今回のBOXは、ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮、
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団演奏による、
チャイコフスキーの後期三大交響曲です。
※ESOTERIC 『チャイコフスキー:交響曲第4番、第5番、第6番《悲愴》』
(ESSG-90197/99) SACD3枚組BOX NEW
録音は1984年。カラヤンの晩年の演奏です。
この時期カラヤンは、終身芸術監督を務めていたベルリン・フィルとの関係が悪化。
芸術監督を務めていたウィーン・フィルとの関係を、より深めていた時期となります。
さらに持病であった腰痛が急激に悪化し、
指揮台の上に設置した椅子に腰かけ、指揮をする事になった時期でもあります。
また、目を閉じて指揮をする事が少なくなった時期でもあります。
全盛期のように俊敏に動く事が難しくなった代わりに、
オーケストラとの意思疎通は今までに無く高まる事になりました。
そんなカラヤンの意図を、ウィーン・フィルが正確に汲み取り、
より自発的な表現がなされる事になりました。
それにより、今まで以上の濃密な響きと、雄大なスケールに、
豊かな感情表現が加わり、カラヤンの新たな魅力が引き出される事になりました。
当時カラヤンは、自ら設立した映像制作会社テレモンディアル社による、
映像ソフトの製作に全総力を傾けており、大幅に進化したビデオテープによる映像で、
今まで以上に音と映像のシンクロ精度を高めていました。
この後期三大交響曲では、そのような中収録されたもので、
音声の録音をドイツ・グラモフォンのスタッフが行いました。
この録音はCDとして発売されてから現在まで、
カラヤンのチャイコフスキー交響曲の集大成として、高い評価を得ています。
チャイコフスキー:交響曲第4番、第5番、第6番《悲愴》 NEW
定価10,833円(税別) 3月20日(水)発売予定
指揮 : ヘルベルト・フォン・カラヤン
演奏 : ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
品番 : ESSG-90197/99
仕様 : SACDハイブリッド/3枚組
収録・DISC1 : 交響曲第4番
・DISC2 : 交響曲第5番
・DISC3 : 交響曲第6番《悲愴》
録音 : ウィーン、ムジークフェラインザール
・交響曲第4番 : 1984年9月17日~24日
・交響曲第5番 : 1984年3月13日~22日
・交響曲第6番 : 1984年1月10~16日
レーベル : Deutsche Grammophon
数量限定となります。
ご予約受付を開始しました。
オーディオスクェア藤沢店 TEL 0466-31-0603
3月10日(日)には、『名盤復刻シリーズ』の通常盤2タイトルが発売されます。
只今、ご予約受付中です。ご紹介はこちら↓
https://nojima-audiosquare.blogspot.com/2019/02/310esoteric2.html
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