今回ご用意したのは、エントリーモデルの『MA5300』と、
パワーアンプの出力段にアウトプットトランスを搭載した『MA7200』です。
※McIntosh MA5300(上段) NEW MA7200(下段) NEW
USB-DAC機能搭載プリメインアンプ
昨年末からMcIntoshのプリメインアンプは、ちょうどモデルチェンジのタイミング。
それに合わせ内蔵するD/Aコンバーターをモジュール化。
USB-B端子1系統の他、同軸と光のデジタル入力を各2系統装備。
USB入力時には、DSD系・最大11.2MHz、PCM系・最大384kHz/32bitに対応しています。
また同軸と光は、最大192kHz/24bitに対応しています。
※McIntosh DA1・デジタルモジュール
さらにMcIntoshのSACDトランスポートとの専用端子『MCT』を装備する事で、
SACDのDSD信号をデジタル伝送出来るようになっています。
このD/Aコンバーターモジュール『DA1・デジタルモジュール』は、
将来的に交換する事で新しいフォーマットに対応できる設計となっています。
『MA5300』は、MM対応のPHONO入力を含め、
RCA端子が4系統、バランス(XLR)端子が1系統の、合計6系統装備しています。
※McIntosh MA5300 背面
『MA5300』はアウトプットトランスを搭載していないので、
スピーカー端子は、プラスとマイナスの1組が装備されています。
『MA7200』のPHONO入力は、MM用とMC用がそれぞれ1系統装備されています。
その他にRCA端子が5系統、バランス(XLR)端子が1系統装備されています。
※McIntosh MA7200 背面
『MA7200』のスピーカー端子は特徴的です。
真空管アンプと同じく、アウトプットトランスを搭載しているので、
スピーカーのインピーダンスに合わせ、2Ω、4Ω、8Ωの端子が装備されています。
またトランスの関係で、インピーダンスに関係なく200w/chの出力を誇ります。
同じスピーカーに接続して聴き比べを行うと、
『MA5300』は『MA7200』に比べ、ボーカル帯域は明瞭になる傾向です。
逆に中低域の厚み、エネルギー感と解像度感は『MA7200』が勝る様に感じます。
低域のリズム帯域を重視するなら『MA7200』、
中高域のクリアーさや明るさを求めるなら『MA5300』と言ったところでしょうか。
それぞれに魅力がありますので、
ぜひこの機会にその違いを楽しんで頂きたいと思います。
7月7日(土)までの期間限定でお聴き頂けます。
McIntosh
MA5300 USB-DAC機能搭載プリメインアンプ NEW
定価550,000円(税別)
定格出力 : 100w+100w(8Ω)、160w+160w(4Ω)
周波数特性 : 20Hz~20kHz(+0、-0.5dB)、10Hz~100kHz(+0、-3dB)
アナログ入力
・RCA端子*4系統
・XLR端子*1系統
・Phono入力(RCA端子)*1系統 : MM対応
デジタル入力 : DA1デジタルモジュール
・MCT端子*1系統 : 44.1kHz/16bit(CD)、DSD2.8MHz(SACD)
・USB-B端子*1系統
・DSD系・最大11.2MHz、PCM系・最大384kHz/24bit、DXD・384kHz
・同軸*2系統 : 最大192kHz/24bit
・光*2系統 : 最大192kHz/24bit
サイズ : W445mm*H152mm*D503mm(脚部、突起部含む)
重量 : 17.2kg
MA7200 USB-DAC機能搭載プリメインアンプ NEW
定価780,000円(税別)
定格出力 : 300w+300w(2/4/8Ω)
周波数特性 : 20Hz~20kHz(+0、-0.5dB)、10Hz~100kHz(+0、-3dB)
アナログ入力
・RCA端子*5系統
・XLR端子*1系統
・PHONO(MM)*1系統
・PHONO(MC)*1系統
デジタル入力 : DA1デジタルモジュール
・MCT端子*1系統 : 44.1kHz/16bit(CD)、DSD2.8MHz(SACD)
・USB-B端子*1系統
・DSD系・最大11.2MHz、PCM系・最大384kHz/32bit、DXD・384kHz
・同軸*2系統 : 最大192kHz/24bit
・光:2系統 : 最大192kHz/24bit
サイズ : W445mm*H194mm*D476mm(脚部、突起部含む)
重量 : 34.1kg
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