marantz(マランツ)の新型ネットワークプレーヤー『NA8005』が正式発表されました。
※marantz(マランツ) NA8005 ネットワークプレーヤー
marantz初の、DSDファイルのネットワーク再生に対応した製品です。
(国内メジャーブランドとしても、DLNA準拠のネットワークプレーヤーとして初の製品です)
DSDファイルは、DSF、DFF両ファイルに対応。
もちろん、2.8MHz、5.6MHzに対応しています。
また、FLAC、WAVだけでなく、AIFFでも最大192kHz/24bitに対応。
Aplle Lossless(ALAC)も96kHz/24bitまで対応しました。
USB-DACとしても使用可能で、こちらもUSB入力時に、
DSD系は2.8MHz、5.6MHz、
PCM系は最大192kHz/24bitに対応。また88.2kHz入力にも対応しています。
(アシンクロナスモード対応)
さらにフロントUSB-A入力から、
DSD、FLAC、WAV、AIFF、ALAC等の再生が可能になっています。
近年はUSBメモリにファイルを入れて販売されるケースもありますので、ファイルをコピーせず、
再生できる事にはクオリティ面でも期待できる面があり注目の機能でもあります。
※marantz NA8005 内部
電源はmarantz初の本格的ネットワークプレーヤー『NA7004』対比で2倍。
NA7004と比べると、内部の基板配置もシンプルかつ合理的になりました。
向かって左側に電源トランス等を配置、
センター奥にデジタル入力回路。入力された信号は、右側のD/Aコンバーター基板へ。
D/Aコンバーター基板に入力されると、
まずmarantzお得意の『デジタル・アイソレーション・システム』を通過します。
また、この直近に44.1kHz系、48kHz系両方のクロックが搭載されています。
DACには使いなれたシーラスロジック社製の『CS4398』を使用。
変換後はHDAM搭載のフルディスクリート・アナログ出力回路にて出力されます。
ディスクリートながらコンパクトにまとめられた回路は、
左右チャンネルの等長、平行配置を徹底されてレイアウトされており、
これが、marantzらしい空間表現を高めてくれると想像できます。
また、このHDAM回路はヘッドフォン回路にも採用されており、
内蔵ヘッドフォンアンプとしてはかなり高性能なものとなっています。
有機液晶パネル、本体カーソルによるシンプルな操作等、好評な機能は継承されています。
もちろん、iOS、Androidに対応した『Marantz Remote App』を使用しての、
タブレット等によるコントロールにも対応しています。
marantz(マランツ) NA8005 ネットワークプレーヤー 基本スペック
定価129,500円(税別) 6月中旬発売予定
ネットワーク再生対応ファイル
・PCM系 : FLAC、WAV、AIFF、ALAC、MP3、WMA他
・DSD系 : DSF、DFF
ネットワーク、USB-DAC、USB-A入力対応サンプリング周波数
・PCM系 : 32、44.1、48、88.2、96、176.4、192kHz
・DSD系 : 2.8MHz、5.6MHz
デジタル入力
・同軸、光各1系統 : 対応入力 32、44.1、48、88.2、96、176.4、192kHz / 最大24bit
サイズ : W440mm*H105mm*D336mm
重量 : 7.2kg
プレスリリースには書かれていませんが、
『もしかしたら、搭載されているかも・・・』と期待している機能もあるので、
導入と同時にその辺りもレポートしたいと思います。
DSDファイル再生に対応したQNAPの最新NAS『HS-210』の情報はこちらを↓
http://nojima-audiosquare.blogspot.jp/2014/05/qnap-dsdnashs-210.html
▽△
0 件のコメント:
コメントを投稿