新しいプリメインアンプ『F-07』が発売されます。
※ESOTERIC F-07 プリメインアンプ NEW
モデル名からもわかる通り、4月に発売された、
純A級プリメインアンプ『F-03A』、AB級プリメインアンプ『F-05』に続く、
ESOTERIC新世代アンプのエントリーモデルです。
基本的に筐体等は上位モデルからの移植。
搭載されるインシュレーターも『F-05』と同様の、スチール削り出し品が採用されています。
※ESOTERIC F-07 内部
※ESOTERIC F-05 内部
内部の構成を写した写真を見ても、基本的に同じであることがわかると思います。
ESOTERICの新型プリメインアンプの特徴である、
L/R独立のデュアルモノラル入力を基本とした、フルバランス構成のプリアンプ。
プリアンプからパワーアンプ終段まで、全段L/R独立のデュアルモノラル構成。
L/R、正/負、合計4回路分の、ラダー抵抗切替型ボリュームを、
電子制御する『ESOTERIC-QVCS』の採用。
電源独立の、MM/MC対応デュアルモノ・フォノイコライザーの搭載。
プリアンプの制御部を電気的に分離する、ウルトラ・ローノイズ・ロジックコントロールの採用。
など、基本となる回路は、ほぼそのまま搭載されています。
主な違いは、パワーアンプ部と、入力関係とアクセサリー回路などです。
パワーアンプの最終段は『F-05』の3パラから2パラに変更されていますが、
定格出力が100w+100w(8Ω)であることを考えると、
連続動作15A、瞬間動作30Aのバイポーラトランジスターの2パラであれば、十分に強力です。
『F-07』に搭載される電源トランスは、EI型で633VAと、
『F-05』の940VAとサイズダウンしていますが、こちらも定格出力を考えると、十分に大型です。
※F-07 電源トランス&ブロックコンデンサー
コンデンサーに関しては、デュアルモノ構成で、
片ch辺り10,000μF*4本の合計80,000μFと、上位モデルと同容量が確保されています。
トーンコントロール回路は、『F-03A』『F-05』の3バンドから、
バス、トレブルの2バンドへ変更されています。
贅沢にも、このトーンコントロール回路も、
デュアルモノ・バランス構成とすることで、音質劣化を抑えています。
入出力端子に関しては、XLR入力が1系統になるとともに、
録音もしくはプリアウト出力として使用する端子が、RCA1系統となっています。
※ESOTERIC F-07 背面
上位モデルで話題の、11.2MHzのDSD信号にも対応した、
USB-DACユニット、『OPC-DAC1』を内蔵できるスロットは、もちろん採用されています。
※OP-DAC1 DSD11.2MHz、PCM384kHz/32bit対応USB-DACユニット
ESOTERIC F-07 AB級プリメインアンプ NEW
定価550,000円(税別) 7月20日発売開始
定格出力 : 100w+100w(8Ω)、170w+170w(4Ω)
ダンピングファクター : 370
入力
・XLR入力*1系統
・RCA入力*4系統
・PHONO入力(RCA端子)*1系統 : MM/MC切替
・外部プリアンプ入力(XLR端子)*1系統
出力
・RCA出力*1系統 : プリアンプ出力、録音用出力切替
・ヘッドフォン出力*1系統 : 専用ヘッドフォンアンプ回路搭載
・スピーカー端子 : スクリュータイプ*2系統
トーンコントロール
・バス : ±12dB/63Hz
・トレブル : ±12dB/14kHz
サイズ : W445mm*H191mm*D468mm(突起物含む)
重量 : 27.2kg
オプションボード : OP-DAC1 USB入力搭載D/Aコンバーター NEW
定価80,000円(税別) 7月1日発売
デジタル入力
・同軸(RCA端子)*1系統 : 32~192kHz、16~24bit/リニアPCM
・光(TOS)*1系統 : 32~192kHz、16~24bit/リニアPCM
・USB-B端子*1系統 : PCM/32~384kHz、16~32bit ・ DSD/2.8、5.6、11.2MHz
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