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2017年2月27日月曜日

【展示機導入】marantzの新しいトップモデル、プリメインアンプ『PM-10』の展示を開始しました。

marantzの新しいトップモデル、プリメインアンプ『PM-10』の展示を開始しました。


※marantz PM-10 プリメインアンプ NEW

『プリアンプ、モノラルパワーアンプの3筐体を、1つのシャーシに収めてしまおう』を、
コンセプトに誕生したプリメインアンプが『PM-10』です。

そのコンセプトが実現したことを示すのが、筐体内の写真です。


※marantz PM-10 内部

筐体内の右側1/3の緑色の基板がプリアンプ部。
3段構造になっており、最上段がバランス入力部とボリューム回路。
中段にはアンバランス入力の為の回路。
最下段の背面寄りの場所には、シールドされたスペースに、
MM/MC対応のフォノイコライザーが搭載されています。

フロントパネル側には、シールドされたプリ専用のトロイダルトランスが設置されています。
ボリュームノブ背後スペースには、上の写真では見えませんが、
プリ用の電源コンデンサー等が設置されています。

この様に、全体の半分近い容積が、
プリアンプ回路によって占められている製品はまずありません。
『PM-11S3』の内部と比べると、プリ部とパワー部の内部における比率が、
まったく別の物になっており、『PM-10』がフルモデルチェンジされた、
別系統の製品であると言う事が、視覚的にもわかると思います。


※marantz PM-11S3 プリメインアンプ 生産完了品 内部

下の写真は『PM-11シリーズ』時代に、
ラインナップにあったプリアンプ『SC-11S1』の内部ですが、


※marantz SC-11S1 プリアンプ 生産完了品 内部

単体プリアンプに匹敵する回路が、『PM-10』の内部に収められている事が分かります。
※基板サイズの差には『SC-11S1』の入出力が『PM-10』に対して多い事も起因しています。
『SC-11S1』は、入力1系統、録音用出力1系統、プリアウト(RCA、XLR)各1系統分、端子数が増えています。
また、プリアウトの出力基板分だけ『SC-11S1』の基板規模が大きくなっています。


パワーアンプが占める容積は『PM-11S3』の約半分。
『PM-10』の筐体容積のうち、半分ほどになっています。

これを実現したのが、最新のスイッチング電源と、
Bowers&Wilkinsのサブウーハーにも採用され、
『HD-AMP1』で初採用したHypex社のスイッチングアンプモジュール。
『PM-10』には、低域から高域に至るまでの歪みが少なく、
スピーカーインピーダンスの影響が極めて少ない『NCoreR NC500』が採用されました。
このユニットを片chあたり2基使用しBTL構成とする事で、
200w/8Ω、400w/4Ωと言うパワーアンプ以上ともいえる高出力を実現しました。

また、電源も左右独立。
モノラルパワーアンプが2台収められている、と言える内容です。

『PM-10』に搭載されるスイッチングアンプは、一般的なクラスDアンプと違い、
出力段を制御するバイアス電流(パルス信号)を作り出すために、
A/D変換を行わず、直接アナログ波から作成している点が特徴と言えます。

※当ブログでもよく書いていますが、クラスDのDは、デジタル(Dgital)のDではなく、
4番目に開発、登場した制御方式だったので、アルファベットの4番目にあたる『D』から名付けられました。
同じようにA級のAも、最初の制御方式である事から『A』と名付けられ、
2番目に開発された制御方式であるプッシュプル回路には『B』が付けられました。
その後の技術革新の結果、AとBの間の制御が生まれ、『AB』級と名付けられ、現在の主力となっています。
marantzが『PM-10』に搭載したアンプの説明で、クラスDという言葉を使用しないのは、
Dgitalの『D』と勘違いしている方が多いため、誤解を招くと判断している為です。


『PM-10』の先行試聴ブログはこちら↓
http://nojima-audiosquare.blogspot.jp/2017/01/marantzpm-10.html

ペアとなるSACDプレーヤー『SA-10』のご紹介はこちら↓
http://nojima-audiosquare.blogspot.jp/2016/09/marantzsa-10.html


また、3月11日(土)に開催する、JBL・70周年記念モデル『4312SE』の試聴では、
『PM-10』と『SA-10』を使用させて頂きます。試聴会のご案内はこちた↓
http://nojima-audiosquare.blogspot.jp/2017/02/jbl704312se311.html


今回発売されるプリメインアンプ『PM-10』と、
既に発売されているSACDプレーヤー『SA-10』を対象とした、
『プレミアム3年保証サービス』が実施されます。
正規取扱店にてご購入いただいた対象製品の、メーカー保証が1年から3年に延長されます。

延長保証を受ける為には、別途お申し込みが必要になります。
すでにご購入いただいています『SA-10』に関しても、
『プレミアム3年保証サービスの』対象になります。

『プレミアム3年保証サービス』のお知らせはこちら↓
https://www.marantz.jp/jp/Support/Pages/PremiumWarranty.aspx



marantz PM-10 プリメインアンプ NEW
定価600,000円(税別)

定格出力  : 200w+200w(8Ω)、400w+400w(4Ω)
ダンピングファクター : 500(8Ω、20Hz~20kHz)
アナログ入力
 ・RCA端子*4系統
 ・XLR端子*2系統
 ・フォノ入力(RCA端子)*1系統 / MM、MC入力対応
録音出力 : RCA端子*1系統
パワーアンプダイレクト入力 : RCA端子*1系統
スピーカー出力 : 2系統(A/B切り替え不可、同時出力のみ可)
サイズ : W440mm*H168mm*D453mm
重量 : 21.5kg




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