日本音響エンジニアリングのルームチューニングアイテム、
『AGS(Acoustic Grove System)』のお届けと、設置をさせて頂きました。
※日本音響エンジニアリング AGS SILVAN(両サイド) & ANKH-Ⅲ(中央)
『AGS』は店頭で、比較的導入しやすい『SYLVAN』の本格的なデモを、
今年の春より開始させて頂いていますが、
ご体験頂いた皆さんからも大変高い評価を頂いています。
『SYLVAN』展示開始のブログはこちら↓
https://nojima-audiosquare.blogspot.jp/2017/05/agssylvan.html
S様はスピーカーの入替、真空管パワーアンプとSACDプレーヤーの新規導入、
ラックの変更及び、スピーカーの設置場所を含めたレイアウト変更等々、
昨年の夏から大幅なシステムの変更を行ってきました。
その上で浮上したのが、部屋のルームアコースティックの問題。
そこで、店頭で『SYLVAN』のデモンストレーションを行わせて頂きました。
S様からも、その効果の高さに高い評価を頂きました。
今回の導入前には、お部屋によりあったモデルと設置場所をご提案させて頂く為に、
『SYLVAN』を始め、『ANKH Serise』の代表的モデルを持ち込み、デモを行いました。
基本形の『ANKH』、コーナー用の『ANKH-Ⅱ』、
そして小型ながら効果の高い『ANKH-Ⅲ』を部屋に設置しながら、その効果を確認。
1階のリスニングルームからお庭へのアクセス等も考慮しながら、
最終的に最も効果的な組合せとなったのが、
今回お届けをさせて頂いた、『SYLVAN』と『ANKH-Ⅲ』でした。
『SYLVAN』はコーナーに設置する『ANKH-Ⅱ』の代わりに設置。
部屋のサイズも関係するのでしょうか、『ANKH-Ⅱ』以上にしっくりとするバランスに。
スピーカーのサイド(若干前)に置くよりも、奥行き感が増し自然な定位が得られました。
そして『AGS』の効果をより高めてくれたのが小型の『ANKH-Ⅲ』。
テーブルの上に置くと一気に定位が良くなり、前後感も明瞭になります。
手前に置くか、奥側に置くかでも表情が大きく変わります。
奥側だとより音場が深くなり、手前に置くとボーカルや楽器の実在感がアップします。
設置・調整が終わった後は、S様にも笑顔が。
『AGS』の効果で大き目の音量でも部屋の中で音が飽和する様な感覚が抑えられました。
また、低域は量感を損なうことなく、より明瞭になりました。
中高域の密度感も上がり、ボーカルや個々の楽器の質感もアップしました。
今回、S様宅での導入前のデモンストレーションでは、
想像していた以上に『AGS』の部屋に対しての量が大きなカギになる事を感じました。
プライベート的な部屋の容積では、大型の『ANKH Serise』は、
マイナスの効果にもなり得る事を体感させて頂くなど、有意義な時間となりました。
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