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2016年3月30日水曜日

4月1日に、ESOTERICの新しいプリメインアンプ2機種、『F-03A』と『F-05』が発売されます。

4月1日に、ESOTERIC(エソテリック)からプリメインアンプが2機種発売になります。

最上級セパレートアンプ『Grandioso(グランディオーソ)シリーズ』から始まった、
新しいチャレンジから生まれた、初めてのプリメインアンプとなります。

ESOTERICのプリメインアンプおよびインテグレーテッドアンプは、
Dクラスアンプを採用した小型アンプ『AZ-1』からスタートし、
途中、真空管アンプの『A-100』を発表して、
またDクラスアンプを採用した『I-03』、『I-05』と移行してきました。

と、正直セパレートアンプの変遷と同様に、あらゆる方向を模索していながら、
でも、これぞESOTERICという製品がなかなか出せなかったように思います。
もちろん、個々の製品としての完成度は高いものでしたが・・・。


その流れを変えたのが、
最上級のプリアンプ『Grandioso C1』、モノラルパワーアンプ『Grandioso M1』、
そして、ステレオパワーアンプ『Grandioso S1』といえます。

そして、これらの技術を継承した、実質的最上位モデルといえる、
プリアンプの『C-02X』とステレオパワーアンプ『S-02』が開発され、
さらに、中身的にはこの2つのモデルに肉薄する内容を持つ、
ESOTERICのエントリー・セパレートアンプ『C-03Xs』と『S-03』と、
トップダウンの形で、ESOTERICというブランドが再構築されています。

そして、ついにプリメインアンプへとその技術が下りてきました。


まずは純A級パワーアンプを搭載した『F-03A』。


※ESOTERIC F‐03A 純A級プリメインアンプ NEW

そして、もう1つが『F-05』。


※ESOTERIC F‐05 プリメインアンプ NEW

『F-05』は、セパレートアンプと同様にAB級パワーアンプを搭載しています。

ともに電源部は、セパレートアンプと同等の、
940VAの大型カスタムEI電源トランスを採用しています。
電源部のブロックコンデンサーも、片ch辺り10,000μF*4本の計8本を搭載しています。


※ESOTERIC Fシリーズ用 電源トランス&ブロックコンデンサー

セパレートアンプで採用された、
大型バイポーラLAPTトランジスターを採用した、3パラ・プッシプルのパワー段の他、
パワーアンプ入力段のフルバランス化など、
セパレートアンプのパワー段を、そのまま搭載したといえるような内容です。
また、スピーカーリレーの代わりにMOS-FETスイッチを採用するなど、
最新のトレンドもしっかりと抑えられています。


プリ部も、プリメインアンプとしては極めて贅沢なフルバランス構成。
プリアンプにも採用されている、『ESOTERIC-QVCS』ボリュームコントロールを採用。
これは、L/R、正/負ごとに独立させた、合計4回路のラダー抵抗切替型ボリュームを、
電子制御で一括コントロールする回路です。

また新しい設計のアンプには珍しく、トーンコントロール回路も充実。
TREBLE/MIDDLE/BASSの3バンド・トーンコントロールが搭載されています。
もちろん、この回路もL/R、正/負の4回路構成となっています。


フォノイコライザーは内蔵。MM/MCに対応しています。
フォノ回路もL/R独立電源・独立構成のデュアルモノ構成となっています。


背面下部には、オプションボード用のスロットを1基搭載。
こちらには、最大11.2MHzのDSD信号と、384kHz/32bitのPCM信号に対応した、
D/Aコンバーター(OP-DAC1)を追加することが出来ます。


ESOTERIC
F-03A 純A級プリメインアンプ
定価950,000円(税別) 4月1日発売開始

定格出力 : 30w+30w(8Ω)、60w+60w(4Ω)
入力
 ・XLR入力*2系統
 ・RCA入力*4系統
 ・PHONO入力(RCA端子)*1系統 : MM/MC切替
 ・外部プリアンプ入力(XLR端子)*1系統
出力
 ・XLR出力*1系統 : プリアンプ出力、録音用出力切替
 ・RCA出力*1系統 : プリアンプ出力、録音用出力切替
 ・ヘッドフォン出力*1系統 : 専用ヘッドフォンアンプ回路搭載
トーンコントロール
 ・バス : ±12dB/63Hz
 ・ミドル : ±12dB/630Hz
 ・トレブル : ±12dB/14kHz
サイズ : W445mm*H191mm*D468mm(突起物含む)
重量 : 32kg


F-05 AB級プリメインアンプ
定価700,000円(税別) 4月1日発売開始

定格出力 : 120w+120w(8Ω)、240w+240w(4Ω)
入力
 ・XLR入力*2系統
 ・RCA入力*4系統
 ・PHONO入力(RCA端子)*1系統 : MM/MC切替
 ・外部プリアンプ入力(XLR端子)*1系統
出力
 ・XLR出力*1系統 : プリアンプ出力、録音用出力切替
 ・RCA出力*1系統 : プリアンプ出力、録音用出力切替
 ・ヘッドフォン出力*1系統 : 専用ヘッドフォンアンプ回路搭載
トーンコントロール
 ・バス : ±12dB/63Hz
 ・ミドル : ±12dB/630Hz
 ・トレブル : ±12dB/14kHz
サイズ : W445mm*H191mm*D468mm(突起物含む)
重量 : 32kg



また、4月1日には、ESOTERIC初のネットワークプレーヤー『N-05』も発売されます。


※ESOTERIC N-05 ネットワークプレーヤー NEW

『N-05』のご紹介はこちら↓
http://nojima-audiosquare.blogspot.jp/2016/03/esotericn-0541.html




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