ATCが家庭用での使用も考え開発したのが、初代『SCM40』です。
2013年にはモデル名はそのままで、エンクロージャーをラウンド型へと大幅に変更し、
ツィーター、ウーハーも新たに設計、改良された『new SCM40』が登場しました。
今回はこの『new SCM40』を、3月8日(金)から13日(木)までの期間限定でご用意します。
※ATC new SCM40 密閉型トールボーイ型スピーカー
『SCM40』の魅力は、何と言ってもATCの顔とも言える、
75mm径のソフトドーム型ミッドレンジをエントリーラインで唯一楽しむ事が出来る点。
380Hz~3.5kHzの幅広い帯域を、このミッドレンジでカバーしています。
ATCが世に出た当時は、ヨーロッパの主にポピュラー系スタジオでも、
中高域にホーン型を採用したモデルが幅を利かせていました。
そこを打破する為にATCが選んだのが、パワーハンドリングが高く、
密度感の高いソフトドーム型ユニットの開発と採用でした。
このユニットの評価は大変高く、その後ATCの後を追うように生まれた、
ヨーロッパのスタジオモニターにもおおく採用される事にもなりました。
そして多くの方が、このミッドレンジの魅力を求め『SCM40』をご購入されます。
また『ATCはアンプを選ぶ』とよく言われますが、その噂の元になるのがウーハー。
『SCM40』に搭載されるウーハーのサイズは164mm径とコンパクトなものですが、
ボイスコイル径は50mmとサイズから考えるとかなり大型です。
このボイスコイル径は一般的には、25cm~30cmウーハーで採用されるサイズです。
※通常165mmサイズのボイスコイルは25mm程度です。
またATCの『SCM40』の弟モデルのブックシェルフ型『SCM19』のボイスコイルは75mm径です。
マグネットサイズもかなり大きく、ウーハー径から考えると、大変充実した磁気回路が搭載されています。
これらの事を考慮してアンプを選べば、充実したサウンドを楽しんで頂けると思います。
また改良されたツィーターは、スペック以上の高域の伸びを感じさせます。
75mm径ミッドレンジの厚みのあるサウンドを活かしながら、
より自然に上下が伸びたサウンドは、幅広い音楽に対応してくれます。
『ATC』が日本に紹介された時期に比べ、
現在ではミドルクラスでも駆動力の高いアンプが増えています。
20年前に比べ、現在は多くのアンプを選択肢に加える事が出来るようになりました。
3月8日(金)から13日(水)までの、期間限定デモンストレーションとなります。
ATC new SCM40 トールボーイ型スピーカー
定価660,000円(ペア/税別)
形式 : 3ウェイ・3スピーカー / 密閉型
搭載ユニット
・ツィーター : 25mm径ソフトドーム型 / ネオジウムマグネット
・ミッドレンジ : 75mm径特殊コートポリエステル織ソフトドーム
・ウーハー : 164mm径ピュアパルプコーンウーハー
再生周波数帯域 : 48Hz~22kHz(-6dB)
クロスオーバー周波数 : 380Hz、3.5kHz
能率 : 85dB/W/m
最大音圧レベル : 112dB/SPL/(1m/連続入力)
インピーダンス : 8Ω
指向特性 : 水平±80度 / 垂直±10度
入力スピーカー端子 : 4mmΦバナナプラグ対応 / トライワイヤリング対応
サイズ : W265mm*H980mm*D300mm(サランネット含む / ターミナル別)
重量 : 31.0kg
仕上げ : チェリー
付属品 : スパイク4本*2セット
▽△
0 件のコメント:
コメントを投稿