まずは、人気サイズの小型スピーカー『BS263』と、
使いやすいサイズのトールボーイ型『FS267』の2機種からスタート。
正式発表はありませんが、おそらく『240 LINE』同様に、
センタースピーカーや、より大型のトールボーイ型もラインナップされていくことでしょう。期待。
※ELAC(エラック) BS263(左)&FS267(右)
最大のトピックスは、やはり新型ツィーター『JET V』の搭載。
JETは、ベテランの方には懐かしい『ハイル・ドライバー』をベースに改良を繰り返してきました。
『JET Ⅲ』から『JET V』への進化は主に3点。
※ELAC(エラック) BS243 BEに搭載されている『JET Ⅲ』
※ELAC(エラック) BS312に搭載されている『JET V』
まず1点め。
外見上の最大の差でもある開口部。5ギャップから4ギャップへ。
開口部がさらに広がり、より自然にエネルギー感のあるサウンドへとなったそうです。
初代JETは横のリブ程度の開口部でしたから、このツィーターもものすごく進化しています。
2点目。
JETの特徴でもある折りたたまれた様な振動板の面積は、
実行面積がⅢから20%程か拡大されたそうです。
また、電極のパターンを改良する事で、振動板の軽量化も果たしたそうです。
3点目。
この振動板をしっかりと駆動するため、磁気回路により強力なネオジウム・マグネットを採用。
(写真の『JET V』は260LINEの物とは細かいところに差があります)
エンクロージャーも大きく変更。
ELACとしてはめずらしい、ラウンドしたエンクロージャーを採用しました。
ELACのこのクラスでは、初の採用となります。
このデザインを使用した事で、エンクロージャーの強度がアップ。
内部補強を最小限にする事も実現しています。
もちろん、内部の定在波を抑える効果もありますから、
より余計な響きの無いクリアーなサウンドが期待できます。
ネットワークは、限定モデルや『240BE LINE』で採用された、
空芯コイル等を引き続き採用していますから、この辺りも期待大。
発売は6月上旬からとの事。
発売開始が待ち遠しいスピーカーの登場です。
ELAC(エラック) BS263 スピーカー 基本スペック
定価220,000円(ペア/税別) 6月上旬発売予定
形式 : 2ウェイ・バスレフ型
搭載ユニット
・ツィーター : JET V*1
・ウーハー : 150mm パルプ/アルミ・ハイブリッドAS XR CONE*1
能率 : 87dB
インピーダンス : 4Ω
周波数特性 : 41~50,000Hz
クロスオーバー周波数 : 2,500Hz
サイズ : W192mm*H285mm*D285mm(突起物含む)
重量 : 6.6kg(1台)
専用スタンド : LS30 HB / 定価60,000円(ペア/税別)
ELAC(エラック) FS267 トールボーイ型スピーカー 基本スペック
定価420,000円(ペア/税別) 6月上旬発売予定
形式 : 2.5ウェイ・バスレフ型
搭載ユニット
・ツィーター : JET V*1
・ウーハー : 150mm パルプ/アルミ・ハイブリッドAS XR CONE*2
能率 : 88.5dB
インピーダンス : 4Ω
周波数特性 : 30~50,000Hz
クロスオーバー周波数 : 500 / 2,500Hz
サイズ : W240mm*H1,021mm*D320mm(ベース、突起物含む)
重量 : 19.8kg(1台)
仕上げはどちらも、ハイグロス・ブラックとなります。
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