カナダのCLASSE(クラッセ)のセパレートアンプをお聴きになれます。
今回ご用意するのは、プリアンプの『CP-800』と、
※CLASSE(クラッセ) CP-800 プリアンプ
モノラル・パワーアンプ『CA-M300』
※CLASSE(クラッセ) CA-M300 モノラル・パワーアンプ
の、2機種です。
CLASEEは1980年に設立。
日本には1990年頃から輸入が開始されています。
輸入品でありながら、手の届きやすい製品が導入された事もあり、
良心的なブランドとして根強いファンを獲得してきました。
1990年代後半より、高級機クラスに本格参入。
その後、2001年に英国B&Wの傘下に入ります。
この前後に登場した『OMEGAシリーズ』により、高性能アンプメーカーとして一気に開花します。
現在では、『OMAGAシリーズ』に続き登場した、
『DELTAシリーズ』をメインとして製品展開をしています。
(現在日本に導入されているのは、この『DELTAシリーズ』です。)
CLASSEの魅力は、やはり性能に対しての良心的プライス。
B&Wの生産ラインを上手く組み込む事で、価格を抑えながら高性能モデルを展開しています。
現在では、アメリカの高級アンプマーケットで、
McIntosh(マッキントッシュ)と、熾烈なトップ争いを繰り広げるまでになりました。
つまり、CLASSEはアメリカで最もメジャーな高級アンプメーカーなのです。
プリアンプの『CP-800』は、
フルバランス回路を搭載した高性能アナログ・プリアンプと、
多くのデジタル入力を持つ、多機能なデジタル回路が融合しています。
※CLASSE CP-800 内部
デジタル部は、高性能なUSB-DACであると同時に、
高性能なパラメトリックEQの機能等も搭載されています。
もちろん、互いに干渉しないよう、周到なアイソレーション回路を搭載。
またEQ回路等デジタル系をOFFにした場合は、電源供給もストップします。
また、デジタル回路はアナログ回路とは別基板で、将来的なグレードアップにも対応しています。
モノラル・パワーアンプ『CA-M300』は300w/8Ωの定格出力を誇ります。
※CLASSE CA-M300 内部
右下の大きなトロイダルトランスにも目が行きますが、
左側の銀色のユニットが、ヒートシンクとパワーアンプ・ブロックです。
安定した動作の為にヒートシンクを筒状にし、センサーで監視します。
温度が上がりすぎた場合は、低回転のファンをまわし、強制冷却を行なう設計です。
動作的な理想温度へは15分で到達するとの事です。
クラッセのパワーアンプは、B&Wの800シリーズとセットで、
世界中のスタジオに納品されています。
B&W・800シリーズのカタログの、『Abbey Road Studio』の写真に載っているのが、
今回ご用意する『CA-M300』の上位モデル『CA-M600」です。
※Abbey Road StudioのClasse『CA-M600』
パワーアンプの基本ユニットは同じもので、
使用するユニット数の違いで『CA-M600』は600w/8Ωの定格出力となっています。
今回ご用意した『CA-M300』は出力こそ300wですが、基本的な回路、構成は同等との事です。
期間限定ですが、
B&Wの802SD、804SD、805Maserati Editionと接続してお待ちしています。
B&Wユーザーであれば、ぜひ『最も標準的な組み合わせ』をこの機会にご体験下さい。
CLASSE(クラッセ)
CP-800 プリアンプ 基本スペック
定価920,000円(税別)
周波数特性 : 8Hz~200kHz(アナログ・バイパス時)
アナログ入力 : RCA*3系統、XLR*2系統
デジテル入力 : USB-B*1系統、同軸*3系統、AES/EBU*1系統、光*4系統
サイズ : W445mm*H121mm*D445mm(端子含まず)
重量 : 10.43kg
CA-M300 モノラル・パワーアンプ
定価950,000円(1台/税別)
定格出力 : 300w/8Ω、600w/8Ω
周波数特性 : 1Hz~100kHz(-3dB)
利得 : 29dB
サイズ : W444mm*H223mm*D445mm(端子含まず)
重量 : 34.1kg
6月29日(日)までの期間限定展示となります。
皆様のご来店お待ちしております。
ご試聴のご予約は、お電話でも承ります。
オーディオスクェア藤沢店 0466-31-0603
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