ESOTERIC(エソテリック)の新型SACDプレーヤー『K-05X』のデモ機が到着しました。
※ESOTERIC K-05X USB-DAC搭載SACDプレーヤー
型番だけを見てみると、新世代ESOTERICの入門機として人気の高かった、
『K-05』のマイナーチェンジ・モデルと思われがちですが、
デザインと、搭載されるメカがVRDS-NEOの『VMK-5』であること以外は、まったくの別設計。
フルモデルチェンジと言っていい内容です。
D/Aコンバーター及び、アナログ出力段のみならず、
電源部も新設計ですし、デジタル入力部、メカのコントロール部も変更されています。
※K-05X 背面
※K-05 背面
『K-05X』と『K-05』の背面を見てみると、端子の配置に大きな違いがある事がわかります。
『K-05X』では、USB入力部の基板が独立して取り付けられています。
D/Aコンバーターを含むアナログ出力段は左右対称のデュアルモノ構成。
『K-05』も同様な構成となっていましたが、
今回は、メカの右サイドにあるコントロール系の基板が一回り小さくなり、
D/Aコンバーター部は完全左右対称になっています。
※K-05X D/Aコンバーター&アナログ出力段の基板
フラグシップモデルの『Grandiosoシリーズ』の技術を継承した、
32bitDACデバイスを複数個組み合わせ、34bitの解像度を得る事で変換誤差を極小にする、
『34bitD/Aプロセッシング・アルゴリズム』や、
『ESOTERIC-HCLD Type2 バッファーアンプ回路』など、
最新ESOTERIC技術が、しっかりと採用されている入門機です。
USB-DACの入力部は最新仕様。
国内メジャーメーカーで、初めてDSDの11.2MHzに対応しています。
また、PCM系は、最大384kHz/32bitに対応しています。この辺りも最新仕様。
これに伴い、WindowsPCは専用ドライバーのインストールが必須となりました。
(『K-05』は、PCM系で96kHzまではドライバーをインストールせずに動作しました)
ESOTERIC K-05X USB-DAC機能搭載SACDプレーヤー
定価580,000円(税別)
アナログ出力 : RCA、XLR各1系統
デジタル出力 : 同軸、光各1系統
デジタル入力 : 同軸、光、USB-B各1系統
クロックシンク : BNC*1系統 44.1、48、88.2、96、176.4、192kHz/10、22.5792、24.576MHz
サイズ : W445mm*H131mm*D355mm
重量 : 約14kg
同時発売の『K-07X』との差等に関しては、こちらのブログで↓
http://nojima-audiosquare.blogspot.jp/2015/02/esotericsacd2k-05xk-07x225.html
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