真空管セパレートアンプがモデルチェンジし、
『CL-38uC』(プリアンプ)と『MQ-88uC』(パワーアンプ)として登場しました。
年末ぎりぎりに、デモ機のご用意が出来ましたので、早速展示させて頂きました。
※LUXMAN CL-38uC(下段) 真空管プリアンプ NEW
MQ-88uC(上段) 真空管パワーアンプ NEW
プリアンプの『CL-38uC』は前作より幅が40mm大きくなりました。
これは先行で発売された、真空管アンプ『LX-380』と、
真空管バッファ搭載CDプレーヤー『D-380』のサイズに幅を合わせた事によるものです。
『LX-380』と『D-380』のご紹介はこちら↓
http://nojima-audiosquare.blogspot.jp/2016/09/luxman10cd.html
サイズアップにより背面スペースに余裕が生まれた為、
要望の多かったXLR端子によるバランス入力(トランス使用)が搭載されています。
基本構成は前作『CL-38u』を継承。
特にご購入の決め手になる事も多かったフォノ回路は、そのまま搭載されています。
MC入力用の昇圧トランスは、L/R独立、Low/High2段階のゲイン毎に独立の計4個を搭載、
アナログレコード・ファンには嬉しい仕様となっています。
木製のケースに囲まれた筐体は、
内部シャーシを全方位シールドの金属製とする事で、高いシールド性を誇ります。
電源にはチョークトランスも搭載。
電源トランスと共に一体型のシールドケースで覆う事で、磁束の漏れを抑えています。
真空管プリながら、聴感上のS/N感が高いと評価される『CL-38uC』の基本性能は、
こう言った周到な設計から生まれたものと言えます。
また、LUXMANのアンプの中でも、最も充実したアクセサリー回路も魅力。
ターンオーバー周波数をそれぞれ3つから選べる、BASS、TREBLEのトーンコントロール、
ステレオ、モノラルの切り替え、LOWカットスイッチ等々、
レコード再生時にあると便利な回路がしっかりと搭載されています。
また音量調整をリモコンで行える点も、高い評価を頂いています。
『MQ-88uC』も前作同様、『KT-88』の3極接続・プッシュプル構成を継承。
定格出力は必要にして十分な25w+25wを確保しています。
さらに今回は、4、8、16Ωそれぞれに独立したスピーカー端子を設けています。
入力は2系統。
1系統はボリュームをパスするダイレクト入力。
もう1系統は、フロントのボリュームで音量調整が出来るバリアブル入力となっています。
CDプレーヤーのみのシンプルなシステムであれば、直接接続も可能な仕様です。
ともに搭載される真空管は、スロバキアのJJ社製を採用。
信頼性を更にアップさせています。
『CL-38uC』と『MQ-88uC』の『TIAS2018』での発表の様子はこちら↓
https://nojima-audiosquare.blogspot.jp/2017/10/tias-2017luxmancl-38umq-88ucustom-serise.html
この組み合わせで無ければ手に入れられない、繊細で緻密な絹の様な肌触りが魅力。
その肌触りにウォームさが加わり、何とも言えない豊かさを感じさせます。
また、歪の少ない出力トランスと、高いS/N感を誇るプリアンプにより、
広がり感のある、高い空間表現能力をもつ現代的な表現もあわせ持っています。
独特の浮遊感は、この組み合わせで無ければ手に入らない、オンリーワンの魅力と言えます。
LUXMAN
CL-38uC 真空管プリアンプ NEW
定価360,000円(税別)
搭載真空管 : ECC83S*3本、ECC85*5本
入力 : RCA端子*3系統、XLR端子*1系統、フォノ入力(RCA端子)*1系統
録音用入出力 : RCA端子*1系統
プリ出力 : RCA端子*2系統
サイズ : W440mm*H169mm*D307mm
重量 : 13.3kg
付属品 : 音量調整用リモコン(RA-19)、電源ケーブル(JPA-10000)
MQ-88uC 真空管ステレオ・パワーアンプ NEW
定価390,000円(税別)
搭載真空管 : KT-88*4本、ECC83S*2本、ECC82*2本
定格出力 : 25w+25w(4、8、16Ω)
入力 : ダイレクト入力(RCA端子)*1系統、バリアブル入力(RCA端子)*1系統
出力 : スピーカー端子*1系統(4、8、16Ω独立)
サイズ : W440mm*H184mm*D230mm
重量 : 16.1kg
付属品 : ボンネット、電源ケーブル(JPA-10000)
オーディオスクェアは『LUXMAN 正規取扱店』です。
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