リファレンスクラスのトップエンドモデルの大型トールボーイ型スピーカー『SB-R1』と、
プレミアムクラスのブックシェルフ型スピーカー『SB-C700』の2モデルだけでしたが、
今回新たに、トールボーイ型スピーカー『SB-G90』がラインナップに加わりました。
※Technics SB-G90 トールボーイ型スピーカー NEW
『SB-G90』は、16cm同軸ユニットをベースに、
16cmウーハー2基を組み合わせたトールボーイ型スピーカーです。
※SB-G90の同軸ユニット
搭載されるユニットは全て新規開発で、
同軸ユニットのミッドレンジは平面型から通常のコーン型へ変更されました。
『SB-G90』の最大の特徴は、ユニットの固定方法。
※重心マウント構造(Balanced Driver Mounting Architecture)
通常スピーカーユニットはフロントバッフルに固定されますが、
『SB-G90』では、エンクロージャー内の専用サブバッフルに固定されています。
スピーカーユニットは、背面に重量物であるマグネットが取り付けられている為、
取り付け位置であるフロントバッフルと、ユニットの重心が離れています。
その為、スピーカーを駆動した際に、ユニット自身の振動により、
振動板に余計な振動が発生してしまします。
そこで『SB-G90』のユニットは、重心点であるマグネットの前面に、
ユニット固定用のプレートを取り付け、スピーカー内部のサブバッフルに固定しました。
※SB-G90に搭載される同軸ユニット
重心点と取り付け位置が近いため、余計な振動を抑える事が出来ます。
また、フロントバッフルにユニットが固定されていない為に、
フロントバッフルで発生する不要な振動が低減され、明瞭度が上がるというメリットもあります。
さらにサブバッフルにより、エンクロージャー強度のアップも実現しています。
搭載されるユニットの振動板は、
全てアルマイト処理のされたアルミニウムを採用し、音色の統一を図っています。
Technics SB-G90 トールボーイ型スピーカー NEW
定価498,000円(ペア/税別)
形式 : 3ウェイ4スピーカー・バスレフ型
搭載ユニット
・ミッド/ツィーター : 同軸16cmアルミ・コーン型/2.5cmアルミ・ドーム型*1基
・ウーハー : 16cmアルミ・コーン型*2基
周波数特性 : 27Hz~100kHz(-16dB)、32Hz~85kHz(-10dB)
クロスオーバー周波数 : 480Hz、3.2kHz
能率 : 88dB(2.83V/1m)
インピーダンス : 4Ω
サイズ
・W302mm*H1,114mm*D375mm(スパイク使用時)
・W302mm*H1,093mm*D375mm (ゴム脚使用時)
重量 : 約32kg
また今週末、5月27日(土)には、『SU-G700』をはじめ、
今月発売開始の新製品を使用した、試聴会を開催させて頂きます。
試聴会の詳細はこちらから↓
http://nojima-audiosquare.blogspot.jp/2017/03/527technics3sl-1200grsu-g700sb-g90.html
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