大変ご好評だったデンマーク・SCANSONICの上位モデルにあたる、
Raidho Acousticsの小型高性能ブックシェルフ型スピーカー『XT-1』を、
9月24日(月・祝)までの期間限定でお聴き頂けます。
※Raidho Acoustics XT-1 ブックシェルフ型スピーカー
Raidho AcousticsとSCANSONICが所属するDANTAXグループは、
デンマークを代表する総合AVメーカーですが、
グループが所属する企業体は、機器に使用する素材に関しても強いとの事です。
Raidho Acousticsはその素材を活かし、
最高峰のスピーカーを開発するために生まれました。
そして、その成果をより多くの方に、より現実的な価格で提供する事を目的に、
Raidho AcousticsのデザイナーMichael Borresenがデザインしたのが、
先月デモンストレーションを行った、SCANSONICの『MB Sereis』となります。
SCANSONIC『MB-1』、『MB-2.5』の期間限定デモとご紹介はこちら↓
https://nojima-audiosquare.blogspot.com/2018/08/scansonicmb-seriesmb-1mb-25.html
搭載されるリボン・ツィーターには、ボイスコイルをエッチングした状態で、
重さ0.02gと言う極薄のフィルムによる振動板が採用されています。
この薄い膜を、強力なネオジウム・マグネットで駆動してます。
リボン・ツィーターは全て、内製、ハンドメイドで作られ、
Raidho Acoustics製品の全てのモデルに採用されています。
ウーハーはアルミニウムの両面を、
セラミック化した表面層でサンドイッチしたものがベースとなっています。
『XT-1』と同じサイズの弟モデル『X-1』には、
この3層構造(セラミック、アルミ、セラミック)の振動板を採用した、
『Xドライバー』が搭載されています。
今回ご用意した上位モデルの『XT-1』では、
この振動板の両表面に、さらに窒化チタンと真空蒸着されたチタニウムの層を加え、
合計7層構造とした『X-Tドライバー』が搭載されています。
100mm径の『X-Tドライバー』は、15kHzから分割振動が始まりますが、
その一時共振は3dB程とたいへん小さい事が特徴となっています。
リボンツィーターとのクロスオーバーは3.5kHzですから、
ミッド/ウーハーの動作範囲内でのひずみが大変少ない事が、
聴感上のノイズの少なさと、明瞭なディテール描写を引き出しています。
Raidho Acousticsの製品は、
『シリーズ内でのサイズの違いによるクオリティの差を無くす』事を意識し、設計されています。
スピーカーを設置する部屋のサイズ、欲しいスケール感に合わせて、
モデルを選んで欲しいとは、輸入元担当者の言葉です。
また、どのモデルも幅が小さい事が特徴。
これは設置する際に、スピーカーとその両側の壁との距離を確保する為の設計。
ブックシェルフ型スピーカーの『XT-1』は、
6畳程度の部屋であれば長辺側にスピーカーを設置した際に、
その能力を如何なく発揮してくれる設計となっています。
※Raidho Acousticsのスピーカーは、スピーカー間を広めにとり、
リスニングポイントの後方でスピーカーの音軸がクロスするように設置します。
※Raidho Acoustics XT-1 背面
Raidho Acoustics XT-1 ブックシェルフ型スピーカー
定価960,000円(ペア/税別)
形式 : 2ウェイ・バスレフ型
搭載ユニット
・ツィーター : 密閉型リボンツィーター*1基
・ウーハー : 100mm径チタンニウム・セラミック・ドライバー*1基
周波数特性 : 80Hz~40kHz
能率 : 88dB(2.83V/1m)
クロスオーバー周波数 : 3.5kHz
インピーダンス : 6Ω
サイズ : W145mm*H320mm*D230mm
重量 : 8kg
スペック上の最低域は、前回デモンストレーションした、
SCANSONICブランドのブックシェルフ型『MB-1』よりだいぶ高いのですが、
実際のサウンドでは、もっと低い音域まで再生されている様に感じます。
低音域の分解能が高く、立ち上がりも大変スムーズです。
9月24日(月・祝)までの期間限定でお聴き頂けます。
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