史上初のDSDレコーダー兼編集機の『SONOMA』の開発に携わると共に、
現在のPCオーディオ等でDSD信号をUSBケーブルで転送する、
『DoP(DSD Audio over PCM Frames)』の開発にも携わった、
Andreas Koch(アンドレアス・コッチ)氏が、2007年に立ち上げたブランドです。
CDプレーヤー『MPS-3』に搭載されるD/Aコンバーターは、汎用のDACチップを使用せずに、
オリジナルアルゴリズムを書き込んだFPGAによりデジタル処理、D/A変換を行います。
※Playback Designs MPS-3 USB-DAC機能搭載CDプレーヤー
このオリジナル・ディスクリート構成のD/Aコンバーター部と、
ジッターレスで信号を取り出すPDFAS(Playback Designs Frequency Arrival System)と、
アナログ出力段を一体化した『AK Design:Audio DAC Module』が、
筐体後部のアナログ出力端子付近に設置されています。
※Playback Designs MPS-3 内部
写真左手前の黒いボックスが『AK Design:Audio DAC Module』です。
『MPS-3』では、CDの他入力されたPCM系の信号は、
全てDSD128(44.1kHz系は5.6MHz、48kHz系は6.1MHz)に変換してから、
D/A変換を行う構成となっています。
搭載されるCDメカは、Philips製リニアトラッキングメカの高級仕様『CD Pro』。
アルミニウム製ベースに取り付けられた、高耐久性メカニズムです。
『MPS-3』はこのメカに金属製トレーを組み合わせた、
GyrFalcon社製のフルメタル・ローダーを組み合わせ、振動対策を施しています。
デジタル入力は3系統。
※Playback Designs MPS-3 背面
USB入力は、PCM系・最大384kHz/32bit、DSD系・最大6.1MHzに対応しています。
AES/EBU(XLR)、同軸(RCA)の両端子は、PCM系・最大192kHz/24bitに対応します。
『MPS-3』(というか、Playback Designs)の魅力は中低域の密度感と押し出し。
この様な濃密な音は、国産メーカーだけでなく、
他のメーカーでは聴く事の出来ない、まさにPlayback Designs独特の音といえます。
高額な製品ですが、中古品であれば、かなり現実的な価格で入手が可能な時期になりました。
プログラムによって動作するディスクリートD/Aコンバーターは、
汎用DACチップを使用していませんので、
DACチップの世代変更に伴うストレスから逃れられる点も魅力です。
ハイレゾ系のファイル再生を重視しつつも、
多くのオーディオファイルが大量に所有するCDソフトの再生も高いレベルで行えます。
また、このクラスであれば、中途半端な状態でリッピングしたデータよりも、
プレーヤーのメカで再生した方が、CDに関しては良い結果を得られるものです。
決算に伴い、中古販売価格を大幅に見直させて頂きました。
このチャンスにぜひ、トップグレードのD/Aコンバーターを手に入れて下さい。
Playback Designs MPS-3 USB-DAC機能搭載CDプレーヤー
定価1,500,000円(税別) → 中古販売価格598,000円(税込)
※販売価格改定しました。旧販売価格698,000円(税込)
再生可能ディスク : CD
アナログ出力 : XLR、RCA*各1系統
デジタル入力
・USB-B端子*1系統 : PCM系・最大384kHz/24bit、DSD系・最大6.1MHz
・AES/EBU(XLR)、同軸(RCA)*各1系統 : PCM系・最大192kHz/24bit
サイズ : W435mm*H95mm*D405mm
重量 : 10.0kg
付属品 : 元箱あり、取説、リモコンあり
『MPS-3』の中古品は完売しました。
『MPS-3』の中古品は、Webからもご注文頂けます↓
https://online.nojima.co.jp/commodity/2/MPS3_102/
お電話でもご注文承ります。
オーディオスクェア藤沢店 TEL 0466-31-0603
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