『PRESTIGE(プレステージ)シリーズ』が特に有名ですが、
伝統的な設計のため横幅が大きく(小型モデルの『Stirling(スターリング)』でも397mmあります)、
設置場所の都合で、泣く泣くあきらめていらっしゃる方も。
そんな方におすすめなのが、『Definition(デフィニション)シリーズ』です。
このモデルの初代は、当時TANNOYが久々に発表した、
プロ用モニタースピーカー『STUDIOシリーズ』のユニットを、
コンシュマー向けのエンクロージャーに入れることからスタートしました。
このモデル、ベースになった『STUDIOシリーズ』が、
JAZZ等の録音スタジオ、マスタリングスタジオ等で使用されていたこともあり、
今までのTANNOYとはちょっと違う味付けがされていました。
これが新しいユーザー層を取り込み、いつの間にか人気シリーズに。
さらに、現行『Definition』はユニットのコーンが樹脂から、
『PRESTIGEシリーズ』にも採用されている、
複数のファイバーを混ぜ込んだ紙ベースのものに変更され、品位も大幅にアップしました。
しかも、最新の『PRESTIGE GRシリーズ』に先駆けて、
①ユニット固定のネジを10本に
②ネットワーク回路の極低温処理『DCT処理』を施す
等、最上位モデルの技術を先行して採用しました。
もちろん『PRESTIGEシリーズ』と双璧をなすシリーズですので、
エンクロージャーも、TANNOYのスコットランド工場で、職人たちによって製作されています。
今回は『Definitionシリーズ』の中から、
比較的コンパクトなトールボーイ型『DC8 T』を、期間限定でご用意しました。
※TANNOY Definition DC8 T トールボーイ型スピーカー / チェリー仕上げ
搭載されているユニットは8インチ(20cm)。
最新のモデルらしく、ユニット幅ぎりぎりまでエンクロージャーをスリム化しています。
幅は約27cm。高さは約1mと使いやすいサイズです。
低域はがんがん鳴らすというよりは、同軸ユニットの最低域部を下から支える感じ。
厚みのある中域は、ボーカルを本当に気持ちよくならします。
また『PRESTIGEシリーズ』と比べ、より澄んだ響きを持っています。
このあたりは、ラウンドしたエンクロージャーと、
丁寧に仕上げられたクリアー仕上げの影響でしょうか。
デザインはモダンですが、その音にはTANNOYらしさがしっかりと感じられます。
申し訳ございませんが、雑誌社での緊急取材のため、
7月14日(月)までに期間を短縮させて頂くことになりました。
TANNOY(タンノイ) Definition DC8 T トールボーイ型スピーカー
定価680,000円(ペア/税別)
エンクロージャー形式 : リアバスレフ型
ユニット
・中高域 : 200mm(8インチ)同軸2ウェイ
・ツィーター : 25mmチタニウムダイヤフラム/テクノウェーブガイド
・ウーハー : 200mmマルチ・ペーパーコーン
・サブバス : 200mmマルチ・ペーパーコーン
能率 : 89dB(2.83V/1m)
インピーダンス : 8Ω
周波数特性 : 33Hz~35kHz(-6dB)
クロスオーバー周波数 : 250Hz、1.5kHz
エンクロージャー仕上げ : ダークウォルナット、チェリー、ブラック(全てピアノ仕上げ)
サイズ : W271mm*H1,025mm*D260mm(サランネット、スパイク等含まず)
重量 : 21kg
お電話でも、ご試聴のご予約承ります。
オーディオスクェア藤沢店 TEL 0466-31-0603
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