カラヤンは数多くの指揮者の中でも、もっともメジャーな指揮者と言えるでしょう。
彼以前にもフルトヴェングラー、トスカニーニ、ワルターといった巨匠指揮者もいますが、
ヨーロッパの音楽であるクラシックを、全世界に普及したという点において、
彼を超える指揮者はいないのではないでしょうか。
活躍した時期が、録音技術の進化とパッケージメディアの普及時期と、
また、航空機産業の発達による移動の自由化と重なったことも、
彼にとっては幸運だったと言えます。
(日本へは通算11回公演の為に訪れています。)
公式デビューした当時の、SPレコードの為のワックス盤への初期電気録音からはじまり、
LP用のアナログ・モノラル録音、そしてアナログ・ステレオ録音。
そしてデジタル録音に至るまで、常に最先端の録音を行ってきました。
それ以外にも、映像作品も残しています。
SPからCDに至るまで、数多くのソフトを発売しており、
オーディオを使用しての音楽再生の歴史から見ても、大変重要な指揮者といえます。
また残された録音楽曲数は、現在でもトップであると言われています。
今回は、グラモフォンが所有する数多くの録音の中から、
厳選の17タイトルが『プラチナSHMディスク』で登場します。
(没25年企画の通常SHM-CD仕様の再販分は75タイトル発売されます。たった1人なのに!!)
『プラチナSHMディスクとは何か』は、こちらのブログをご覧下さい↓
http://nojima-audiosquare.blogspot.jp/2013/11/platinum-shmcdcd.html
全17タイトルの内7タイトルが本日入荷いたしました。
※カラヤン没後25年企画 プラチナSHMディスク
①ベートーヴェン:交響曲第1番・第2番 (UCCG-40011)
録音年:1961年12月(第1番・第2番)、1962年1月(第2番)
録音場所:ベルリン、イエス・キリスト教会
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
②ベートーヴェン:交響曲第5番【運命】・第6番【田園】 (UCCG-40012)
録音年:1962年2月(第6番)、3月(第5番)
録音場所:ベルリン、イエス・キリスト教会
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
③ベートーヴェン:交響曲第7番・第8番 (UCCG-40013)
録音年:1962年1月(第8番)、3月(第7番)
録音場所:ベルリン、イエス・キリスト教会
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
④ベートーヴェン:交響曲第9番【合唱】 (UCCG-40014)
録音年:1962年10、11月
録音場所:ベルリン、イエス・キリスト教会
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
グンドゥラ・ヤノヴィッツ(ソプラノ)
ヒルデ・レッセル=マイダン(アルト)
ヴァルデマール・クメント(テノール)
ヴァルター・ベリー(バス)
以上4枚は、カラヤン2度目のベートーヴェン全集より。
2003年にリマスタリングされたDSDマスターを使用。
⑤ブラームス:交響曲第2番・第3番 (UCCG-40015)
録音年:1977年10、12月、1978年1、2月
録音場所:ベルリン、イエス・キリスト教会
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
カラヤン2度目のブラームス全集より。
2013年にリマスタリングされたDSDマスターを使用。
⑥マーラー:交響曲第5番 (UCCG-40016)
録音年:1973年2月1日
録音場所:ベルリン、イエス・キリスト教会
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
カラヤン初のマーラー録音。
2013年にリマスタリングされた24bit/96kHzリニアPCMマスターを使用。
⑦マーラー:交響曲第6番【悲劇的】 (UCCG-40017)
録音年:1975年1、2月、1977年2、3月
録音場所:ベルリン、フィルハーモニー
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
2012年にリマスタリングされたDSDマスターを使用。
以上7タイトル、全て3,599円(税込:3,333円/税別)となっております。
発売元のユニバーサル・ミュージックの特設サイト、
『The 25th memorial of Herbert von Karajan』がなかなか面白いので、のぞいて見てください↓
http://www.universal-music.co.jp/classics/karajan2014/
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