その中でも、『憧れの』と言う言葉にぴったりとはまるのは、
やはり伝統と言えるアルニコマグネットを採用した15インチの同軸ユニット、
『デュアルコンセントリック・ドライバー』を搭載したモデルでしょう。
現在2機種がラインナップされている、
アルニコマグネットの15インチ・デュアルコンセントリック搭載モデルの1つ、
『Canterbury/GR』を12月24日(日)までの期間限定でご用意しました。
※TANNOY Canterbury/GR フロアー型スピーカー
搭載されるユニットはTANNOYの歴史を代表するユニット、
『モニター・ゴールド』を現代に蘇らせた『ゴールドリファレンス・デュアルコンセントリック』。
マグネットに通常のアルニコマグネットの3倍の磁気エネルギーを持つ、
『ALCOMAX-3』を採用する事でアルニコの魅力である応答性をより高めています。
コーン紙には、近代TANNOYの最上位モデル『Kingdam Royal Series』の技術を投入した、
クルトミューラー社製のマルチファイバーペーパーコーンを採用。
異種パルプ繊維を混合させる事で、
軽量化と高剛性を両立するとともに、分割振動を低減しています。
『Canterbury/GR』に搭載される15インチユニットは、
更なる剛性アップの為に、コーン紙背面に補強用リブが追加される伝統的な仕様です。
また、エッジには伝統的なハードエッジを採用。
コットンクロスをツインロール状に形成し、フェノール樹脂を浸透させることで、
強度だけでなく耐久性も高められています。
ツイーターには現代だからこその素材『アルミ・マグネシウム合金』を採用。
5段階でプレスする事で、振動板内部の歪みを取り除きながら形成します。
この逆ドーム型振動板を使用したコンプレッションドライバーを搭載しています。
エッジには『Kingdam Royal』で初採用された、マイラーフィルム製エッジを採用。
コンプレッションドライバー独特のメタリックな響きが無くなるとともに、
早い段階からスムーズな再生音を楽しめる利点もプラスされています。
※15インチ・アルニコマグネット採用デュアルコンセントリック構造図
アメリカンウォルナットの突板と無垢材を贅沢に使用した、
手作業によるオイルフィニッシュのエンクロージャーも『Canterbury/GR』の魅力。
エンクロージャーのフロント両サイドに設けられた、
ポートを開閉する事で低域をコントロールする『VDPS』も搭載。
『PRESTIGE Series』でも、この方式が残るのは『Canterbury』だけになりました。
搭載されるクロスオーバーネットワークに採用された、
フィルムコンデンサーやコイル、フィルム抵抗を始め、
ハードワイヤリングのネットワークボードの配線には純銀単線、
その他の内部配線には6N-PCOCCを採用するなど、
『Kingdam Royal』の開発プロジェクトの成果がそのまま引き継がれています。
クロスオーバーネットワークはアッセンブリー後に、
マイナス190℃で冷却する『DCT(ディープ・クライオジェニック処理)』を施しています。
幅680mm、高さ1,100mm。重量63kg。
現代のスピーカーとしてはかなり大型のエンクロージャーが奏でる、
ゆったりとしたスケール感あふれるサウンドを、この貴重な機会にぜひご体験下さい。
TANNOY Canterbury/GR フロアー型スピーカー
定価3,300,000円(ペア/税別) 受注生産品
形式 : 2ウェイ・バスレフ型、VDPS(Variable Distrbuted Port System)搭載
搭載ユニット : 15インチ・デュアルコンセントリックドライバー
・ウーハー : 380mmマルチファイバーペーパーコーン/52mmボイスコイル
・ツィーター : 52mmアルミマグネシウム合金振動板採用・コンプレッションドライバー
クロスオーバー周波数 : 1.1kHz
調整 : ±3dB(1.1kHz~27kHz)、+2dB/oct.~-6dB/oct.(5kHz~27kHz)
能率 : 96dB(2.83V/1m)
インピーダンス : 8Ω
周波数特性 : 28Hz~27kHz(-6dB)
エンクロージャー構造
・高密度バーチ合板、25mm厚フロントバッフル、高剛性ブレーシング(添木)内部加工
仕上げ : ウォルナット無垢材/突板仕上げ
サイズ : W680mm*H1,100mm*D480mm(サランネット含む) エンクロージャー容積235L
重量 : 63kg(1台)
12月24日(日)午後までの期間限定デモとなります。
▽△
0 件のコメント:
コメントを投稿