90周年記念モデル第2弾・『L-590AXⅡ』の先行試聴の機会を頂きました。
※LUXMAN L-590AXⅡ 純A級プリメインアンプ 90周年記念モデル
先日のブログでもご紹介しましたが、
搭載される純A級パワーアンプの出力は30w+30w(8Ω)と、『L-590AX』からの変更はありません。
が、電源部を大幅にグレードアップするとともに、
セパレートアンプで開発された、新しい増幅帰還回路『ODNF Ver.4.0』を搭載しました。
電源コンデンサーの容量は、パワーアンプの『M-700u』と同等の80,000μF(10,000μF*8)と、
従来モデルから2倍へと大幅に容量UPしています。
ボリュームコントロールも、88ステップの『新LECUA1000』へとグレードアップされています。
担当セールスの方が、製造ラインでのチェック用に製造された、
最終製品仕様を持ち込んで下さいました。
早速、配線をして試聴開始です。
デザインはLUXMANファンでも、
相違点を見つける事が難しいであろう程の小変更が2ヶ所です。
①モデル名のL-590AXの後に、赤い文字でMark2の表記
②メーターの周りに、金色の細いライン
特に②に関しては、販売店のスタッフも気づく方はほとんどいないそうです。
また、メーターの感度が若干良くなっており、動きが機敏になりました。
(今までのLUXMANと、Accuphaseの間くらいのスピードです。)
LUXMANのSACDプレーヤー『D-06u』と、Bowers&Wilkins(B&W)の『804SD』を接続。
聞きなれたソフトを何枚か聞かせて頂きました。
新型のLECUA搭載や、電源の強化というお話をうかがっていましたので、
音が出た瞬間、まずは『おや!?』と感じました。
てっきり、全体を締め上げたようなクリアーで、
高解像度感なサウンドの方向に進んでいるのでは、と想像していたのですが、
良い意味で裏切られました。
まず感じるのが、音の太さと密度感です。
『純A級アンプのLUXMAN』というイメージを多くの方に植え付けた、
『L-560』や『L-570』の頃の、懐かしいラックス・サウンドという言葉が頭に浮かびました。
響きが豊かで、人が演奏している、人が歌っているという当たり前の事を当たり前に感じさせます。
こうなると、どうもディテールは甘くなる・・・というパターンが多いのですが、
『L-590AXⅡ』では、このディテールに関してはしっかりとピントが合っています。
この緻密さ、細やかさは、プリメインアンプという枠を大きく超えていると思います。
とてつもなく細密に描かれた絵画の様な、スーパーリアリズムの世界です。
写真ではなく、絵画の様と感じるのは、
そのサウンドにLUXMANの一貫した『音楽再生に対する想い』が込められているからでしょう。
LUXMAN L-590AXⅡ 純A級プリメインアンプ
定価580,000円(税別) → 6月下旬発売
定格出力 : 30w+30w(8Ω)、60w+60w(4Ω)
入力 : RCA*4系統、XLR*2系統、PHONO*1系統(MM/MC対応)
録音入出力 : RCA*1系統
プリアウト : RCA1系統
メイン入力 : RCA1系統
スピーカー出力 : 2系統(A+B同時出力対応)
ヘッドフォン出力 : Φ6.3mm1系統
サイズ : W440mm*H193mm*D463mm(全面ノブ20mm、背面端子37mm含む)
重量 : 28.4kg
6月20日(土)、21日(日)に開催する、
体験型試聴会『ASq Laboratory』で、『L-590AXⅡ』を使用したイベントを行います。
詳しくはこちら↓
http://nojima-audiosquare.blogspot.jp/2015/06/asq-laboratoryluxmanaabl-590ax.html
オーディオスクェアは『LUXMAN 正規取扱店』です。
只今、先行ご予約承り中です。
オーディオスクェア藤沢店 TEL 0466-31-0603
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