実は一般的なドーム型ツィーターを使用したエントリーモデルにも優れた製品があります。
特に近年は、KEFやInfinity、そしてTAD等で高性能なスピーカーを開発してきた、
アンドリュー・ジョーンズが加わり、新しいシリーズを積極的に展開しています。
そんな新しいELACの入門機シリーズが『Debut LINE』。
その中の最小サイズであり、最新モデルが『Debut B4』になります。
※ELAC Debut B4 ブックシェルフ型スピーカー NEW
ウーハー径は100mm。
アラミド繊維を使用する事で強度と軽さを実現する事で、しっかりとした低域再生を実現。
25mm径のツィーターは、ウーハーとのタイムアライメントを取る為に奥まった位置に配置。
楕円形のウェーブガイドと組み合わせる事で、指向性をコントロールするとともに、
キャビネット面の回析からを抑え、クリアーで定位の良い高域再生を狙っています。
口径が小さくなった事に合せて、エンクロージャーをスリム化。
ニアフィールド・リスニングにもおすすめのモデルとなりました。
ただし、むやみやたらと小型化をしていないので、
低域の量感はウーハーのサイズ以上のものを感じます。
サウンドに関しては、『JETツィーター』を搭載したモデルとは趣を変え、
エネルギー感よりも繊細なディテール描写の良さを感じます。
落ち着いたバランスの小型スピーカーをお探しであれば、ぜひ一度お聴きください。
ELAC Debut B4 ブックシェルフ型スピーカー NEW
定価43,000円(ペア/税別)
型式 : 2ウェイ・バスレフ型
搭載ユニット
・ツィーター : 25mmソフト・ドーム*1基
・ウーハー : 100mmウォーヴン・アラミドファイバー・コーン*1基
周波数特性 : 48~20,000Hz
クロスオーバー周波数 : 2,500Hz
能率 : 84.5dB(2.83V/1m)
インピーダンス : 6Ω
サイズ : W178mm*H292mm*D216mm
重量 : 4.2kg
仕上げ : ブラックビニール・ブラッシュド
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