話は飛びますが、藤沢市の『市の花』は『フジ』でして、お店の周辺にも藤棚が多くあります。
特にお店のある、湘南モールFillのとなりに流れる引地川と、
江の島のすぐそばに河口がある境川沿いには、
多くの藤棚やフジの名所があり、通称『フジロード』という名前で、
フジの花が咲くゴールデンウィーク時期は観光名所の1つとなります。
藤沢市のHP、フジロード・マップはこちらを↓
http://www.city.fujisawa.kanagawa.jp/kouen/kyoiku/leisure/koen/roadannai.html
市内個人宅の、庭先のフジも咲き始めていますので、
フジロードの有名なフジの花の開花はどんなものだろう・・・と見に出かけてみました。
藤沢市は平安時代末期から開拓されはじめ、
源平の時代には江の島を含め歴史に多く顔を出し始めます。
国道1号線沿いにある白旗神社には、源義経の首が埋葬され弔われたとされています。
この白旗神社の藤棚も有名です。
藤沢といえば『遊行寺』も有名です。
お正月の箱根駅伝でも有名な、『遊行寺坂』の名前の由来のお寺です。
藤沢は、鎌倉時代末期に、
踊念仏の遊行(ゆぎょう)で有名な『一遍上人』が開祖の、
時宗の総本山・『清浄光寺(しょうじょうこうじ)』が開山し、
室町時代には、門前町として発展していきます。
時宗では、歴代の法主(ほっす)を遊行上人と称します。
修行や布教の為、諸国を遊行する厳しい生活から引退した後、
残りの人生を送ったのが清浄光寺で、彼らは藤沢上人と呼ばれました。
『藤沢上人=遊行上人』である事から、遊行上人のいらっしゃるお寺と、
その後『遊行寺(ゆぎょうじ)』と呼ばれる事となりました。
また、山号である『藤澤山』が町の名前となり、東海道の宿場町として有名になりました。
境内の大銀杏と桜は有名ですが、昭和初期はフジの名所だったそうです。
現在は、本堂横にあったフジが駐車場横に移植されています。
ちょうど咲き始めといったところでしょうか。
藤沢市のフジロード・マップを見ていると、
公園や広場など公の場所のなかに、『端山藤園』と呼ばれる個人宅があります。
道から少し入ると、民家の入り口に看板が立っています。
フジに囲まれたお家です。
※入り口にあるフジ
こちらは藤沢市の市花フジの保護育成を目的とした、
『藤倶楽部』の顧問をなさっていた方の自宅で、フジの花の時期はご好意で解放されています。
特に有名なのが入り口を入って左側の藤棚です。
ちょっと時期が早かったようで、満開はもう少し先ですね。
ここは、花房が長く、見事なフジが咲く事で有名です。
花房を長くするには、水やり等でかなり苦労するそうです。
庭先には鉢植えのフジも数多くあり、トップシーズンは、まさにフジに囲まれた家になります。
今日は他にも何か所か、フジロード・マップにのっている藤棚を見て回ったのですが、
今年は全体的にフジの開花が遅いようです。
ゴールデンウィーク前半の気温はかなり高いようなので、
4月末位からは、ちょうど見頃になるのではないでしょうか。
オーディオスクェア藤沢店では、ゴールデンウィークの4月29日(水/祝)に、
TRIODE(トライオード)『真空管アンプキット製作講習会』を開催します。
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