なぜか、この頃の配送は雨に当たります。
お客様宅に着いた時にはかなりの雨・・・。
何時の間にやら『雨男』になってしまったようです・・・。
しばらくして小雨になった合間をぬって、無事にお客様宅に運び込む事ができました。
設置場所は、A様の稽古場兼のお部屋です。
窓は二重で音漏れが無いようになっており、うらやましいお部屋です。
引き渡しが完了し、お引越しの前にオーディオシステムの納品となりました。
その為、今回は最低限のセッティングです。
当初A様は、トールボーイ型のスピーカーも視野に入れられていましたが、
B&Wの『PM1』の、コンパクトで豊かなサウンド、
明確な定位、空間の広がりを気に入って頂いて決定されました。
※Bowers&Wilkins PM1 & FSPM1(スタンド)
将来的にはスピーカーの下にボードをひく予定です。
今回は仮設置なので、付属のソフトスパイクを取り付けました。
スタンドの支柱内にスピーカーケーブルを通す事も出来ますが、
必要に応じ移動する可能性もあるので、今回は通さずに配線です。
『PM1』と組み合わせる為に、各社の製品を聴いていただき決定したのが、
marantz(マランツ)のプリメインンプ『PM-14S1』と、
DENON(デノン)のSACDプレーヤー『DCD-1650RE』です。
※DENON DCD-1650RE(中段) marantz PM-14S1(下段)
marantzの『PM-14S1』は、『PM1』の魅力である空間表現をより楽しめます。
DENONの『DCD-1650RE』を組み合わせると、、marantz同士の組み合わせでは得られない、
音像感と、ダイナミックさ、中域の厚みが加わりました。
ラックにはTAOCの『MSRシリーズ』を。
現在、『MSRシリーズ』は『ラック棚板基本セット』と『支柱セット』を組み合わせる事で、
お持ちの機材の高さに合わせたラックを作ることが出来ます。
※Audio/Visual Rack Costomizeシステム。価格は通常製品と同じです。
詳しくはメーカーHPをご確認ください↓
http://www.taoc.gr.jp/custom/index.html
今回は、支柱長を300mm、200mm、200mmとしました。
最下段(300mm)にはカセットデッキとMDを設置。最上部にレコードプレーヤーを設置しました。
レコードプレーヤーのTechnics(テクニクス)『SL-1200MK4』は、
以前にご購入され、ここしばらくは寝ていたそうです。
アームにガタもなく、回転も問題ありませんでした。
marantzの『PM-14S1』には優秀なフォノイコライザーが搭載されていますので、
レコードプレーヤーが活躍する機会も増えそうです。
久々に廻してみたA様も、想像以上のアナログサウンドのクオリティに驚かれていました。
『持っているレコードを、きれいにみがかなくては・・・』とも。
今は、良いレコード洗浄剤が出ていますから、是非ともきれいにみがいてください。
『SL-1200MK4を、よりオーディオ向けにしよう。』というブログはこちら↓
http://nojima-audiosquare.blogspot.jp/2013/07/technicssl-1200mk4.html
設置・配線完了後、作業用に使用している養生用のクッションを使用して、
簡単なルームチューニングの効果を体験していただきました。
お引越し前ですので、これからカーテンやソファー等が入れば、
部屋の定在波も抑えられ、よりクリアーで耳当りの良いサウンドになると思われます。
お部屋が落ち着いたところで、ルームチューニングも含め次のステップに進んでいきましょう。
▽△
0 件のコメント:
コメントを投稿