現代に蘇らせる事を目的に、2011年に設立されました。
BBC規格スピーカーの正式ライセンスを有するメーカーは少数で、
当時から現存するのはRogers、SPENDOR、Harbeth、KEF位です。
GRAHAM AUDIOはBBC規格に則ったスピーカーを製造。
そのモデルをBBCに持ち込み、品質チェックと1セットをサンプルとして納品し、
正式なライセンスを手に入れる事で、現代の品質でBBCモニターを復活させました。
彼らが最初に手掛けたのが30cmウーハーを搭載した『LS5/8』のパッシブ型。
※RogersとBBCが共同開発した『LS5/8』は、チャンネルデバイダーを内蔵した、
QUAD製パワーアンプ『405』で鳴らす、マルチアンプシステムでした。
そして次に手掛けたのが、今回ご用意した20cmウーハーを搭載し、
ハンドリングの良いサイズが魅力の『LS5/9』でした。
※GRAHAM AUDIO LS5/9 ブックシェルフ型スピーカー
『LS5/8』から見ると、容積的には4分の1のサイズでありながら、
BBCのグレード1モニターとしての実力を持つモデルです。
高域のユニットは『LS5/8』と同じ、34mm径のソフトドーム型。
このツィターとウーハーを、3kHzでクロスさせて使用しています。
Audax製のツィーターは同じ型番(HD13D34H)で、
現在でも製造が続けられている物を採用しています。
ツィーターの横には、高域用のアッテネーターが配されています。
※GRAHUM AUDIO LS5/9のツィーターと高域用アッテネータ
こちらの配線(切替)も半田付けと言う、当時の仕様を忠実に守っています。
充実した中音域と、まぶしくない高域が特徴。
現代のスピーカーがきらびやか過ぎるとお感じの方には、
ぜひ聴いて頂きたいスピーカーです。
スペック的な高域は16kHzとナローですが、実際に聴けば、
必要にして十分な高域が出ている事を感じて頂けるのではないでしょうか。
また低域に関しては適度な箱鳴りのおかげで、小音量でも十分に量感を感じられます。
今回は純正スタンド『LS STAND59』との組み合わせでご用意しています。
※LS5/9と専用オプションスタンド・LS STAND59の組合せ
細い金属製のフレームで出来たスタンドは、
『LS5/9』の底板支えと外周部のみで接触する設計。
スピーカーの真下に音が抜ける仕様で、豊かな響きを約束してくれます。
本日より3月16日(土)までの期間限定デモンストレーションとなります。
GRAHAM AUDIO
LS5/9 ブックシェルフ型スピーカー
定価600,000円(ペア/税別/CHERRY仕上げ)
形式 : 2ウェイ・バスレフ型
搭載ユニット
・ツィーター : 34mm ソフトドーム型(Audax社製)*1基
・ウーハー : 200mm ポリプロピレン製コーン型(VOLT社製)*1基
周波数特性 : 50Hz~16kHz(±3dB)
クロスオーバー周波数 : 3,000Hz
能率 : 87dB/W/m
インピーダンス : 8Ω
サイズ : W280mm*H460mm*D275mm
重量 : 14.0kg
仕上げ
・CHERRY : 定価600,000円(ペア/税別)
・ROSEWOOD : 定価650,000円(ペア/税別)
・EBONY : 定価680,000円(ペア/税別)
オプション
LS STAND59 LS5/9専用スタンド
定価70,000円(ペア/税別)
サイズ : 高さ670mm
・トップ : W280mm*D275mm
・UNDER : W385*D372mm
重量 : 6.8kg
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