JVCのプロジェクター『LX-UH1』の展示を開始しました。
※JVC LX-UH1 4K対応・DLPプロジェクター NEW
『LX-UH1』の魅力は、何といってもそのサイズ。
透過型液晶パネルを採用した、フルHD仕様のプロジェクターとほぼ同サイズながら、
DLPパネルに4Kシフト機能を合せる事で、4K信号に対応しています。
※サイズ例 : LX-UH1(4K対応モデル):W333mm*H135mm*D331.5mm(本体)
EPSON EH-TW6700(フルHDモデル):W410mm*H157mm*D304mm(本体)
そう、『LX-UH1』は、JVC独自技術の『D-ILA』パネルではなくDLP方式を採用しています。
画質の面では『D-ILA』の様な反射式液晶タイプには若干劣りますが、
透過型液晶に比べ、発色と、暗部の表現では勝る点がDLPの魅力と言えます。
コンパクトな筐体を採用した事で、若干ランプの光漏れはありますが、
吸排気口が筐体の左右にある為、レンズ横に排気口がある、
データ用プロジェクター・ベースの製品様な、排熱による画像の揺らぎはありません。
標準モードでのファンノイズは33dBと、現代の基準では少々大き目ですが、
エコモードだと30dB以下(29dB)となります。
レンズは1.6倍のズームタイプを採用しており、レンズ面からスクリーン面までは、
100インチ時では投射距離が最長4.8m、120インチ時では最長5.76mとなります。
実際の設置時には、自身の背後の壁面上部に設置する事が多いので、
エコモードであれば、そんなに気になるレベルのノイズでは無くなると思われます。
※スクリーンの対面にプロジェクターを設置(高めの棚の上)した場合で、
8畳程度の部屋で100インチ、12畳の部屋で120インチを想定しています。
また、レンズシフト機能も搭載されていますから、コンパクトな筐体と合わせ、
天吊りをせずに、背後の棚の上に設置して大画面を楽しんで頂けます。
※LX-UH1 レンズシフト範囲
レンズシフト、ズーム、ピント調整は手動。
ただし、設置場所を視聴ポイントの背面の棚にすれば、頻繁に調整を行う必要もありません。
実際に投影したところ、標準のランプモードでは少し明るすぎると感じるほど。
ランプをエコモードにして、ピクチャーモードを『Natural』、『CINEMA』にしても、
遮光カーテンがある部屋(リビングの様な部屋)では、十分な明るさを実現してくれます。
うれしい事に標準輝度でのランプ寿命は約4,000時間との事ですが、
エコモードでは10,000時間と、2倍以上にランプ寿命が延びてくれます。
という事は、映画5,000本くらいは、ランプ交換無しで行ける可能性が・・・。
DLP方式と言えば、ベテランの方はブレーキングノイズが気になるところ。
この辺りは個人差もあるので実際に見て頂くほかないのですが、
DLPを知らない世代に見てもらっても、特に気になるという声はありませんでした。
ブレーキングノイズを見えやすくする視聴方法があるのですが、
それを知った後でも、通常の視聴では、ほぼ気にならないとの反応でした。
3Dには非対応ですが、レンズシフト機能といったユーザーフレンドリーな機能と、
そのコンパクトなサイズ、そして実売価20万円台と言う価格を考えれば、
かなり魅力的な中身を持ったモデルと言えるのではないでしょうか。
JVC LX-UH1-W 4K/HDR対応DLPプロジェクター NEW
定価OPEN → 販売価格はお問い合わせください。
表示デバイス : 0.47型『DMD』デバイス(1,920*1,080)*1
解像度 : 3,840*2,160
レンズ : 1.6倍手動ズーム・フォーカスレンズ / f=14.3~22.9mm、F1.809
レンズシフト機能 : 上下60%、左右23%(最大/手動)
光源ランプ : NSH 240W(ランプ寿命:標準時4,000時間、エコモード時10,000時間)
明るさ : 2,000lm
コントラスト比 : ダイナミック100,000:1
入力
・HDMI*2系統 : HDCP2.2対応*1、HDCP1.4対応*1
・D-Sub15pin*1系統 : PC接続用
ファンノイズ : 29dB(エコモード)、33dB(標準)
サイズ : W333mm*H135mm*D331.5mm
重量 : 4.8kg
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