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2016年3月25日金曜日

4月下旬より発売が開始される、LUXMANの純A級プリメインアンプ『L-550AXⅡ』を先行試聴させていただきました。

先日発表されたばかりの、LUXMAN(ラックスマン)の新製品、
純A級プリメインアンプ『L-550AXⅡ』の、先行試聴をさせて頂きました。


※LUXMAN L-550AXⅡ純A級プリメインアンプ

デザインは前作『L-550AX』を引き継いでいます。
違いは・・・といえば、メーター周りにゴールドの線が追加されたのと、
モデル名の後に『MARKⅡ』の文字が追加された程度です。
この辺りは、上位モデルで先行してモデルチェンジされた『L-590AXⅡ』に準じます。

細かいところだと、各種コントロールノブがアルミ材切削加工品に変更されているなど、
操作時の感触にもこだわった改良がされています。

もちろん88ステップになった、最新の『LECUA1000』の搭載のほか、
最新のNFB技術『ODNF Ver.4.0』はもちろんのこと、
パワーアンプへと信号を送り込むバッファー回路には、
『C-900u』と同等のディスクリート構成のものが採用されています。

『L-550AXⅡ』のご紹介はこちら↓
http://nojima-audiosquare.blogspot.jp/2016/03/4luxmanal-550ax.html


LUXMANのSACDプレーヤー『D-06u』と、
DALIのトールボーイ型スピーカー『RUBICON 6』と組合わせて、さっそく試聴開始です。


機器を暖めながら、初めに感じたのが低域の伸びです。

前作『L-550AX』は、伝統的な『ラックストーン』のイメージを強く残していました。
ですから、低域は良い意味で少々甘目で量感重視といえました。
が、新しい『L-550AXⅡ』は重心が下がった、力強い低域を再生します。
この力強さは、定格出力20w(8Ω)とは思えない表現です。
重苦しくない低域は、見通しもよく分解能という面でも魅力的です。

ピアノやボーカル等の中高域は、より明瞭になっていますが、
同社のAB級パワーアンプを搭載したプリメインアンプに比べると、
音の周りの響きが豊かである点で、A級アンプだなぁと感じさせます。


個人的には、伝統的なラックストーンは、
写真でいえばピントをしっかり合わせたうえで、あえて若干ピントをずらし、
ソフトフォーカスにした様な音を提示していると感じていました。
(これが長時間聞いても疲れないという評価につながっていたと思います。)
今回は、しっかりと細かなディテールが描写されてから、
時間差でその輪郭がにじみながら、スーッと消えていくように感じます。

ですから、明瞭でありながらキツイという感じはなく、しなやかさを感じます。


音の太さや密度感は、上位モデルの『L-590AXⅡ』に譲りますが、
軽やかさや、しなやかさという点で新しい魅力をもった製品といえます。


LUXMAN L-550AXⅡ 純A級プリメインアンプ
定価360,000円(税別) → 4月下旬発売開始

定格出力 : 20w+20w(8Ω)、40w+40w(4Ω)
入力 : RCA*4系統、XLR*1系統、PHONO*1系統(MM/MC対応)
録音入出力 : RCA*1系統
プリアウト : RCA1系統
メイン入力 : RCA1系統
スピーカー出力 : 2系統(A+B同時出力対応)
ヘッドフォン出力 : Φ6.3mm1系統
ダンピングファクター : 200 (L-550AXは160)
サイズ : W440mm*H178mm*D454mm(全面ノブ20mm、背面端子27mm含む)
重量 : 24.3kg



オーディオスクェアは『LUXMAN 正規取扱店』です。

http://www.luxman.co.jp/dealer/




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