でなく、
より多くの方々が行うようになり、販売台数が見込める事も後押しになっています。
※SoulNote E-1 内部
『E-1』と『ph1.0』の内部写真を見ても、その差が分かる方は少ないかと思います。
個人的には、出力段の配置が90度変わっている点に注目。
結果、信号の流れは『E-1』の方が理にかなっていると思っているのですが・・・。
電源トランスはRコアからトロイダル型に変更されています。
ただし搭載されるトランスは、プリメインアンプ『A-1』と同じ仕様で、260VAという大容量です。
片ch辺り1,000μFの小型コンデンサーを10個並列にしているなど、
いかにもSoulNoteらしい設計がされています。
※E-1に搭載される260VAのトロイダル型トランス
電源トランスはフロント側のシールド内に配置。
トランスの真下にスパイクを設置する、
『ダイレクトメカニカルコンストラクション』を採用するなど、筐体設計も独特です。
入力はRCAとXLRが各1系統ありますが、
切り替えが無いため、どちらか一方での接続となります。
イコライザー回路に使用されるパーツには、
1%精度のMELF抵抗、2%精度のポリプロピレンフィルムコンデンサーを使用する事で、
RIAAカーブの特性に万全を期しているとの事です。
出力はアンバランス(RCA)とバランス(XLR)を用意していますが、
基本的にはバランス優先の設計となっています。
また、2芯シールドのしっかりしたフォノケーブルを使用する場合は、
RCA入力でも、簡易的なバランス入力として動作させる事が可能です。
※シールドが弱いケーブルですと、ノイズが出る事があります。
※SoulNote E-1 背面
店頭でも機会があるごとにデモンストレーションをさせて頂いていますが、
間違いなく定価200,000円(税別)は、バーゲンプライスと言える、
充実したサウンドを提供してくれるモデルです。
『E-1』の試聴ブログはこちら↓
http://nojima-audiosquare.blogspot.jp/2016/11/soulnote102a-0e-1_25.html
E-1 MM/MC対応フォノイコライザー ブラック仕上げ100台限定 NEW
定価200,000円(税別) 6月中旬発売開始予定
入力 : RCA*1系統、XLR*1系統 ※どちらか片方のみ使用可能
出力 : RCA*1系統、XLR*1系統
入力感度
・MC : 0.5mV
・MM : 5mV
入力インピーダンス
・MC : 3Ω、10Ω、30Ω、100Ω、300Ω、1kΩ
・MM : 47kΩ
利得
・MC : 70dB
・MM : 50dB
RIAA偏差 : ±0.3dB
サイズ : W430mm*H102mm*D409mm(端子等含む)
重量 : 9.5kg
付属品 : スパイク、電源ケーブル
本日より、ご予約受付を開始しました。
オーディオスクェア藤沢店 TEL 0466-31-0603
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